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19.チャットGPTに「世の中には二種類の人間がいる」ことについて質問をしてみた

【質問】
世の中には二種類の人間がいる話です。
作家の村上春樹さんの言葉です。「世の中には二種類の人間がいる。『カラマーゾフの兄弟』を読破したことのある人と、読破したことのない人だ」
村上春樹さんにならってあなたも、「世の中には二種類の人間がいる話」を作ってください。

【回答】
世の中には二種類の人間がいる。『星の王子さま』を読んだことのある人と、読んだことのない人だ。

『星の王子さま』は、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの代表作であり、世界中で愛されている童話である。この物語は、星の王子さまが地球にやってきて、様々な出会いや別れを通じて、人間の本質や大切なことを学んでいくという内容である。

この物語を読んだ人は、星の王子さまの言葉や行動から、人生の本当の意味や価値を深く感じ取ることができる。一方で、この物語を読んでいない人は、その深いメッセージを知ることができないまま、日々を過ごしているのかもしれない。

つまり、『星の王子さま』を読んだことのある人と、読んだことのない人とでは、人生の捉え方や価値観に大きな違いが生じる可能性があると言える。

【感想】
村上春樹さんの言葉は、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を最後まで読みきることができた人が実はそんなにいないのでは、ということからくると思う。
確かに、途中までは読んだけど、あるところで断念した、という話を何回かメディアで見た気がする。
これに対してチャットGPTはサン=テグジュペリ『星の王子さま』。
「人生の本当の意味や価値を深く感じ取ることができる」と。
『カラマーゾフの兄弟』に対して、チャットGPTが『星の王子さま』を選んだのは興味深い。ロシア文学に対抗する英米文学の代表的なものと判断したのかな? なんて思ったけど、どうだろう。

というのが前段で本題へ。
私も同じように本の話を。小説ではないけど。
エーリッヒ・フロムの『愛するということ』。
この本を最初に読んだ時は、本当にびっくりした。特にこのフレーズ。
「愛は技術である」
その前後の文章を引用する。
 
生きるのが技術であるのと同じく、愛は技術であると知ることである。どうすれば人を愛せるようになるかを学びたければ、他の技術、たとえば音楽、絵画、大工仕事、医学、工学などの技術を学ぶときと同じ道をたどらなければならない。
 
この本を読む前と読んだ後では、恋愛に対する考え方が大きく変わると思う。
「ただひたすら、その人を心から愛すればいい」
というだけで恋愛が成立すると思わないこと。
「人を愛すること」について、もう一度、見つめ直したくなった。
そんな感じですね。


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