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慣らし保育帰りの「どうやってがんばるの?」に全力で答える帰り道【子育てエッセイ】

慣らし保育2日目が終わった。

お迎えに行くと担任の先生に「お子さん、保育園で頑張ってましたよ~」と言われた。隣には、なんとなく誇らしそうな娘。

帰りのお支度をして自転車に乗ろうとすると、「ママ、どうやってがんばるの?」と聞かれた。2歳7カ月になった娘は、最近何かとHowの質問が多い。「どうやってかえるの?」「どうやってつくるの?」「どうやってたべるの?」とか。

「どうやってがんばるの?」か。深い。めちゃめちゃ深い。でも、できることなら、私の思う「がんばる」を丁寧に答えたいと思った。帰り道のほんの5分間で、一生懸命伝えたのでその忘備録として残しておく。



私は、ちびちーちゃんには、こんなふうに答えた。

ママが思う「がんばる」は、お胸にできるようになりたい気持ちがあって、何回も何回もやろうとすることだと思う。
ちびちーちゃんは、ぼたんをつけられるようになりたくて、できなくても何回も何回もやってみてたね。ママはそれを「がんばっている」ことだと思ったよ。

おしゃべりが上手なちびちーちゃんといえど、まだ2歳と7カ月。私の説明でもまだまだ難しかったようで、「そーなんだー」と生返事で手ごたえはなかった。

でも、「どうやってがんばるの?」と質問できるようになったということは、いろいろなことに対して自分なりの疑問を持ち、解消しようとする心が育っているということ。また一段と赤ちゃんから子どもらしくなったことに嬉しくなった。


その後も何度か「どうやってがんばるの?」と聞かれたので、私の説明はどこか腑に落ちていないか、納得できない部分があるか、それともただ単にちびちーちゃんの理解力が追い付かなくて自身に落とし込めていないんだと思う。

何度も聞いて、ちびちーちゃんの中に「がんばる」ということはどういうことなのか、新しい言葉の存在を作ろうとしている。「がんばる」の輪郭を知ろうとしているんだろうな。

子どもの成長はまぶしいや。



これからも、ちびちーちゃん質問に、たとえ知らないことを聞かれたとしても丁寧に伝えられる大人でありたいと思った。



明日もいい1日になりますように。



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