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【呑みニケーション】お酒と仕事【人事の仕事】

吞み二ケーション


昔、この言葉は、多くの会社で広まっており、忘年会・新年会など、様々な行事に合わせて企業内で飲み会が行われていました。

しかし、令和の現在だと「昭和の話」「今どきこんな言葉を使うのは時代遅れ」と考えられてますし、少なくとも若手社会人にとって良いイメージを持っている方は、かなり少ないと思います。

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しかし、年代や役職を問わずにコミュニケーションを取るためのツール(手段)の「一つ」としての吞み二ケーションは、見直されても良いと思います。

吞み二ケーションを重要視している経営者の方は、酒の席での振る舞いによって、

「相手の人柄を見ることが出来る」
「酒を一緒に呑めないような奴は、何を考えているか分からない」

という考えを多少なりとも持っていますし、私の仕事上、日常では温厚だった方がアルコールが入った途端に豹変した方も多く知っていますし、酒の席の振舞いによって付き合いを変えた方もいますので、上記の意見は分かりますし真実も含まれていると思います。

私も20代の頃の吞み二ケーションは嫌いでしたし、なるべくなら参加したくない行事でした。

しかし、現在では様々な分野で「多様化」が叫ばれ、日常に入り込んでいる現在、年の離れた方や・考え方が違う方に付き合うことで、新しい学びや刺激を受けることもありますので、吞み二ケーション自体は悪ではない為、たまには付き合ってみてはいかがでしょうか。

(その場所がハラスメントを受けるような場所であるなら論外ですが…)

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そして、たとえ「お酒を呑めない・会社の人とお酒を呑みたくないから」といって、会社内コミュニケーションを取ることが難しいとは決して考えないで欲しいと思います。

上記したように、吞み二ケーションは、年代・役職問わずにコミュニケーションを取るためのツール(手段)として、昭和~平成にかけて広まったものであり、呑むこと自体が目的ではありません。

お酒を呑むことが出来ない・苦手であるのならば、同じような効果を持つ媒介を見つければ良いだけのことです。

私が以前所属していた企業では、呑むことよりも麻雀がコミュニケーションツールでしたし、ランチや趣味でコミュニケーションを取ることも可能です。

いくらIT技術が発展してきたとはいえ、仕事は最終的には人と人の接点が発生するものですし、円滑なコミュニケーションを取っている職場は良い結果をもたらすことが多いです。

苦手分野だとしても、会社内でコミュニケーションを取ることを放棄せず、相手にある程度歩み寄る形を考えてみてはいかがでしょうか。


今年はご愛顧いただきありがとうございました。
来年も変わらぬご愛顧を頂ければ幸いです。



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今回の画像は【ハスつか】さんからお借りしました。ありがとうございます。

#いい時間とお酒

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