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いろいろ食べてほしいのが親心。でも、完食がすべてじゃない。【子育て相談】


友達からこんな相談を受けた。

『食事をぜんぜん食べてくれない。完食できなくて困ってる。』

うんうん。わかるよ。
我が家のちびちーちゃんも離乳食開始の生後5ヶ月から10ヶ月くらいまでほとんど食べなかったもん。食べないことって、とても心配だよね。


友達のお子ちゃんは今は2歳。
離乳食から1歳半くらいまではよく食べてくれたけど、最近はめっきり食事を食べなくなってしまったんだとか。完食なんてもってのほか、と。




私はこんなふうにこたえた。


子どもの発達の面からすると、1歳半前後から食べ物の好みが出てきたり、好き・嫌いの主張ができるようになることで食事量が減ることはわりとあるよ。お子ちゃんは、自我が芽生えて主張ができるようになったから「食べない」という表現をしてるのかもしれないね。

好き嫌いに関しては、自分が子どもだったころを思い出してみて?
ピーマンやネギなど好きだった?一般的な子どもには苦手な子が多そうだよね。
でも、成長するうちに、いつの間にか食べられるようになっていた。そういう食べ物、他にもあるんじゃない?

子どもも同じ。今は食べられなくても、食卓に登場する機会をなくさなければ、ふとしたことがきっかけで食べられるようになるよ。きっと。


「食べることは生きること。でも、完食(好き嫌いがないこと)だけがすべてじゃない。」



友達はすごく努力していた。

なんとか食べられるように、食べなくなった食材をみじん切りにしてハンバーグやお好み焼きに混ぜ込んだり、好き嫌いのなくなるレシピを検索してトライしたり。

見せてもらった食事の写真からは、友達の愛がひしひしと感じられた。


子どもが食事を食べなくなったことを、まあいっか〜と流すこともできたはず。でも、それをせずに、正面から受け止めて、打開するために努力して、ものすごく頑張ってる。尊敬。

しかも、友達は、「これくらい当たり前だよ。」というスタンスだった。

ぜんぜん当たり前じゃないよ。すごいことだよ。





ひとたびスマホの検索窓に

2歳 食事 食べない

と、打ち込めば、解決策はたくさん出てくる。それを、片っ端から試しては、うちの子にはこれは合わないと肩を落とす。解決できない私はだめなママだと思ってしまう。

そうして疲弊するママって、私の友達以外にもいるんじゃないかな。


たしかに情報はいろんなところからキャッチできる世界になった。でも、検索窓はママの努力を知らないから、頑張ってるママにもっと頑張るための情報を届けてしまうことが多い。



心が疲れるその前に、ちょっとおとなりさんに聞くくらいの気軽さで私に話しかけてくれたらいいな。リアルな友達も、これを読んでるそこのあなたも。



いつでもお話できる用意をしておくね。



明日もいい1日になりますように。



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