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新しい保育サービスの可能性

 改めて思う事、それは子育てをしている女性を支援する為のサービスが日本は乏しい事だ。もっとたくさんのアイディアがあっても良いはずだと感じる。この事で困っている人はたくさんいるのだから。

 例えば、女性が出産した直後、3~6か月程度の期間に、保育士さんが自宅に寝泊まりするサービスがあればどうだろうか。かなり大きなニーズがあると思われる。正直、かなり価格が高くてもサービスを購入しようという人がたくさん居そうに思う。「背に腹は代えられぬ」という思いで高いサービスを買う、という感じだろう。保育士さんも保育園で通常通り働くより遥かに高い報酬を期待できる。0歳児を育てようとしている夫婦にとって非常に高い付加価値があるからだ。

 あるいは、出産直後の6か月を限度とした合宿型集合住宅というサービスはどうだろうか。その集合住宅は0歳児を育てる夫婦のみが入居する。小児科のクリニックが常設され、小児専門の医師&看護師が寝泊りで常駐。更に小規模の保育園が常設され、保育士さんは住み込み型で働いている。(一部の保育士さんは通勤型で、常駐の保育士さんには特別手当が出る)夜間に子供に何かあったらすぐにオンコール出来るブザーが完備されている。カンファレンスルームで育児に関するセミナーやワークショップを定期的に開催。予約型でデイサービスを利用でき、夫婦だけで外出も出来る。費用は特別な対応を除き、6か月間の入居費用に全てコミコミとなっている。

 6カ月を過ぎて「卒業」した後も、会員登録を継続して保育園のデイサービスを利用出来る。通いなれた小児科クリニックを継続利用するのも子供にとっては安心だろう。体調が安定する小学校3年生修了まで利用可能であったらより助かるだろう。

 この場合、入居費用はどれくらいが適切だろうか。個人的には様々なトラブルに対し事前に備えられるだけでもかなり安心なので、月額30万円でも良い。6カ月で180万円だが、子育てに関する不安をかなり軽減できるならば、あらかじめ貯金をしておいて払っても良いだろう。人によっては月額50万円(6か月300万円)でも入りたい、という人もいるのではないか。

 更にこれは追加のアイディアだが、同居人同士のコミュニティでの相互サポートも仕組化出来たら効率的だ。入居時に専用SNSに登録、コミュニティに所属して入居者が相互にサポートをする事でポイントを貯める事が出来る。ポイントを貯めるとサービス利用時に使える。このポイント付与の仕組みはUniposのサービス形態を流用すると促進出来そうだ。

 今回、Twitterをやっていて思いついたアイディアがあったので、長期保存したくてnoteにまとめた。普段はHR系のネタを中心に書いているのだが、今回は育児に関するテーマ。ゆくゆくは子供を育てながらフルタイムで働く夫婦の為の情報となれば、という思いを込めた。

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