こうちゃん

*「牧」所属/現代俳句協会会員/句集「静電気」*日々の暮らしを句にしながら毎日を大切に…

こうちゃん

*「牧」所属/現代俳句協会会員/句集「静電気」*日々の暮らしを句にしながら毎日を大切に生活していきたい。自分の感じたことを共有してもらえるような句を作りたい。皆さん宜しくお願いします。♪

記事一覧

【俳句 de さんぽ】 
 5/7(月)

アマリリス神話のやうに開きたり

 (アマリリスが夏の季語)

◇◆◇
あまり派手な花は好まないが、アマリリスは魅かれる。派手を通り越して高貴と言おうか、人を寄せつけない孤高の美しさと強さを感じてしまう。
人は自分にないものを求める。

38

【俳句 de さんぽ】
5/ 1(水)曇り

自転車の永遠に錆ぶ藤の下
(じてんしゃのえいえんにさぶふじのした)
季語は藤 (春)

◇◆◇
藤は好きな花のひとつ。藤の花の下にいたら甘いかおりに包まれて眠くなってしまいそう。ましてや風が通り過ぎたら…キュン。紫も白藤もいいな

45

【俳句 de さんぽ】
4 / 25(木)晴れ

てふてふの集まりさうな靴の先

季語 てふてふ (蝶々) で春の季語

◇◆◇
この時季は裏山の散歩が最適な時期。曇りを狙って行く。若葉がとても綺麗。そして蝶々をよく見かける。紋白蝶や紋黄蝶、蜆蝶等。そういえば羚羊の足跡も…

こうちゃん
2週間前
53

【俳句 de さんぽ】
4/ 19(金)晴れ

しゃぼん玉吹き大切に送り出す

季語はしゃぼん玉(春)

◇◆◇
まだ少女だった昔、石鹸玉でよく遊んだ。思い切り吹くと小さな石鹸玉がいっぱい生まれ、ゆっくり吹くと楕円形の大きな石鹸玉ができた。誰よりも大きな石鹸玉を作りたかった

こうちゃん
3週間前
66

【俳句 de さんぽ】
4/13(土) 晴れ

東京はいまも遠くて啄木忌

季語は啄木忌 4月13日

◇◆◇
新幹線に乗ればあっという間に着いてしまうのに何故かいまも遠く感じてしまう東京。上京という言葉はいまもあるし、どうしても身構えてしまう。
でも、慣れよう。来月は東京…

こうちゃん
3週間前
56

【俳句 de さんぽ】
4/9(火)雨

逆上がり初めてできた日のさくら

◇◆◇
天気が一転して今日は朝から大雨。桜は2,3日前に満開になっていた。やはり桜は近くで見ても遠くからみても美しい。そしていいことも悪いこともいろいろ思い出させてくれ、明日へ繋げてくれる。

こうちゃん
1か月前
61

【俳句 de さんぽ】
4 / 3 (水)曇り

とほくゆく人に手をふるさくらの木

◇◆◇
お花見をしようと電車で行ったのだが、桜はまだ蕾のまま。例年より遅れているとのこと。残念…よくよくみると咲いているのもちらほらあるけど…。満開はいつかなぁ

こうちゃん
1か月前
58

【俳句 de さんぽ】
3 / 31(日)晴れ

春泥の中にある月跨ぎ行く

季語 春泥(しゅんでい)

◇◆◇
故郷の岩手へ一泊で行ってきた。まだ寒く桜はまだまだ。開花予報は4月上旬。ん?明日から4月!そう思うと暖かい。今年の桜はどんなだろう、早く観たいな。今週お花見。

こうちゃん
1か月前
56

【俳句 de さんぽ】
3/ 25(月)曇り

北窓を開けてかぞへし友の数

季語は「北窓開く」

◇◆◇
友達は多い方ではない。むしろ少ない方かも。子供の頃はよく外で遊んだが、それ以降は積極的に友達を作るタイプではなかった…
写真は、いっぷう変わった鳥居?!

こうちゃん
1か月前
62

【俳句 de さんぽ】
3 /22 (金)晴れ

さくら待つ在来線の時刻表

◇◆◇
花見の季節がもうすぐ。こちらはまだまだ寒く開花予想は4月上旬。桜の花見の時期は短いから目指して行かないと残念なことになる。でも何としても桜を満喫したい。4月上旬に電車で30分の桜を見に行くぞ!

