アル中で風俗嬢の妻と結婚から離婚するまでの依存物語15
この物語は現実にあった話で、ある意味プライバシー全開とも言えるのだが、これをnotoに残すことによっておじさん自身の心のバランスが中立的になるコトも望んで公開しています。
◎タグ付けについて◎
発達障害やADHDといったタグ付けは結婚後に判明しましたので、トータル的な意味でのタグ付けである事をお伝えいたします。ついでに摂食障害とアダルトチルドレンも追加します。アル中は今ではアルコール使用障害と言うのが正式名称である事もお知らせしますm(_ _)m
悪夢の様な面談もどうにか終わり、
退院前におじさんは自宅アパートの整理をしていた。アパートは四畳半2つと台所で家賃も安く、一人増えたぐらいじゃ狭くなるほど物も置いてはいなかった。
彼女と出会う一年前に別れた女性は子持ちで、一日泊まるくらいだったので^^;正式に同棲するのは今回がはじめてな感じだった。
涼しげな春、彼女は無事に退院した。(プラスおじさん付きですが、、。)
退院直前まであの女医の顔がなんとも憎たらしい気持ちにはなったが、これで会うこともないだろうと割り切って前向きに考えていた。
退院記念に病院をバックショットに写メを撮る予定だったが当日は二人ともテンションが上がっていたせいかそのまま帰宅してしまった。
新しい生活の始まり、、
身の回りの生活品を揃えて同棲生活は始まった。まず、驚いたのは彼女の服や下着類の多さだった、、。
あらかじめ4段のタンスを買っていたのだがすぐにパンパンになってしまいお互い笑ってしまった。
どーやら片付けが苦手な側の方らしい。
とりあえず残りの衣類はダンボール行きとなった。彼女自身も自覚はあるようでモノが捨てられないと話していた。
気分転換に海岸沿いにあるレストランへランチへ行った。ヨットハーバーが近くにあって眺めも良くてちょうど席が空いていた。
お互いランチプレートを注文して改めてこれまでの経緯や入院生活の話などで盛り上がった。
どこか不自然なんだけど、、
あのモンスタードクターの話や独特な患者さんの話や閉鎖病棟の裏話やあれコレ、、おじさんは彼女にの話に興味津々で会話が途切れることは無かった。
程よくして、彼女がお手洗いへ行った。初めて会った時はサラダしか食べてなかったけどその日はスパゲティーやハンバーグがランチメニューだったので、まぁランチってこんな感じたし多少は食べてくれるだろうと。
そう思っていたのだが、ランチを食べ終わるまで彼女は3回トイレへ行った。
それが3回くらいなのか3回も、、なのかはわからないがおじさんはトイレには行かなかった。
実は、彼女はハンバーグを食べた後、スパゲティーを食べた後にトイレへ行っていた。
なぜおじさんが気付いたかと言うと、トイレから戻ってきたあとに口をモグモグする仕草が気になったからだ。
モグモグしたあとに何かを飲み込む仕草をしていた。トイレにおつまみでもあるのか?(アホか、あるわけないだろう。)
まぁ人それぞれクセがあるだろうしな。
当時、おじさんは摂食障害かどう言う病気なのかまだ知る由もなかった。
つづく
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