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長い間お休みして
久しぶりにNoteを開いた
もう十月萎びた私がここにいた
少し休もうと思って1ヶ月
何も起こらなかった
起こせなかった
時間だけが過ぎて
月だけが明るく夜を照らしてたなぁ
またね
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/35907014/picture_pc_08f4db045910825d3d5eb6c82f663b44.jpg?fit=bounds&quality=85&width=1280)
そして九月が始まって
長い長い雨のあと
八月は燦々と日差しを受け
特別な夏と言われて
人々は家の中に閉じ籠る
花火も祭りも浴衣もなくて
また来年と去っていった
窓越しに見かけるいつもの風景は
庭の置かれたビニールプール
子供達の声が響く短い夏休み
少しでも楽しませようと
大人達は奔走した
何かを探す毎日は今日も続く
突然の電話は心をかきみだし
四拍子の生活が変拍子に変わり
転調されたわたしの心
小指の先ほどの傷なのに
太陽が光だして梅雨の一日
長い梅雨に我慢できずに太陽が
この町を照らす空は白く
眩しそうに光るハイビスカス
洗濯物がゆらゆらと
暑さに負けて揺れていて
じんわりと汗
ガラスの水滴みたいに
つるんと落ちた思い出が
綺麗さっぱりさらさらと
花火も旅もないけれど
ぱっと咲いてみせましょう
振り向かせてみせましょう
きりりと生きてみせましょう
私の夏を始めましょう
なんて事ないんだけれど久しぶりに書いてみた
雨の降る夜彦星も織姫も何処かの空で煌めいているだろう
真っ暗な空に又強い風が吹いた
深爪をした人差し指を思い出す
直ぐに痛みが来るわけではなくて
何かの拍子に例えばスマホを取ろうとした瞬間指先がずんと痛む 失恋と深爪ならどうなんだろうとふと考えた。どちらも時が経てばなんとなく元の暮らしに戻るのだが何かの拍子にずきんと痛みだす
今日は何故だか恋する事を考えた
いい年をしてなんていう言葉はあるのだがお
いつまでも君は五月の
前ぶれもなくやって来た
カーテンを揺らして
肌に柔らかに滑らかに
草の臭いを運んできた
昨日が無かったように
うつらうつらと微睡む
夢の中で目覚めたのね
五月
君はどこまでも爽やかで
プレゼントは安らぎ
いつまでもここにと
今日も願う
いつまでもさやさやと風よ吹け
チョコと雨とそれから
君の言葉に雨の臭いを感じて
明日はお休みと通知がきた
チョコレートみたいに
甘い一日だったらと
たらればの昼
五月雨が似合わない季節が
そこまできている
泣き出しそうな空に
紫陽花の蕾はその時を待って
柔らかに眠っている
少しの光があれば
音のしない夕暮れも懐かしく
指で辿る一人の時
天気なんて気にはしかったのに
一言が聞ければ
珈琲の味は悲しいほど苦くて
君の言葉は紫煙に溶けた
記憶の中の