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令和の虎【LGBTQマッチングサイト】学校で教える必要はある?

今回は、いま話題のLGBTQについての回を振り返ってみたいと思います。

【前編】志願者の発言に波乱の予感…!?LGBTQの総合マッチングサイトを作りたい!【藤森 幸恵】[373人目]令和の虎

■志願内容

志願内容は「LGBTQの人たちが集まるマッチングサイトを作り、人間関係の悩みなどを話せるコミュニティを作りたい」というものです。

4人のお子さんのママでもある、志願者・藤森さん。
まずはLGBTQについての説明から入ったのですが、「カミングアウトしている人だけで、8%の人がLGBTQ」とおっしゃっていて、え??そんなにいるの??と思ってしまいました。

ざっと調べてみたところ、こちらの電通の調査では8.9%とのこと。
こういうのってどういうふうにアンケート対象の人数を確保して調べるんでしょうね?ほんとにそんなにいるのか…?

また、こちらのサイトでは数字の出典が明らかではないのですが、アメリカやイギリスに比べて、日本のLGBTQ割合は高いという結果が出ているようです。
キリスト教圏は同性愛を禁じてきました(昔は同性愛者は死刑になった)が、日本はそういったこともなかったので、元々カミングアウトしやすい面はあるのかもしれませんね。

話を戻します。
志願者さんは、LGBTQの人にヒアリングをした話、お子さんの友達にLGBTQに該当する子がいるという話など、LGBTQに対する理解が進んだと語ります。

虎たちから「ご自身がLGBTQではないのになぜこのサイトをやろうと思うのか」「ゲイ専用、レズ専用などのサイトはあるが、LGBTQの総合型は無い。需要がないのでは?」など、質問や意見が飛び、ちょっと雲行きが怪しくなってきたところで、衝撃の事実が発覚します。

■既婚者専用マッチングサイトもやる?

LGBTQのマッチングサイトより先に開発を進めているものがあり、それが「既婚者専用マッチングサイト」だと資料に載っているが、これは…?という話に。

既婚者専用マッチングというのは、もちろん不倫専用のマッチングサイトということです。

もう今までの話の内容が一挙に吹き飛びますよね。笑
「LGBTQで悩んでいる人を助けたい」といった話をしていたはずなのに、一方では既婚者専用マッチングサイトを開発しているとは…。

つまり、さっきまでのは飾りの大義名分で、本当はまだそんなに競合が多くないマッチングサイトをやって稼ぎたいたいだけなんでしょ?っていうね。虎の皆さんは「ニッチを狙って稼ぎたい」を否定はしてないですが、最初からそう言われるよりはだいぶ心象が悪くなるのは当たり前です。

でも志願者さんはまだ諦めず、「LGBTについて理解を深めてほしいが法律を変えるなどは困難」「性指向や性自認について学校で教えられていない」などの話を展開します。

■国会で成立してしまったLGBT理解増進法

この志願回は2023年2月ごろの動画ですが、現在2023年6月にLGBT理解増進法なるものが可決されてしまいました。

「性的指向及び性同一性を理由とする不当な差別はあってはならない」というと聞こえはいいですが、体が男性だけれど「心は女だ」と言い張る人が女性風呂に入ったりする事件が各地で起こり、こういったケースを犯罪だと取り締まれなくなる(自分は心は女だと言っているのに差別するのかという話になってしまう)ひどい社会になってしまうのでは、と懸念が広がりました。
(そのため、採択時には「多数派の権利を擁護する」という文言が一応付加されたようです)

この法案についての危険性は、こちらの動画が非常にわかりやすいです。

「学校などで理解を増進させる」といった条文も入っており、非常に反対意見も多かった法案が通ってしまうとは…。

■LGBTを子供に教える気持ち悪い社会

LGBTを学校で教えることについては、虎の方から特に何も意見が出なかったのですが、私は大いに反対です。

「人が傷つくようなことを言ってはだめだよ」
「みんなが自分と同じじゃなくて、人によって性格も考えも好みも違うんだよ」
別に性の話に絞らず、そういう当たり前のことを教えればいいだけじゃないですか?

異性を自覚的に意識しはじめるのって、人によっても違いますが、だいたい小学生高学年〜中学生くらいじゃないですか。そういう気持ちが自然に芽生えるまで普通に待てばいいんですよ。

その時期あるいはそれより前に、同性愛や性自認について教えたら、混乱したり、他の悩みと結びついて誤って自分をLGBTだと認識するような子が絶対出てきますよ。つまり、教えることによって、そういう傾向の子が増えると思います。

特に、自分をT(トランスジェンダー)だと思い、ホルモン治療や性転換までしてしまったけれど後悔している方が多数いるというのを知ると、変に知識を植え付けることがいかにその人の人生を破壊してしまうか、ということを考えさせられます。

上記の記事は、我那覇真子さんというジャーナリストの方が、以前にインタビューした元トランスジェンダーの方の記事を翻訳してくださったものです。元記事のタイトルは以下になります。

私の体験から言えること: トランスジェンダーアイデンティティは自己の価値を下げ、人間性を奪い、破壊を引き起こす

上記記事より引用

本当にいろんな人生があるのだと突きつけられる記事です。ぜひご一読ください。

令和の虎に話を戻しますが、まぁ結果は話の流れから当然のようにNothingとなりました。
正直、ニッチな悩みを解決するような事業は、その悩みを抱えた本人、あるいはごく身近にそういった人がいる場合でないと、良いものはできないと思いますね〜。

以上、LGBTマッチングサイトの藤森さん回でした!

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