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子育て中に出会う街の優しさ【子育てポジティブキャンペーン】

「あら、自転車乗ってるの。がんばってね。」
「ママとお散歩、いいわね~。」
「気を付けていってらっしゃい。」


ただ、子どもを連れて外を歩く。

それだけで、本当にたくさんの優しさに出会うと感じている。



5月、祖父が2歳のちびちーちゃんにペダルのついていない自転車を買ってくれた。

西松屋

土日になると、この自転車で近所をお散歩することが日課。今は自転車に夢中で、2時間弱、平気な顔をして自転車を押したり乗ったりしてサイクリングをする。(体力がすごい。笑)

まだ乗り始めて間もない自転車。ちびちーちゃんはバランスを崩したり、何かの拍子でハンドルを取られてしまったり、たくさん転ぶ。泣かないけどね。


私は街中でちびちーちゃんが自転車に乗ることに抵抗があった。公園で乗るべきだと思ってた。でも、ちびちーちゃんはどうしても歩道で自転車を乗りたがっていた。

我が家の近所の歩道は広いし、何なら自動車の道路・自転車の道・歩行者の歩道もあるけれど、私はとにかく人に迷惑をかけてしまうのではと怖かった。

けれど、街中の人の反応のほとんどは優しかった。とってもあたたかった。

「お、自転車。がんばってね!」
「すごいわね~~~!」
「楽しんでおいで!」

強面のおじさんも、ガタイの大きな外国人も、おばちゃんも小学生のお兄さんお姉さんも、お散歩中のワンちゃんまでちびちーちゃんを見て、笑顔になる。時に優しい言葉をかけてくれる。


ーーああ、楽しそうに頑張っている人を見ると、人は笑顔になるんだ。
ーー楽しそうに頑張っている人を見ると、応援したくなるんだ。


ちびちーちゃんと街の人たちの姿から、そう気づかされた。


子育て中、親は何度も何度も頭を下げる。
電車の中でベビーカーで乗って「すいません」
スーパーで子どもが走って「すいません」
レストランで子どもが泣き出して「すいません」

そんなことを繰り返していたら、いつの間にか外出が億劫になって、子育てしていること自体が人に迷惑をかけているような気持ちになっていた。

でも、それは私の思い込みだったのかもしれない。

世界は思っているよりずっと優しい。

私が発する「すいません」の数よりも、きっと「かわいいね」「気を付けていってらっしゃい」などポジティブな言葉をかけられる方が多い。



私は楽しく子育てを頑張りたい。そして、子育て中に出会う優しさのひとつひとつに気づく感度を磨いて「ありがとう」を返していきたい。

今日も見守ってくれて、どうもありがとう。




明日もいい1日になりますように。




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