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『聲の形』心をえぐる京アニによる不朽の名作

『聲の形』放送!

皆さーん!『聲の形』観てますかー!?

今日は、金曜ロードショーで、『聲の形』が放送されます。

『聲の形』は、きっと誰もが思い当たるような、子供の頃の傷と、成長してから向き合う感動の物語です。

私は、この作品が大好きで、とても感動しました。詳しい感想などは、アニメコラムサイト「神アニメランキング虹見式!」で特集しています。


このコラムを読むと、『聲の形』を10倍、いや100倍面白く観られると思います(笑)

ネタバレ全開なので、観終わった方には是非とも読んでいただきたいコラムです。そして、何より、この作品を観て頂きたいです。

ちなみに、将也の親友になる長束は、先日結婚した、小野賢章さんが担当しています。

耳が聞こえないという難しい役どころを演じたのは、早見沙織さん。とっても素敵な声なのに、まともに話させないなんて、なんと贅沢なキャスティングなのでしょうか!?(笑)彼女の名演技も、見逃せません!!


そして、ヒロインの西宮硝子は難聴なので、補聴器をつけています。耳に補聴器をつけているのを隠す為に、普段は髪を下ろしてわからなくしていますが、今やAirPodsとか、ワイヤレスイヤホンをつけるのが当たり前になってます。

『聲の形』が公開されたのは、2016年。ワイヤレスイヤホンも、今ほど普及していなかったので、今からはもう作れないのかもしれませんね。時代は変わるなぁと実感します(笑)


命と向き合う名作

最近は、SNSの誹謗中傷による芸能人の自殺が目立ちます。


今なお、いじめを苦に自殺する学生もいます。きっと、知らないだけで、何かに苦しんで自殺してしまう人は沢山いるのでしょう。自殺者は、年間で約2万人もいるそうです。これは、毎年戦争をしているような死者数で、日本は戦争をしていませんが、戦争はなくても、生きていくことは、まさに戦火を生きるようなものなのかもしれません。

この作品は、主人公の石田将也が自殺しようとするところから始まりますが、将也は、間違いなく、「死ななくて良かった」と思っているはずです。それは、将也が自分自信と、自分の人生と向き合ったからです。


今だからこそ観てほしい、死なずに済んだ後の「せいをおかげに」した物語

将也は、やんちゃをしたり、いじめをしました。その後いじめられるようになり、心を閉ざしました。自殺しようともしたが、死ぬ前に自分と向き合い、数々の「せいをおかげに」したからこそ、感動のエンディングが迎えられました。

過去に苦しかったこと、今苦しいことはたくさんあると思います。死にたくなるようなこともあるかもしれません。

でも、どんな苦しみも嫌なことも、"せい"がなければ"おかげ"もありません。その為には、向き合うことです。

意外と、人生そんなに悪いものではないと思います。

今苦しんでいる人、過去に苦しんだ人、何か後悔している人は、ぜひ観ていただきたいと思います。もしかしたら、何かが代わり、「せいをおかげに」して、思いも寄らない感動が待ち受けているのかもしれません。


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