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『テクノロジーは人と人の関係を良くはしないについて考えた』11月21日の日記。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。澄み切った朝空にパワーをもらいつつ朝からトレーニング。なかなか体の調子が上がってオススメです。

ちなみにハマっているトレーニングは強負荷のこちら。高強度インターバルトレーニング。心拍数を短時間で上げて代謝を高めます。

トレーニングを再開してから寒さに対しての体の反応は弱くなり、むしろエネルギー出してる感じ。いい感じです。

ところで、コミュニケーションはみなさん、誰とどのくらい、何でとっていますか?昔々は、時間と空間のその場だけで完結されていたコミュニケーション。

今や時間と空間の概念はありません。地球上、ネットが接続されるところならばどこでも、人とつながることができますね。だいぶ前に見た東京写真美術館での私の毎年のルーチン、"世界報道写真展"でも見た記憶が。だいぶ前なんだなー。これ。引用します。

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ジョン・スタンマイヤー(アメリカ/2013)
夜、ジブチ共和国ジブチ市の海岸沿いで近隣国ソマリアからの安価な携帯電話回線の電波(国外にいる親戚との微弱な繋がり)を捉えようとするアフリカの移民たち。

すでに世界はこのネットによって空間を飛び越え、繋がっています。しかしながら、その距離が縮まれば縮まるほどに、知らなければならないことや、知らなくてもいいことも、増える。現実皆さんそうだと思うのですが、だからこそ、コミュニケーションを一度考える必要があるのだろうなぁと。

かのAppleの祖、スティーブ・ジョブズは家族と食卓を囲むとき、スマートフォンを見ないように言っていたそうです。それは、その人を突然別の空間へ誘ってしまうものだから。コミュニケーションは、意識が必要で、そこに在ることが大切です。それが放棄されてしまうんですね。

テクノロジーによって、人と人は関係がよくは、ならないのではと思います。むしろ周りに今いる人たちを蔑ろにしてしまう危険性もあるのでは。

時間と空間を一緒にしているコミュニケーションに勝るものはありません。視覚、聴覚、嗅覚、様々な感覚で人はコミュニケーションを取ります。

会って話す〉耳による会話〉テキストのみの会話

の順番におそらく皆さん、そうなると思います。(それ以外の方がいらっしゃいましたら教えてください)

色々と個人でプロジェクトに関わる機会が多いのですが、そこで課題だなぁと思うのは、テキストのみのコミュニケーション。

例えばLINE、例えばメッセンジャーなんかです。顔が見えないテキストだけのコミュニケーションは、もちろんアイコンタクトや頷きなどのagree 行動を共通して持てないので、孤立を味わうリスクがあります。いや、ホントこれ。それは私たち大人も少し、んんん?と。

子供たちがこれからテクノロジーによるコミュニケーションが当たり前の世界に生まれてきて、孤独を味わう機会が増えない世界を、泥臭くも作っている状態が、私は必要だと思いました。

優しみが、いろんな場所にある世界は素敵ではないですか?目の前の相手を思いやる。それが世界を良いものにすること、だと思います。なかなか難しいのですが、心には留めておきたいことです。

ちなみに、テクノロジーに関する本でこちらもオススメです。

本の読み方、についても考えることがあるのですが、それはまた次回。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。今日が皆さんにとっても、素敵な1日になりますやうに。



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