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Tatsumi Diary ~ 書く、読む、話す。~

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タツミが不定期で、自分の思考を公開しています。 Note本編やブログでは話せない、ちょっとしたトピックや気づきなどを最低限のデザインで発信。 エッセイ感覚で読んでいただけると嬉…
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#言葉

書くことに迷っているあなたへ。どんな形でも、あなたの言葉を届けようとしていい。

文章がうまく書けない。 自分が考えていることをうまく言葉にできない。 言葉にできても、記事にしようとすると力が入る。 そうやって、数々の下書きが記事になる前に、 日の目を浴びる前に文字の沼に消えていく。 僕たちが想像している以上にその沼は深いことでしょう。 かくいう僕も発信に関わるうちのひとり。 「どうやったらもっとスラスラ記事が書けるのか。」 この問いにはずいぶん悩まされました。 僕は言葉や思考を大切にするあまり、文章がどうしても冗長になったり、硬い表現になってし

使う言葉の端々にその人の価値観が現れる

とある日の昼ころ。 YouTubeを見ているときに、ふとこんなコメントが目に入ってきました。 なんてことはない、本の要約を解説しているチャンネルの動画です。 このコメントは、特に文法的に間違っているわけでも、チャンネルの趣旨に合わない変なことを言っているわけでもありません。 この人は深い意味もなく、「動画を見て自分も頑張ろうと思った。勇気をもらった」ことを伝えたかったのでしょう。 しかし、僕はわずかに違和感を覚えました。 50代だ「けど」っていう言葉を使っているって

【AI文字起こし】自分が瞬間に感じたこと、思ったことを言葉にするという習慣

こんにちは。生き方エンジニアのタツミです。 この記事は、Stand.fmで収録した音声をSummary.FMというStand.FM公式の文字起こしツールを用いて、文字起こし・及びテキストの調整をしてもらい、それをもとに手動で一部文言などを調整して出来上がった記事です。 AIでどれくらいの精度の記事が出来上がるのか、どれくらい使えそうなのかお試し的に使ってみました! いい感じにできたら今後も使っていこうと思いますので、よろしくお願いします〜! 実際のラジオ音声はこちら!

どうして「書く」に触れる時間が少なくなってしまったんだろう?2つの致命的な特徴とは?

この記事での主張 最近はYouTubeに一番力を入れているのですが、今日は久しぶりに「書く」ということに向き合ってみました。 僕たちは、日々、何かしらの形で言葉に触れています。 話すことはもちろんそうですし、「書く」「聞く」といった形で言葉によるコミュニケーションを試みていますよね。 だが、この3つを比べてみたときに圧倒的に割合が少ないのは「書く」によって言葉に触れている時間ではないだろうか? 世の中を生きているほとんどの人は「書く」ということを1日に大量にこなす

衝動的な自分・とっさに出てくる言葉を楽しむことが発信のコツ。【衝動ラジオを経て】

昨日久しぶりに音声配信をやってみた。新しいシリーズ「衝動ラジオ」。なんかふと話したいことが出てきて、台本も何も作らず突然話し始めた。 話し終えてからしばらく経って、「衝動的に」っていうのが一つの発信のポイントだなと感じたので、今回はその話をしようと思います。 突然話したいことが頭の中に浮かんでくる。そのためにはまず、日常の中で「語りたいかも!」って思うことが起こる生活をする必要があるんですよ。 昨日の僕の場合はそれはYouTubeでした。 僕はこの2ヶ月YouTube

【考察】 独り言から始めるアウトプット② 「何とかして伝える」ということ

昨日、このような記事を書いた。 YouTubeによる発信を始めて、それからの散歩の中で突然に気づいたことについて話している。まだ読んでいない方は、ぜひ、上の記事から読んでみてほしい。 ちなみに、先ほどの記事を書いてから新しく動画もアップロードしたので、YouTubeの方もどうぞよろしく。 軽く、前回の振り返り さて、昨日は、YouTubeと独り言の違いという話を最後にした。 軽く振り返ってみる。 独り言は自分宛、自分届の完全な自己完結構造になっているのに対して、Yo

私は何も知りませんよ。あなたが知っているんです。【後編】【物語シリーズ 考察】

こんにちは、タツミです。 新年明けまして、おめでとうございます🎍 もう1週間経ってしまいましたけれど。 今年2記事目です。 前回は、普段とは違うコラムチックな記事を書きました。 本記事はその続編記事となります。 まだ読んでいないよ!って方は、まずはこちらの記事からお読みください。 ちなみに、前後編に分かれているこの記事を書くきっかけになったもと記事はこちらです。 前回の記事では、羽川翼、忍野扇が述べた上記のセリフの対称関係や、物語シリーズを貫く「自分を知る」「自分と

