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一歩踏み出すために、大切にしている言葉。
突然ですが、僕の部屋の扉には、ストラップがかけられています。
そこに書いてある言葉。
「おちつけ」
確か、東京の街をふらっと歩いていた時に、偶然見つけた雑貨屋さんで買ったものだった気がします。
なんとなくビビッときたものがあったのでつい、買ってしまいました。
こういう一目惚れみたいな感覚は昔から割と当たるんです。
思えば、東京に来てからの毎日はとても速かった。都心部を少し外れた杉並区にいても、東京の時間の速さはしっかり感じられました。油断していると、すぐ心が持っていかれる。
自分の望まない方向に引っ張られそうになる。
それくらい油断ならない場所なんです。東京は。
そんなわけで、東京に来てこのストラップに出会ってからは、僕の座右の銘というか一つのキーワードが「落ち着け」になりました。
今日はそんな話です。
そもそも、「落ち着く」ってどういうこと?なんでしょうか?
最近は言葉の意味を調べるのにハマっているので、この記事でも調べてみました。
1.移り動いていた物事が安定した状態になる。
2.言動が、慌てず静かである。
3.その場にしっくりあてはまる。
4.うまく調和する。
個人的に4番の意味が面白いと思いました。
確かに、この使い方をするような場面ってありますよね。
例えば、家具をレイアウトしたときに、感覚的においたのに、なぜか元々そこに置いてあったかのようにピッタリに感じる瞬間。
もしくは、アーティストや声優の選抜オーディションなどで、「この人に歌ってもらわなきゃダメだ。」「この人に演じてもらわなければダメだ」と審査員の中で直感が閃光のように頭を貫いた瞬間。
バチッとハマったその瞬間がまさに調和するってことです。
特に前者のケースは体験したことある人も多いんじゃないでしょうか?
周りの雰囲気と、自らの存在感との境界線を薄くして完全に溶け込む。
一見アイデンティティを失っているように見えるけれど、適度な主張は残しておく。そうすることで最大のパフォーマンスを常に発揮できる。
それが「落ち着く」ということなんだと思います。
適度な主張は残しておく。っていうのがポイントです。
他の人とうまくやっていく上で、自分の色だって少しは入れていいんです。
自分の色を持っている人は、新しい色も生み出すことができます。
人との関わりってそういうものです。
繋がり、関わりを深めていくことで、中身までも変化していく。
もしかしたら、真反対の色にいつの間にかなっているかもしれませんね。
とはいえ、何回も記事の中で言っていますが、フリーランスはどうしてもさまざまな面で不安定な世界です。
収入も月によってまちまちだし、クレカや家の審査も通るかわからない。
人間関係も、会社で働いている人よりも少なくなるケースが多いでしょう。
特に、コーチのように相性の良い人しかお客さんにしない働き方をしている人はドンピシャで少ない。
僕自身も、大学生時代の友達とはほとんど連絡を取れていません。実際、僕が関わりを持っているコーチの方々のほとんどは友達がそこまで多くないということを耳にしています。
多分全員じゃないんだろうけれど、そういう傾向はあるみたい。
それだけ繊細な感覚を持っているからこそ、極限まで自分が付き合う人は絞るんですね。
日々「落ち着き」を意識して作っているからこそ、不安定な中でも人の人生を変えるようなセッションができるんでしょう。
では逆に、「落ち着く」ことができていないとどうなるんでしょうか?
「落ち着きのない人」なんて言い方をされる子供もいますけれど、一番の特徴としては、「一見自由に振る舞っているように見えて、実は自分でも何をやっているのかわからない」ということです。
静かにしているべき場所で周りに迷惑な言動をしてしまったり。
何か要望はあるけど、うまく伝えられないから、問題行動を起こしたり。
自分の要望を別の形で発現させます。
バカッターなんかがまさに当てはまるかもしれないですね。
本人たちからしたら楽しいからやっただけかもしれませんが、実は、注目されたい!とか、有名人になりたい!などといった隠れた思いが彼らをそうさせているのでしょう。
落ち着きがなくなると頭に余白がなくなります。余白がなくなると、さらに落ち着きがなくなる。
「落ち着く」というのはつまり、ありのままの自分の気持ちをつめておける脳内のスペースを持つことそのものなんだと思います。
頭に余白を持つことで自分の幸せを日々認識しながら心身ともにフラットに過ごすことができるんです。頭空っぽの方が夢詰め込めるってことです。
Chara〜Hecchara〜〜
ってわかる人だけ読んでおいてください(笑)
実際、僕も7月半ば頃からほぼ毎日更新で記事を書いていますが、効果は抜群です。
自分で自分の気持ちを言葉にできることは、たとえビジネスをやっていく予定がなくても必要な力だと確信しています。
「伝える」ということでは会社内でも、夫婦間でも、コミュニケーションが存在する場所では必ず起こることだからです。
自分の気持ちに向き合う大切さは簡単なことなのに、なかなか気づけません。僕だって文章を書き続けることをして初めて、大切さを理解し認識を変化させることができました。
悩むことはなくなることはなかなかありませんが、一つ一つに文章を通して向き合っていくのは素直に楽しいです。その度に新しい自分に出会っています。
文章を書くのにもだんだん慣れてきました。
ようやく「落ち着く」ことができた。というわけです。
ここ最近は毎日3回は「落ち着け」ストラップを見て、心の中で3回「今日の自分は落ち着いている。大丈夫。」と唱えるようにしています。
そうすると1日がうまくいくような感じがするんです。
ぜひ、みなさんもお気に入りの文言の入ったグッズを持ち歩いて見てください!そして、感想などがあれば、DMなどから遠慮なく送ってください。
気長に首を伸ばして待ってます!
(僕の場合は「落ち着け」ストラップだけれど、別に他のものでも全然いいと思います。けれど、できるだけ目に入りやすい場所に設置しておくことをオススメ。)
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新卒フリーランスエンジニアとして独立し、Web制作を行いながら様々な人や考えに出会い、新しい自分に出会っていった僕が、「ささいな日常から学んだ気づきや、ありのままの自分で仕事を作っていく考え方」について発信していきます。
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【簡単な自己紹介】
長野県長野市 -> 立命館大学 -> 新卒フリーランス -> 長野と東京で生活
新しいことやものへの好奇心が強く、
学生時代に入った部活は多岐にわたります。
小学校 - 卓球クラブ、合唱団
中学校 - バレーボール部 合唱部
高校 - 弓道部
大学 - 社交ダンス部
普通であれなかった、とあるHSS型HSPです。
ゲームと、唐揚げ、物語に触れることが趣味。
(趣味が近い方一緒に語りましょ〜!!)
皆さんのお気持ちを、こっそり置いていっていただければ。小さな幸せ、これからも皆さんに与えます。