こうちゃん
1か月前
58

【俳句 de さんぽ】
3 / 19 (火)晴れ

初蝶を見しといふ人疑へり   (季語は初蝶 今年初めて見た蝶)

◇◆◇
初蝶というと思い入れが深いせいか出会いが期待通りにいかない。数日前、後ろからさっと現れ、ん?と思っている間に視界から消えていった、初蝶だったのかも…。

こうちゃん
1か月前
58

【俳句 de さんぽ】
3 / 15( 金)晴れ

春ショール電車の窓のうす曇り

◇◆◇
この時季は天候が定まらない。まだ雪もちらほら降るし、朝晩寒い。何といっても風の強さは凄い。今日は風が弱かったので散歩。梅の花や犬ふぐり等を見つける。名前はわからないが可愛い鳥も…。

こうちゃん
1か月前
52

【俳句 de さんぽ】
3 / 10(日)晴れ

三月を忘れたやうな海がゐる

◇◆◇
東日本の震災から13年、閖上の町も何とか復興を果たし、穏やかな海が広がっている。あの晩、職場の皆でみたあの星空の美しさは何だったのだろう。思わず皆が感嘆の声を上げずにはいられなかったあの星空

こうちゃん
2か月前
45

【俳句 de さんぽ】
3 / 3( 日)晴れ

雛の客なり看護師もヘルパーも

季語は雛の客・・ひな祭りに来た客

◇◆◇
小さい頃、祖母や母が雛段を作り、内裏雛、三人官女を飾ってくれて、近所の子達と行ったり来たりして遊んだ。私の家にはいつも何故か金太郎の人形も飾られていた

こうちゃん
2か月前
56

【俳句 de さんぽ】
2 / 28( 水)晴れ

水温む歩いてゆけるところまで

◇◆◇
一昨日、洗濯機が全く作動しなくなり、今日買い替えた。ひとまず安心。そういえばだいぶ前から回るたびにかたかたと変な音がしていたが、洗濯機の悲鳴だったのだろう。無視していた私が悪かったのだ。

こうちゃん
2か月前
60

【俳句 de さんぽ】
2 / 27(火)曇り、雪

一木に千のてのひら木の芽和

季語 木の芽和え 山椒味噌で烏賊や貝、筍を和えたもの

◇◆◇
今日も寒い日。暴風と時々雪。もうじき3月になるというのに。でも木々は芽吹き、色を付け準備をしている。 庭にやっとクロッカスが。

こうちゃん
2か月前
45

【俳句 de さんぽ】 
 5/7(月)

アマリリス神話のやうに開きたり

 (アマリリスが夏の季語)

◇◆◇
あまり派手な花は好まないが、アマリリスは魅かれる。派手を通り越して高貴と言おうか、人を寄せつけない孤高の美しさと強さを感じてしまう。
人は自分にないものを求める。

【俳句 de さんぽ】
5/ 1(水)曇り

自転車の永遠に錆ぶ藤の下
(じてんしゃのえいえんにさぶふじのした)
季語は藤 (春)

◇◆◇
藤は好きな花のひとつ。藤の花の下にいたら甘いかおりに包まれて眠くなってしまいそう。ましてや風が通り過ぎたら…キュン。紫も白藤もいいな

【俳句 de さんぽ】
4 / 25(木)晴れ

てふてふの集まりさうな靴の先

季語 てふてふ (蝶々) で春の季語

◇◆◇
この時季は裏山の散歩が最適な時期。曇りを狙って行く。若葉がとても綺麗。そして蝶々をよく見かける。紋白蝶や紋黄蝶、蜆蝶等。そういえば羚羊の足跡も…

【俳句 de さんぽ】
4/ 19(金)晴れ

しゃぼん玉吹き大切に送り出す

季語はしゃぼん玉(春)

◇◆◇
まだ少女だった昔、石鹸玉でよく遊んだ。思い切り吹くと小さな石鹸玉がいっぱい生まれ、ゆっくり吹くと楕円形の大きな石鹸玉ができた。誰よりも大きな石鹸玉を作りたかった

