ガウディとサグラダ・ファミリア展@佐川美術館
秋晴れの土曜日、琵琶湖岸にある佐川美術館で『ガウディとサグラダ・ファミリア展』を、嫁さんとふたりで観てきました。
今年2月に本物のサグラダファミリアを見てきたばかりなので、「あっ、コレコレ!」と記憶が蘇ってきます。懐かしいなぁ。
展示内容
サグラダファミリアをはじめ、ガウディが手がけた作品(!)の説明はもちろんですが、むしろガウディの人となりとその魅力を追ったような展示だったと感じました。
市井の貧しい人々のための教会をということで、彼の功績と比べてあまりにも低い給金で、質素な格好で働き詰めだったようです。
ミサに向かう途中、段差に足を取られて転倒し、路面電車に惹かれて瀕死の重症を負った時も、身なりがみすぼらしかったので誰も彼がガウディとは気付かず、タクシーに3度も救急搬送を断られたとのこと。
事故の3日後にガウディが息を引き取ったとき、彼の棺を追って人々が列をなし、その長さは1.5Kmにも達したとのこと。彼が市民にどれだけ愛されていたか。
享年73歳。
佐川美術館
琵琶湖を跨ぐ琵琶湖大橋を、京都側から渡ってすぐの場所にあります。
『ガウディとサグラダ・ファミリア展』は2023年12月3日まで開催中。
ここまで読んでいただき、有難うございました。
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