雨間の呟きはそっと

今日が上手くいかないと
ぼんやり眺めた景色
やっと止んだ雨
雲間に太陽が顔を出す
また明日も雨なのよ
そっと太陽に教えた昼

ひとりぼっちで君は
そこにいるだけで私
どんなに助けられたのでしょう
雨の季節を紫陽花は固くなり
待っている
ぽつり呟く雫の中に
好きな言葉を探してみた

穏やかに伸びやかに
時を過ごして
あの街にお行きなさい
止めやしないわ
君の後ろ姿はいつも静かで
優しさの意味を知っているようで
私もう大丈夫 大丈夫なんだと
思うから