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社内技術大会「JMASON 2023」開催 ~SDGsへの一歩、未来を繋ぐJMASON~

皆さん、こんにちは。 採用チームです。
本日は、3月初旬に実施したJMASONについて、ご紹介します。
MASONとはコンテスト形式の技術交流・開発大会です。事業部をまたいでチームを作り、テーマに則り思い思いに開発を行う全社イベントです。年次や部門の垣根を越えて、切磋琢磨し合えるJMASの魅力をお届けできたら幸いです。
今回の開発テーマは「SDGsへの一歩、未来を繋ぐJMASON ~生成AI/Copilotを添えて~」です。メインテーマ以外に、サブテーマもあります。まずメインテーマは、SDGsの17の目標に沿った開発をしてもらいます。そしてもう一つのテーマは、生成AIやGitHub Copilotを利用して効率よく開発を推進することです。実務でより活用できるように、JMASONで使ってみて業務に還元することが狙いとなっています。

各チーム、 アイディアソン&開発をスタート!
今回の参加者数は、63名で、9チームに分かれて作業を進めていきます。
新人からベテラン社員まで、さまざまな年次から構成されるチームは、普段のプロジェクトとは異なるアイディアや開発を経験できる貴重な機会です。また、先輩の経験を新人に伝えてあげられる良い機会にもなるため、新人は、普段の開発業務とは異なる役割を積極的に担当し技術力を磨いていました。開発作業を進めている中で、分からないことや困ったことがあった時には、隣にいる先輩にすぐ聞けるので心強いと思います。これは、対面ならではの良さですね!先輩も教えることによって、改めて知識の確認や理解を深められるので新たな学びにも繋がります。開発用の持ち時間は24時間です。各チーム1か月間、時間を調整しながら開発を進めていきました。

いよいよ、発表会の日です!
当日は、東京本社で発表会を実施しました。各チームの発表時間は20分です。身近なことや少し先の未来に向けて、さまざまなテーマにフォーカスし開発をしました。その一部がこちらです↓
・食品ロスについて考える
・外来種から在来種を守る
・住み続けられる街づくり
・すべての人に健康と福祉
・つくる責任、つかう責任
・気候変動に具体的な対策を
・産業と技術革新の基盤をつくろう

ついに、審査発表!優勝チームは・・・?
良いアイディアが沢山あり、皆さんに順位をつけるのは難しいとは思いつつも、総評をまとめ発表です。各チームが、アプリケーションのデモンストレーションを実施しながら機能の特徴をご紹介!
1位:SDGsテーマは「働きがいも経済成長も」&「産業と技術革新の基盤をつくろう」&「平和と公正をすべての人に」
⇒「出社VS在宅」に注目!移動時間や作業時間を計測して、出社と在宅の比率を提案するiOSアプリ(工夫点:位置情報で移動時間、出退勤を自動計測。計測結果からChatGPTで提案内容を動的に生成)
2位:SDGsテーマは「飢餓をゼロに」
⇒冷蔵庫の中身からレシピを提案!食べ物の画像を解析し、レシピの提案をするiOSアプリ(工夫点:ChatGPTのAPIで画像の分析結果から食材を抽出して、レシピを提案)
3位:SDGsテーマは「つくる責任、つかう責任」&「気候変動に具体的な対策を」&「陸の豊かさを守ろう」
⇒食べられる野草なのか判定! Flutterで開発した野草特化AI画像判定アプリ(工夫点:Amazon Bedrockで対話AIの用意を簡素化)

Copilotを使用してみての感想​
・開発経験が浅く不安でしたが、Copilotをうまく使うことで無事実装できました。Copilotは、コードの生成に加えて、そのコードの解説までしてくれるので、知識の獲得にも繋がりました。
・経験の無いツールを使って開発するのは大変でしたが、新しい学びがあり知識の幅が広がったので、挑戦して良かった​です。
・画面のレイアウトの実装をCopilotに手伝ってもらいました。あいまいな表現をしても主旨をくみ取ってくれるので、人と会話するようにして一緒に作れました。

最後に、坂倉より表彰と総評がありました。
「毎年違うテーマで挑戦してくれていることは面白かったし、成果物の質が上がっていると感じています。40年前とか自分達が作っていた頃を思い出すと恥ずかしくなります。今回、初めての技術に触れた人もいると思うけれど、これからも色々なことを吸収していってほしいと思いますし、ここで学んだことを業務にも活かしていくことがJMASONの醍醐味だと思うので来年も楽しみながら頑張ってほしいと思いました。次も期待しています。」

お楽しみの懇親会でさらに交流を深める
久しぶりに対面で会える社員が多く、皆さんの表情はいつもよりも明るく楽しそうに見えました。関西事業部の社員も参加していたので、久しぶりに会えた同期や先輩たちと盛り上がっていました。初対面同士の社員を紹介し合う場面があり、積極的に交流が進んでいました。

おわりに
今回は対面での開発、発表、交流会を実施し、改めて直接会うことの重要性を感じました。未経験の分野でも隣に聞ける相手がいることの心強さ、適度に雑談しながら息抜きをすることもできました。また短時間で最後まで作り終えたことの達成感や充実感を味わえた社員もいたと思います。ぜひ、この貴重な経験を活かして今後もさまざまなことへ挑戦してほしいと思いました。

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