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クリスマスのころに手に入れた新しょうが いろいろ料理にふんだんにつかえてあたたまる


はじめに

 昨年の暮れ。ふと病院にたちよるついでにめったに入らない道の駅に。やさいを買う。はたけでつくっていたころとちがい、購入する立場になってあらためてじぶんのはたけでつくりにくいしょうがのありがたさを知った。

きょうはそんな話。

病院の帰りに

 12月中旬、あさおきるとめまいがした。ふらついてつくえのかどであたまを打った。どうきもする。めったにないこと。あきらかにふつうでないので、ここかなと病院をしらべて予約。翌日、あさいちばんで診てもらい、どうやらたいそうなことではなさそうと判明。

すこし気がらくになる。帰り道でやさいを買っておこうとめったに入らない道の駅へたちよる。暮れのじゅんびに入る時期のためか客が多い。まだ午前中のはやい時間。これからさらに混雑しそう。

ならべたばかりの鮮度のいいやさい。どれも目移りがする。おおきなだいこんとブロッコリー、そしてこの時期いちばん量の出る新しょうがを購入。ぎっしりふくろがはちきれんばかりはいっていた。

しょうがはとくに街の店とくらべるとびっくりするぐらい安かった。これでえんりょなくいろいろな料理につかえる。

それからしばらく

 さっそく帰ってすぐにしょうがスープに。いいかおり。飲んだあともぽかぽかする。中華風にしても和風にしても合う。

いちばん入手しにくい時期にはかたまりで買ってそのまま冷凍。けずりながらつかっていた。そのときとくらべるとじつにたくさん料理に入れられる。かおりがしっかりしている。これがつくれたらなあといつも思い、なんどかチャレンジしたがどうもうちの畑ではうまくいかない。土のなかで消えうせてしまう。

さて料理にもどろう。あとはカレー。にんにくとともにくわえると味がかくだんによくなる。しかもたっぷり入れられる。最初に肉をいためるところと、煮たってしばらくのころにわけていれる。

しょうがを少量すりおろし、きび砂糖を少量くわえてあつい湯を入れる。しょうが湯。さむいときやのどに違和感のあるときにいい。あたたまるしおいしい。これだけつかってもしょうがは減らない。

ほかにも

 ふだんつくる和風の煮物にも入れた。とくに鶏肉との相性がいい。いっしょに買っただいこんをやわらかく煮るさいにこんぶだしでしょうがも。これは何日たべても飽きない。スープもあじがいい。

肉じゃがもおなじ。豚肉とこんなにあうなんて。もっとつかいたいぐらい。減塩でつくるのでしょうがの独特のかおりと風味がはいることでよりたべやすくなる。

ほかにもやさいいためでもよくつかう。

おわりに

 1月も終わろうとしている。キッチンのすみにはこのときのしょうがののこり。まだじゅうぶんつかえるだけある。

どれだけたくさんはいっていただろう。これだけあったしょうが。さむさにさらされたからだにはうれしい。もっとほしくなる。そろそろ買いに行こうか。


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