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教育とコーチング

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公立中学校教師だった著者が、1997年、アメリカから日本に初めてコーチングが導入された現場に立ち合い、人の才能を引き出す部分にコーチングの魅力を感じ、教師をやめコーチとして独立。…
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#共創コーチング

今こそ感動を語れ!

今こそ感動を語れ!

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「心に火がつけば人は走り始める」
河合文化教育研究所 主任研究員 丹羽健夫氏インタビュー

子どもの学力低下が叫ばれている。

しかし、国も親も教育界も、みな迷走を続けている。
何が問題なのか。

30年以上、予備校の側から教育現場の崩壊を見つめてきた丹羽は、先生や親が、自信が感動した経験を、情熱を持って子どもに伝えていないことが本質だと指摘する。

上っ面のテクニックを押しつけても、

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僕とコーチングの運命的な出会い

公立中学校の教師になって5年目、27歳。ある意味中堅に差し掛かった頃でした。

その頃の自分は、何か自分がやっている教育にしっくり来ていませんでした。

子どもが好きで、教えるのが好きで教師になったけど、そう思える場面が少なく、子どもと交流できる喜びや、教える喜びというものが部活動以外では味わえない感覚があり、日々悶々と生活していたのを思い出します。

自分の好きなことや、良いと思ったことを教える

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