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『結局組織ってなんなのよについて考えた』11月6日夕刻の日記

最近やっぱり組織ってものについて深く考える自分がいて。今日もある社長とお話ししていた際のこと。

『一人ひとりの能力が伸びて、その一人一人がイエスマンじゃなくなるでしょ?そうすると社長、要らなくなっちゃうのよ。ちょっと寂しいんだけどさ』

って話をしていた。私はハッとした。この方、恐らくティール組織なんかの組織論にガンガン入れ込んでいないとは思うけど、自然に必要があるからこうなってる。(会話の中にティール組織って単語がなかったので独断と偏見ですみません)現場やっぱすごい!と、感動した。

しかし同時に、一人一人の脳味噌が深く考える行為がつまりはこうなって、ぶら下がってあるイエスマンはいなくなるんだなと。そこに行き着いた話題のフックは、

文章を書く必要性について

新入社員の方に、新入社員の目線でしか書けない論文を書いてもらおう!というコンクールを毎年開催しており、その営業手法だったり、新聞の現場を知るためにお伺いした際の話だった。

文章を書かなくなると深い思考ができなくなる。自分で掘り下げていく脳味噌の体力が浅くなるんじゃないかな、とのお話だった。

私は文章でアウトプットをすることが大好きだし(発信して知って欲しいな、こんな考えもあるよ、って言うのをちょっとでも知って欲しいので)活字を読むこともあまり苦にならない。しかしこれは習慣のなせる技と、新聞を読んでいることによるインプットが大きいからだと大きな声で言いたい。

その脳味噌が考える思考が浅くなったとき人は、イエスマンになるんじゃないか。そういえば『イエスマン』って映画のタイトルにあったな。

実話がベースになってるのね。全てにイエス!いいね!と返していたら幸せに終わりました。みたいな話だったっけ(多分)。

組織にとって、イエスマン的な要素は少なからず必要かもしれない。なぜならチームで動く際に一人一人がイエッサーじゃなかったらまとまらないからだ。

多分、ティールが合う組織、またイエスマン的マインドセットが多めが良い組織、ある。そして、DX(デジタルトランスフォーメーション)がある組織は、前者なのかも。ハンコ文化もいらないと思うし。

旧態依然とした日本の組織は、組織改革に四苦八苦している。なぜなら、どうしたらいいかがわからないから。自治体もそう。ここに、コンサル会社の手が加わったりテクノロジーが入ったりする。逆に身軽なスタートアップの動きは迅速かつ、情報を集めるスキルセットがある人材が多いと思うので、世界の動きにも迅速についていける。

そこをキャッチアップしていける人的リソースが旧日本企業にいたとしても、オレンジ組織である以上、そこからの改革はかなり時間を要する気がする。

どうしたら改革に繋がるのか、時代を追いかけられるのか、それにはまず、企業に属しているオレンジ組織の上の方々が、若い外部の方々とつながることが必要だと思う。例えば、地域のコミュニティでもいいし、例えば通っているジムの若い方々でもいい。今を走っているU30で且つ、日常のコミュニティと関わる必要性を強く感じる、千葉の夕暮れに感動しつつ帰ってきた今日。

先は長い。



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