【俳句 de さんぽ】
4/13(土) 晴れ

東京はいまも遠くて啄木忌

季語は啄木忌 4月13日

◇◆◇
新幹線に乗ればあっという間に着いてしまうのに何故かいまも遠く感じてしまう東京。上京という言葉はいまもあるし、どうしても身構えてしまう。
でも、慣れよう。来月は東京…

【俳句 de さんぽ】
4/9(火)雨

逆上がり初めてできた日のさくら

◇◆◇
天気が一転して今日は朝から大雨。桜は2,3日前に満開になっていた。やはり桜は近くで見ても遠くからみても美しい。そしていいことも悪いこともいろいろ思い出させてくれ、明日へ繋げてくれる。

【俳句 de さんぽ】
4 / 3 (水)曇り

とほくゆく人に手をふるさくらの木

◇◆◇
お花見をしようと電車で行ったのだが、桜はまだ蕾のまま。例年より遅れているとのこと。残念…よくよくみると咲いているのもちらほらあるけど…。満開はいつかなぁ

【俳句 de さんぽ】
3 / 31(日)晴れ

春泥の中にある月跨ぎ行く

季語 春泥(しゅんでい)

◇◆◇
故郷の岩手へ一泊で行ってきた。まだ寒く桜はまだまだ。開花予報は4月上旬。ん?明日から4月!そう思うと暖かい。今年の桜はどんなだろう、早く観たいな。今週お花見。

【俳句 de さんぽ】
3/ 25(月)曇り

北窓を開けてかぞへし友の数

季語は「北窓開く」

◇◆◇
友達は多い方ではない。むしろ少ない方かも。子供の頃はよく外で遊んだが、それ以降は積極的に友達を作るタイプではなかった…
写真は、いっぷう変わった鳥居?!

【俳句 de さんぽ】
3 /22 (金)晴れ

さくら待つ在来線の時刻表

◇◆◇
花見の季節がもうすぐ。こちらはまだまだ寒く開花予想は4月上旬。桜の花見の時期は短いから目指して行かないと残念なことになる。でも何としても桜を満喫したい。4月上旬に電車で30分の桜を見に行くぞ!

【俳句 de さんぽ】
3 / 19 (火)晴れ

初蝶を見しといふ人疑へり   (季語は初蝶 今年初めて見た蝶)

◇◆◇
初蝶というと思い入れが深いせいか出会いが期待通りにいかない。数日前、後ろからさっと現れ、ん?と思っている間に視界から消えていった、初蝶だったのかも…。

【俳句 de さんぽ】
3 / 15( 金)晴れ

春ショール電車の窓のうす曇り

◇◆◇
この時季は天候が定まらない。まだ雪もちらほら降るし、朝晩寒い。何といっても風の強さは凄い。今日は風が弱かったので散歩。梅の花や犬ふぐり等を見つける。名前はわからないが可愛い鳥も…。

【俳句 de さんぽ】
3 / 10(日)晴れ

三月を忘れたやうな海がゐる

◇◆◇
東日本の震災から13年、閖上の町も何とか復興を果たし、穏やかな海が広がっている。あの晩、職場の皆でみたあの星空の美しさは何だったのだろう。思わず皆が感嘆の声を上げずにはいられなかったあの星空

【俳句 de さんぽ】
3 / 3( 日)晴れ

雛の客なり看護師もヘルパーも

季語は雛の客・・ひな祭りに来た客

◇◆◇
小さい頃、祖母や母が雛段を作り、内裏雛、三人官女を飾ってくれて、近所の子達と行ったり来たりして遊んだ。私の家にはいつも何故か金太郎の人形も飾られていた

【俳句 de さんぽ】
2 / 28( 水)晴れ

水温む歩いてゆけるところまで

◇◆◇
一昨日、洗濯機が全く作動しなくなり、今日買い替えた。ひとまず安心。そういえばだいぶ前から回るたびにかたかたと変な音がしていたが、洗濯機の悲鳴だったのだろう。無視していた私が悪かったのだ。

【俳句 de さんぽ】
2 / 27(火)曇り、雪

一木に千のてのひら木の芽和

季語 木の芽和え 山椒味噌で烏賊や貝、筍を和えたもの

◇◆◇
今日も寒い日。暴風と時々雪。もうじき3月になるというのに。でも木々は芽吹き、色を付け準備をしている。 庭にやっとクロッカスが。