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面白い本たちを紹介していくコラム

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小説などの感想を書いていきます。 そしてweb小説を書いていく上で気付いたことを共有したいと思います。
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#読書記録

GA大賞の本気【処刑少女の生きる道〈バージンロード〉ーそして、彼女は蘇るー】の感想

Vol.13

佐藤真登さんの【処刑少女の生きる道〈バージンロード〉ーそして、彼女は蘇るー】を紹介したいと思います。

感想GA大賞と呼ばれる出版社が公募した中で1位だった作品で、かなり人気の作品【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか】以来の大賞とのこと。
表紙が可愛いと思っていて、いつか読みたいと思っていたがやっとその機会に恵まれました。
最初からまさかの展開が起きて、一気に引き込

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やられたらやり返す【盾の勇者の成り上がり】

Vol.12
アネコユサギさんの【盾の勇者の成り上がり】を紹介したいと思います。

感想アニメ化された作品で、アニメを見てから読み始めました。
序盤からみんなから犯罪者の汚名を着せられて性格がねじ曲がるので、最初は読んでて結構辛いです。
しかし、ラフタリアという仲間が出来てからはそういったこともなくなります。
アニメでラフタリアが主人公を抱きしめるシーンはジーンとしました。
web版と書籍版があっ

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楽して勝つには「天鏡のアルデラミン」の感想

Vol.11

宇野朴人さんの【天鏡のアルデラミン】を紹介したいと思います。

感想だいぶ前にアニメがあったのですが、Kindleで半額セールをしていたので今更ながら読みました。
ぐうたら主人公 VS 眠らずの将の戦争での戦いが主で、主人公はお姫様から負け戦を行うが綺麗に相手国に統合されることを目指す、勝たない戦争をしていく話です。
もちろんぐうたら主人公なのであまりやる気を見せないのですが、途中

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ゴブリンを甘く見るな「ゴブリンスレイヤー」の感想

Vol.10

本日は話題になったあの作品、蝸牛くもさんの【ゴブリンスレイヤー】を紹介したいと思います。

感想2018年にアニメ化された作品で、可愛いキャラたちの冒険にほんわかと心休まる視聴者たちにトラウマを植え付けた作品でしたね。
TRPG<テーブルトークRPG>をモチーフにしているところが見受けられる描写が数多くあり、主役とは程遠い村の冒険者が雑魚敵であるゴブリンをずっと倒し続けているという

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このライトノベルがすごい!一位【Unnamed Memory 青き月の魔女と呪われし王】の感想

Vol.9

古宮九時さんの【Unnamed Memory 青き月の魔女と呪われし王】を紹介したいと思います。

感想このライトノベルがすごいで一位だった作品だったので読んでみましたが、独特の世界で確かに納得の一位でした。
どこかへ旅をする話ではなく、基本的に自国内で起きることを解決していく話で、魔女を愛する主人公の真っ直ぐな気持ちを感じられます。
自分はスーファミ時代のRPGを思い出して、ダーク

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【ようこそ実力至上主義の教室へ】の感想

Vol.8
ライトノベルの衣笠彰梧【ようこそ実力至上主義の教室へ】を紹介したいと思います。

感想アニメ化された作品で、序盤で放送も終わってから作品の評価も高いのでずっと読みたかったんですよね。
力を隠していた主人公がどんどん表舞台に立っていき、強敵たちを頭で出し抜く様は読んでいて爽快です。
主人公の彼女もめっちゃ可愛いです。
最初はそうでもなかったけど、どんどん主人公に落ちていく中での言動が可愛

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束縛をしてはならない「獣の奏者」感想

Vol.7
最近新しい本を読むように時代について行ってる気がしてきました。
本に限らず、音楽でも映画でも旬というものがある気がする。
それをしっかり追うことでやっと過去の作品に手を伸ばす余裕が出てくる。
毎年良い作品がたくさん出てくるので、その都度消化しないといつまで経っても追いつけない。
今だからこそ感じる感性があるはずだ。
さて、今日はかなり前の作品を紹介します。
上橋菜穂子さんの【獣の奏者】

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