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【考察】 独り言から始めるアウトプット② 「何とかして伝える」ということ

昨日、このような記事を書いた。


YouTubeによる発信を始めて、それからの散歩の中で突然に気づいたことについて話している。まだ読んでいない方は、ぜひ、上の記事から読んでみてほしい。

ちなみに、先ほどの記事を書いてから新しく動画もアップロードしたので、YouTubeの方もどうぞよろしく。


軽く、前回の振り返り

さて、昨日は、YouTubeと独り言の違いという話を最後にした。

軽く振り返ってみる。


独り言は自分宛、自分届の完全な自己完結構造になっているのに対して、YouTubeでの発信は、独り言の構造を保ちつつ、なおかつ、届ける相手がいる = 宛先のある発信という構造も持っている

そんなハイブリットな形態なのだとこういう結論に落ち着いた。


今日はその続きからだ。


さまざまなことを話すのに応用できる


独り言と発信のハイブリットを扱う経験を繰り返すと、話す基本が身についてきて、やがて応用できるようになる。

つまりは、YouTube動画として発信する内容以外にも、さまざまなことについても話せるようになってくるのだ。


例えば、トークがうまいYouTuberを何人か頭の中に思い浮かべてほしい。


僕は、ひろゆきさんや岡田斗司夫さんが浮かんだ。人によってはオリラジのあっちゃんとか、DaiGoさんという人もいるかもしれない。


僕がこの2人を即座に思い浮かべたのは、動画の内容にある。


オリジナルでも切り抜きでもいいが、彼らが事前情報なしで届いたたくさんの質問に答えている動画を見たことはないだろうか?

僕は、何でこんなにたくさんに質問に答えられるんだろうなあ?と常々不思議に思っていたが、それよりも大切な一つのことに気づいた。

彼らは正解を無理に出そうとはしていないのだ。


宛先のある発信をしつつも、それが必ずしも正解とは限らないことを知っているし、知っている上で答えというものを作ろうとしていない。


強いていうなら、祈っているのだと思う。
自分の言葉から、質問者が光明を見出してくれることを。
自分の知見や見え方から、何か気づいてくれることを。


動画の中で、何か質問を受けた時には大きくわけて3つの対応をしている。

1つは自分の知識や経験をもとに質問に回答するパターン。


2つ目は、自分が知らないことに対して自分なりに仮説を立てて、考えのプロセスを話し、その中で得た気づきをもとに答えに辿り着くor 自分なりの正解を導き出すパターン

独り言と同じ構造だ。

3つ目は、そもそも前提条件をくずすパターン。
つまり、それって考える必要があるの?ってことだ。

前提を見直し、自分の中で話を組み立て直す。結果的に1番目か2番目、どちらかと同じ構造に持っていく。

この3つの対応を使い分けているのではないかと思う。


そうやってアウトプットを繰り返すうち、何を聞かれても自分なりの意見や仮説を持って話せるようになるのではないか。


絶対的な正解ではなく。
自分の中の正解を扱う。


その上、話していることで自分にも自信がつく。
一石二鳥だ。いや、悩みをある程度軽減しているとすると一石三鳥か。


「何とかして伝える」ということ


先ほど紹介した2人のように、いくつもの悩み相談を僕の発信では直接しているわけではないが、構造的には、発信を見てくれた人に何か気づいてもらえればという気持ちで言葉を紡いでいる。


その意味で、彼ら何やっていることとあまり変わりはない。


だから同様に、「何とかして」言葉を紡ぎ、あるいはYouTubeなら「何とかしては話す」ことが大切なんだと思う。


最初はうまく話せなくても、話がまとまらなくても、全部出す。
伝えようと最大限工夫をして、その時の自分の全力を出す。


もし、ダメなところが見つかったら次に活かしていけばいい。
そうやって、「その時の自分」を更新していくのだ。


すると、だんだん「何とかする力」が高まっていくはずだ。


僕はこれまで、Web記事を100本以上書いてきたけれど、何度も書けなくなったし、詰まった。けど、それでも文字を紡ぐことを諦めきれなくて、しがみついていた結果、今では3000文字の記事を書くのに10分強くらいしか掛からなくなった。


最初は2000文字ですら何時間もかけていたのに。
懐かしいものだ。


このように「何とかする力」を身につけることでインプット・アウトプットのスピードは圧倒的に高まっていく。

自分がアウトプットを怖がっていたのは


とはいえ、自分はどちらかというと、アウトプットは苦手な方だった。
人に見てもらうのはまだいいけど、評価されるのが怖い。

自分が変なことを言っているのでは?
なんか批判されるのでは?
もっとよく出せたのでは?

