見出し画像

不覚にも涙「僕のワンダフル・ライフ」

『僕のワンダフル・ジャーニー』の劇場公開を記念して、『僕のワンダフル・ライフ』が放送されました。正直流し見で、途中も見ていなかったんですが、それなのに最後の方でやられてしまいました(笑)

どうせただの犬の感動映画だろ?と思ってたら、ただの感動映画でした(笑)もちろんそれはいい意味でなんですが、想定を超えていました。悔しいのでコラムにします(笑)

あらすじ

ある犬が一生を終え、生まれ変わった時の飼い主が、少年のイーサンだった。ベイリーと名付けられ、何をするのも2人で、高校生なっても、「こいつはお前の彼女か?」といじられるほどだった。ベイリーはとても賢く、バカにされているのがわかると、からかった友人を転ばせたりした。

ある日のお祭りで、並んでいた女性のスカートに頭を突っ込むベイリー。それがきっかけで、イーサンはハンナと付き合うことになる。「群れ」に加わったハンナは、イーサン、ベイリーと三人でいることが多くなった。

イーサンの父はアル中で、母に手を出そうとした時、イーサンは母を守り父を追い出す。イーサンは、アメフトによって大学推薦を勝ち取り、お祝いの場に出て行った父が現れるが、イーサンはその場を出ていくと、嫉妬していたクラスメートが絡んできて、イーサンは殴り倒す。その腹いせに、家の中に花火を入れられたことで火事になってしまい、イーサンは逃げた時に脚を骨折してしまう。アメフトがてきなくなり、落ち込むイーサンに、ハンナは優しく接するが、イーサンはその優しさを受け入れられず、別れることになる。

ここから観てないので中略(笑)

その後ベイリーは亡くなり、生まれ変わるが、ベイリーは前世の記憶をなんとなく持っていた。合計5回目に生まれ変わった時、捨て犬だったベイリーは拾われるが、また捨てられてしまう。

汚れたベイリーは、ある公園に辿り着くと、なんとなく懐かしい匂いを嗅ぐ。その後、途方に暮れたベイリーが辿り着いたのは、一番懐かしい匂いがする、老人になったイーサンの家だった。気付くはずもなく、保護施設に預けるが、気に入ったイーサンは引き取りに来て、「バディ」という名前をつける。

再びご主人の元に戻ったベイリーだったが、イーサンは一人で暮らし、寂しい匂いがしていた。ベイリーは、もう一人の懐かしい匂いを辿っていくと、ある女性に再会する。ハンナだった。ネームタグを見ると、裏には「イーサン」の名前と住所が彫ってあった。

バディを送り届けるハンナ。ハンナに気付いたイーサンは数十年ぶりの再会に緊張し、中々出られない。
ベイリーは2人を見守り、昔、口の中を舐め合っていたように、また舐め合うように期待していると、相手のいない2人はまた愛を取り戻す。

そなまま結婚することになり、ベイリーの目的は果たされた。そして、もう一つの目的が生まれる。それは、自分が「ベイリー」の生まれ変わりだと気付いて貰うことだった。
「ベイリー」だった頃にしていた芸を見せても、中々気付いてくれない。倉庫の中に、昔よく遊んだ潰れたラグビーボールを発見した。ボールを持っていき、「ベイリー」がしていた芸を見せると、

「どこでこんな芸を覚えたんだ?まさか・・・、ベイリーなのか?」

と、ベイリの生まれ変わりだと気付く。

ベイリーの目的は果たされ、「バディ」という名前ではなく、「ベイリー」と名付け直され、また三人で仲良く暮らせるようになりました。


ベイリーが起こした奇跡

犬が、生まれ変わって、前世の匂いを覚えてたり、記憶があるかはわかりませんが、「悪魔の証明」じゃないですが、記憶がないという証明はできません。まぁ、その方が感動するんで、そこはするっと観ときましょう(笑)

ベイリーは、バディとして生まれるまで、5回生まれ変わっていて、2回目の犬生の時に、イーサンと出会います。2人は本当に仲良くて、ベイリーのおかげで、イーサンはハンナと出会い、付き合うことになりました。その後、不運によって、イーサンは夢を失い、愛する人を手放しましたが、生まれ変わったベイリーが、歳をとったイーサンに出会い、歳をとったハンナと再会させ、今度こそ2人は結ばれました。

イーサンもハンナも、ベイリーだと気付く訳はないですが、メタ的に観ている私達にしたら、ベイリーの気持ちがわかります。

「お前、ベイリーなのか?」

はさすがに難しいですが(^_^;)物語としてのゴールは、それしかないと思うので、

ベイリーが「僕がベイリーだよ!」と、一生懸命気付いてもらおうとするシーンは、とても健気で、胸にくるものがあります。

生まれ変わっているかどうかは別にしても、奇跡の裏には、気付いていないだけで、目には見えない絆がきっとあるのでしょう。

私とモモのお話

犬の寿命は10年〜15年くらいです。私の母は犬好きで、複数飼い続けていました。一昨年、唯一飼っていたモモちゃんが亡くなってしまったんです。9歳くらいだったので、まだ早かったんですが、私も三年ほど一緒に暮らしていて、仕事から帰ったら嬉ションで待ち構え、テーブルに着くと私の膝に乗ってきて、「撫でて!」と自然と仕草を送り、それがとても可愛くて、撫でていたものです。顔を舐めるのも好きで、ずっと顔を舐め回されていたこともありました。数えたら300ペロを超えていたんですが(笑)、とても可愛くて懐いていました。

画像1

私が引っ越した後も、会いに行った時は、いつもと変わらず、膝の上に来ては撫でてポーズをとり、顔を舐めてきました。やっぱり覚えてるものですね。

そのモモちゃんは、昔飼っていて大好きだったケイちゃんにとても似てるんですよ。さすがに、「ケイちゃん!?」と思うことはなかったですが、何匹も飼ってきた母がたまに、「◯◯の生まれ変わりみたい」と言っていたことを思い出しました。

犬は人よりも寿命が身近いですから、生まれ変わってまた巡り会うことは、絶対にありえないとは言い切れませんよね。そう思いたい気持ちも、どこかにあるのかもしれませんが、真実なんて分かりっこないんだから、だったら自分にとって都合のいいように、幸せを感じられるように捉えたらいいと思うんですよ。

ペットロスの方へ

ペットを飼う人は、どこかでロスを埋めたくて飼う所があると思います。ペットが亡くなってしまったら、新たにペットを飼い、寂しさを埋めたりして、それが延々と続いたりする人もいますよね。それを否定はしませんが、しっかり愛して可愛がってあげたら、また生まれ変わって巡り会えるかもしれません。そして、大きな奇跡をもたらすことがあるかもしれませんね!

最後に一つ。
吹き替え版では、若き日のハンナを我らが花澤香菜さんが演じているので、ざーさんファンは必見です!アニメからではなく、実写で聞けるのも中々良いものですよ(笑)

この記事が参加している募集

#我が家のペット自慢

15,702件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?