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エッセンシャルワーカーさんに優しい社会であって欲しい


世のなかには、
今、大変な医療関係者をはじめ、
介護の方、
教師、
サービス業からコンビニの店員さんまで、
人と直接関わる仕事をしている方々がいます。

人々の生活を直接支えている
エッセンシャルワーカーなどです。


ところが、
そういった方々の境遇が
あまりよくない社会だと感じます。

たとえば、
9月は休日が多く
シルバーウイークなんて言われますが、
エッセンシャルワーカーや
サービス業の多くは、
大型連休を楽しむのが
難しい方も多いと思います。

そんな感じで、
労働の厳しさや大変さの割に、
賃金や環境があまり良くない気がします。


もちろん、
やりがいや誇りをもって
働いている方も多いと思います。
でも、
「だからといいじゃないか」とか、
「自分で選んだのだから文句を言うな」
というのも違います。

バランスが悪すぎるのです。


現代社会は、
効率がよく、
便利で、
生産性が高いことを求められます。

コスパが悪いことや“ムダ”は嫌われます。


また“自由”が正義の時代です。

わずらわしいこと、
不快なこと、
邪魔に感じることが、
悪の時代です。

これらは一見、
正しいことのように思えます。


しかしです。

僕たちは人間社会を生きています。
私たちは『人間』です。

人間はある意味、
“ムダ”の集まりです。

自分の感情も、
人の感情も、
効率悪く、
ときに煩わしく感じます。
“自由”にとって邪魔に感じるときもあります。

コスパ第一なら、
そんな人間の性質にいちいち関わるのは、
それこそ“ムダ”なのかもしれません。

そんな『人間性』なんか無視して、
効率よく目的を達成して、
生産性を高めることが
大事に思えるかもしれません。


それでも、
僕たちは『人間』です。
効率が悪く、
煩わしさも抱えながらも、
必死に生きていることを認めて欲しいです。

ときに、
誰かの“自由”を妨げてしまっても、
ときに、
高い生産性を上げられなくても、

それでも
「あなたは、いてもいいんだよ」
という”思いやり”が
とても嬉しい『人間』です。


そんな、
コスパのよくない『人間性』と向き合う
エッセンシャルワーカーさんや
サービス業の人が
もっと報われる世の中であって欲しいです。

一見生産性が低くても、
コスパの悪くても、
それでも、
一生懸命に『人間』に向き合ってくれる
エッセンシャルワーカーさんに
優しい社会であって欲しいです。


僕やあなたが、
単なる社会の『歯車』ではなく、
『人間』として生きるために
そうあって欲しいです。



お付き合いいただきありがとうございました。




僕は、
半分自己責任で、
半分社会の問題と考えるようにしています。

自分の問題も、
社会が良ければ抱えなくてもいいかもしれません。
しかし、
大人なら社会のせいばかりにしても進んでいけません。


目の前の人を
『人間』として思いやりを持って接していきたい。

そしてみんなが、
『人間』として生きられる社会になるように
貢献できるようになりたいです。


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