こんなふうに思っていた。


けれど、今回記事を書いていく中で、改めて気づいた。


きっと自分がアウトプットが怖かったのは、それが明確に認識できるものではないからだ。


ふわふわと浮いていて、目に見えず、どうなるかわからない怖い存在。
目に見えないものを言葉を使い、人に届けなければいけない。


それが、アウトプットであり、発信だった。



だから向き合いたくなくて、躊躇ってしまった。


自分でハードルを上げてしまっていたんだね。
けど、もっとアウトプットは、話すことは気楽でいい。


と思う。


小さなことから、自分なりに話をつないでいけばいいんだ。
最初は詰まってしまったりするかもしれないし、ネタが思い付かなくなることもあるかもしれない。



けれどその時は、ネタが思い付かないという自分の思考をそのまま言葉にしてネタにしてしまえばいいんだ。


思考のプロセスだって、立派なネタに、アウトプットになる。


これだったらほとんどネタが尽きることはない。あるいは散歩しているのなら、周りのものを見て気づいたことを独り言で整理して、ネタにしてみたりね。


先ほどのYouTuber2人や、他にもラジオのパーソナリティさんの話がうまいのは、毎日、話すことをしているのもそうだが、もう一つ、彼らが毎日濃い日常を送理、そこから考えることが多いというのもあるからではないか。


日常の一コマを見逃さずに自分の中で消化している。結果、話すのがほとんど自然にできるだけなのだ。考えてみれば至極当然のことなんだなあ。


この記事を書く前、今までの自分だったらこんなこと、考えもできなかった。完璧主義の傾向がかなり強かったから。


けれど、感情を解放して、論理だけでなく内面で自分の意見に向き合うようになってからこの辺りも少しずつわかってきた。


正解かなんてわからない。それでも自分が伝えたいと思うものを丁寧に言葉でラッピングして相手に届ける。そういうプレゼントみたいなものが発信の本質であり、醍醐味なんだと思う。


最初に発信を始めたとき


僕が、一番最初に発信を始めようとしたときには、発信 = プレゼントという考えどころか、「最初の一歩」すらも考えられていなかった。


あらかじめ台本や流れを時間をかけて作成することの意味が
頭ではわかっても、いまいち理解できなかった。


発信の結果がどうなるかなんてわからないのに、わざわざ何十分もかけて成果にならないかもしれないことをやるのが嫌だったのだ。


それよりも、がむしゃらに台本なんかなしで伝えようとすることの方が大事なはずだ!と思っていた。


もちろん、完全に的外れというわけではない。
最初のうちはとにかく量を出すということも大事。


けれど、当時の自分は考え方によってはこれは相手の立場に立って物事を考えられていなかったと思う。


プレゼントを渡そうとするのではなく、「そこら辺にたくさん置いておくからよかったら持っていって」みたいなスタンス。


これだと、何となく持っていってくれる人は現れるかもしれないけれど、それで心を動かされたり、何かに気付いたりすることはまずないだろう。


宛先のある発信をしようとしている以上、自分のことだけでなく相手からどうみられているか、相手から見て自分がどのポジションにいるかなども考えた方がいい。


後々振り返ったときに気づき、当時の自分に伝えたいと思ったことだ。

最後に

独り言の話から、アウトプットそのものについて、散々話を広げてきたけれども、僕がなぜこうやってアウトプットしているのか、発信をしているのか。


それはひとえに、僕が、伊藤タツミが捉えている世界や思考をみてくれている人に知ってもらいたいからだ。興味を持ってもらいたいからだ。


そして、いろんな人と話したい。直接じゃなくてもいいから、発信を通してコミュニケーションを取りたい。


ただそれだけなのだ。


だから、こうやって最後まで記事を読んでくれた人には心から感謝している。僕の完全主観の一人語りになってしまった今回の記事だけれど、こういう記事の他にも、もっと読んでいて楽しんでもらえるようなコラムや、


ちょっとしたショート記事なんかも上げていこうと思う。


もちろん、その他にもStand.fmといったラジオ配信や
YouTubeといった形でも発信をしていく。


興味のある媒体でいいので、ぜひ僕という世界観を味わってくれたら
これほど嬉しいことはない。


そして、発信を通して、あなたの日常が少しでも明るくなりますように。


という祈りを込めて、今回の記事は終わりです。
前後編に渡り読んでくださって、ありがとうございました!

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長野県長野市生まれ -> 立命館大学 -> 新卒フリーランス。
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