私は何も知りませんよ。あなたが知っているんです。【前編】【物語シリーズ 考察】

こんにちは、タツミです。 新年明けまして、おめでとうございます🎍 今年もあっさり6日が過ぎてしまいました。 この記事は今年最初の記事。 せっかくだから、楽しんでもらいたいなと思い、コラムチックな記事を執筆することにしました。 「何でもは知らない。知ってることだけ。」このエピソードは約2年前、Noteを初めて書こうと志した僕が心を込めて書いた最初の記事です。 おかげさまで、物語シリーズのファンを中心にさまざまな方に読んでいただくことができました。 あれから時はたち、僕

新しい道を歩む24歳フリーランスの決意

こんにちは、タツミです。 今日はバタバタした1日。 動きながらも考えたことがたくさんあって、あわててNoteを書いています。 ⬆️ ツイートに誤字がある!!まあいいや。 いつもより長くなるかもですが、お付き合いください。 僕にとっての24歳 ついに24歳になってしまいました。 自分でも信じられないくらいあっという間の1年で、昨日は、 もう明日が誕生日なの!? とブルブル震えています。 24歳といえば、僕が新卒フリーランスとして独立しようかどうかと悩んでいた大学

「書く」に再び戻ってきた僕の学び直し。

数ヶ月前、Noteの記事を毎日書くということを決めて取り組みました。 確か7月頃の話。 およそ1ヶ月くらいは続いたのですが、次第に体調が悪くなったこともありいつの間にか更新は止まってしまいました。 体調はある程度回復してからも、それでもなかなか記事を書くことに向き合えないでいました。 書こう!と思っても、いざとなると体が動いてくれず、別のことに手を伸ばしてしまうことが続き・・・。 それでも書くことを諦めきれず、さまざま思索を巡らせ、ようやく今筆をとることができています

一歩踏み出すために、大切にしている言葉。

突然ですが、僕の部屋の扉には、ストラップがかけられています。 そこに書いてある言葉。 「おちつけ」 確か、東京の街をふらっと歩いていた時に、偶然見つけた雑貨屋さんで買ったものだった気がします。 なんとなくビビッときたものがあったのでつい、買ってしまいました。 こういう一目惚れみたいな感覚は昔から割と当たるんです。 思えば、東京に来てからの毎日はとても速かった。都心部を少し外れた杉並区にいても、東京の時間の速さはしっかり感じられました。油断していると、すぐ心が持ってい

何を書こうか、ではない。何を考えたか。

「何を書こうか?」と考えていた。 Noteを書いている僕、過去にブログを書こうとしていた僕、どちらの自分も文章を書く上ではまず、ネタ探しから始めていた。 朝起きて、1日が始まる。ご飯を食べたり、ちょっと散歩をしたり、いろいろやりつつも、今日はどんなことを記事にしようかなあなんて考えるけれど、答えはなかなかでず、1日の間際になってなんとか捻り出し、記事にする。 もはや記事の形になっていないものもあるけれど、とにかく出す。 どちらかというと、出してから直す編集の時間の方が

日記×アナログで記事を書く方法

文章が書けない。どうしたらいいんだ? Noteやブログを書いている人なら、ほとんどがぶち当たる悩みだと思います。 ここ数日間、毎日Noteを書いて文章に向き合っている僕も日々、肌がひりつくような難しさを感じています。 文章に向き合う時間が多いほど、そりゃもう何度も悩んで、絶望して。 ひどい時には1日の終わりになるまで書けない事もあります。 例えばここの記事を書いたときは24時ギリギリに書き終わりました。 それでもまた書いてしまう。文章には不思議な魅力があるんですよね

それっぽい言葉で感情を流さない。

「杉並区に引っ越された伊藤さん」 役所の人と話していて、こう呼ばれたことがある。 「伊藤」というのは、もちろん僕の名字だ。 とある日。保険のことについて聞きたいことがあって、 区役所の問い合わせセンターに電話をかけた。 時刻は朝9時。 太陽がさんさんと輝くほどの快晴で。僕の気分も快晴だった。 話を戻そう。 「杉並区に引っ越された」と言う僕を説明することばについてだった。 当然目的ははっきりしている。 個人を特定するためにあえてつけた言葉だ。 それでも、何か言葉に