シン・仮面ライダー
鑑賞:2023年3月@新宿ピカデリー
作るの大変そうな作品でした。
面白いか?→ビジュアルは面白い
楽しいか?→ライダー好きならね
余計なコメントが増えてしまいます。
「もっと面白いの作れたやろ?」
ビジュアルはメッチャ良い…んー。凝ってるなあ、大変そうだなあ、て感じです。
内容に疑問を感じると楽しめません。
作りたい画、作ったんだろうな、と思いました。ちょっと見る人を置いてけぼりにしてる気がします。
セリフを大事にしてる割に、しゃべり方には不満です。
見たことある面白そうな画づくりばかりで、「これはマズいな」と思いました。遊んでるのは分かるのですが、ノリが合わないと面白くも楽しくもない。
そういうもんだ、と思って楽しむ作品です。
わかっててやってると思うのですが、これほどビジュアル技術に凝ってそうなのに、画質のブレ幅が広すぎます。キレイに撮れちゃうのに、そこを崩しにいくのは難しいですね。
昔の特撮ってこうなんだよ!という愛があるのは分かりますし、それ今でもやってみたい!というのも分かるんですけど、私が見たいかは別なんですよね。
冒頭は、サービス精神旺盛で、ものすごくビジュアルも展開も面白い。作りたいシーン以外がバッサリ切ってあって、ちゃんと見てないといけない作品(ちゃんと見ますよ(笑))。前半は、仮面ライダーって良いよね!!が詰まってます。後半は、これがオレ(監督)なんだよ、が詰まってます。真摯に作ってると感じます。原作良いよね!と、「俺らしい」作品を作って欲しいんですよね?じゃあ作りますね!という、制作の意気込みは正しいです。でも、プロデューサーさん…そちらはどうなんですか?何も言えなかった(まあ言えるはずもないか…)という感じでしょうか。中身にクチ出せなかったんだろうなあ。でもそこも仕事じゃないの?ちょっと辛口ですけど。
役者さん、良かったです。でも飽きない?
ユニバースなんだと思いますけど。
総じて、作るの難しそうだなあ…というのが感想となります。
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