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日記

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2022年4月の記事一覧

創作は精神が生む宝石なのか

創作は精神が生む宝石なのか

はじめに「創作(物)」と「宝石」は似ているのではないかという発想が、ある日急に心の水面から頭を出した。その発想をもう少し詳細にすると「創作は精神のマグマから生まれた宝石のように価値ある結晶なのではないか」というものだ。こんな発想が出たのは面接を受けていた会社で「創作」が大事な単語となっていたので四六時中「創作」について考えていたからだろう。心の水面に浮かんだアイデアの頭頂部はまだ小さな島にしか見え

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遠浅の人間の反抗

遠浅の人間の反抗

こんな記事が先日出ていた。

僕自身は「倍速視聴」をしない。けれど、する人がいるだろうことは想像できる。僕の積読、マイリストの身長といったら、見る度に憂鬱になるほどなのだ。これらを「消化しなきゃいけない」という気持ちになり、余暇で「味わう」ための贅沢な料理がファストフードのように感じられる。一度感じると、料理の味もそこから得られるエネルギーも随分小さくなるように思えて仕方がない。

それでも「損を

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ロシアのウクライナ侵攻から僕が感じた「生きる」こと

ロシアのウクライナ侵攻から僕が感じた「生きる」こと

ロシアによるウクライナへの武力侵攻について、国際社会と同様に僕もロシアを強く非難したい。また、一刻も早い平和を願っている。ただの私的な感想文であるが、「ただの感じた想いを文にすること」が自分にとって大変に大事だと思われたので、少し輪郭を持たせることにする。それは詩人としての態度でもある。同時にコスモポリタンとしての責任を果たそうという背伸びした願いがある。

(概要を把握するのに最も役に立った動画

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真夜中の叫び声

深夜、窓の向こうから分厚いガラスを突き抜けて、若い男性の叫びが聞こえてきた。一棟横のマンションからだろうか。喉がまだ熟れていない少年の声だった。一度短く「アーーー!!!」というこころの破裂音がした。暗い空を通った音は、どれだけの人に届いたかはわからないが、僕には真っ直ぐに届いた。声が僕のこころを揺り動かすのを感じた。

多くの人には迷惑だろう。深夜に狂ったような男の叫びを聞くのは恐怖だろう。隣室の

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ハッキリしない食べ物が苦手

ハッキリしない食べ物が苦手

日記です。
前職の友人2人と久しぶりに会った。なんでも論理的に理解したいエンジニアSと感覚を大事にするデザイナーYと人間第一主義のプロダクトマネージャーの僕。3人はたぶん同い年。僕の呼びかけに応じて僕の無職脱出祝いをしてくれた。(ありがと!)
そこで「ハッキリしない食べ物が苦手」という話をSが始めた。

わけわからん美味しい食べ物注文した「ベイクドチャーシューバオ」がテーブルに来たとき、その話は始

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