木山 仁(きやまじん)

さまがわりのコンパクトな街に移り住む。学習サポート歴20年、自宅は研究所兼学習のコンサ…

木山 仁(きやまじん)

さまがわりのコンパクトな街に移り住む。学習サポート歴20年、自宅は研究所兼学習のコンサル場。博士(農学)、やさいづくりと販売を経験。絵と宇宙はこころの友。タイトル画像をみのまわりで撮影。jinnote35?gmail.com(?を@へ)。Amazon アソシエイト参加中

マガジン

  • きまぐれエッセイ

    日頃の行動にもとづいたちょっとしたこと、興味の転々とするようすをきままにきまぐれにしたためました。

  • わたしのすきな自然・いきもの・カメラ・絵

    むかしからひまがあると宇宙を空想して時間をすごす少年でした。ヒューとこがらしの冬にこたつでまどろみながらすごすのが無性にすきでした。その想いは年月を経たいまでも変わらない。その日々のあちらこちら。

  • まなびのてがかり

    なんかこのまま一生まなびつづけるのかなと昨今の状況下で、仕事をしつつ思います。ヒトのくらしはみずからの脳を満足させる作業なんだと勝手に結論めいたことで寝床につく日々。

  • 未来サポート

    将来を充実させたい方々へ向けた言葉を紡いでいきたいです。

  • いのちのふしぎ

    生命科学の研究に従事した経験、農業、学習サポートをつうじた教育など生業をつうじて、いのちのふしぎについて感じたことを中心に記します。

最近の記事

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー の緑色のつくりかたを参考にして油絵を描くのに使ってみた

はじめに 若いころから風景画を好んで描いていた。古今東西の画家たちの画集を図書館で借りれる。見たいだけ見れる。たまには美術館で催される展覧会で実物を見る。なかでもジャン=バティスト・カミーユ・コロー(以下コロー)の絵は美術のテキストでおなじみ。 そんな有名な画家のひとりだが風景画を模写で描こうとすると、なかなか再現しにくい色があった。それは緑色。その試行錯誤とその周辺について。 きょうはそんな話。 コローの絵 おそらく美術のテキストや画集でこの人物の絵はごくふつうに目

    • 真夏のような室温の下がらない寝床のなかでちょっと興味深い夢をみた

      (2024.11.4加筆) はじめに よく夢をみる。けさのは比較的覚えている。たいてい乗りものに乗り遅れたり、つまづいてころんだりなどとるにたらないもの。それでもたまに起きたあともそれなりに考えさせられる内容のものが出現する。 きょうはそんな話。 ねむりが浅くて 寝るころでも室内が下がらずじまいのせいか。どうも寝た感じがしない日がつづく。雨つづきで外出せず日中にからだをあまり動かさない、それほど疲れていない日がたまたまつづくからかもしれない。もっとからだをうごかさないと

      • ノート1冊があっというまに埋まってしまう数学ⅡBの大問解き

        はじめに 高校生を教えるのに予習をする。学習サポートのしごとで予習の占める割合はとても大きい。たいてい生徒に教える正味の時間の2倍程度。場合によっては3倍かかるときも。それこみで報酬をいただいているといって過言でない。 個人事業とはいえ、いちどきに教える人数しだいで事業所ならば最低賃金を下回るかも。少人数をうたっている以上それもしかたない。予習にはまると時間をわすれて食事もそこそこで没頭してしまう。もっとわかりやすい手順はないかと探しはじめるとおもしろい。その一連の作業に

        • トマトメインの濃いめの野菜ジュースでパスタのソースをつくるとなかなかおいしい

          はじめに さまざまひとりぐらしであれこれつくり食べるはたのしい。じつに多様なだけの材料が手に入る。しかもそれらの多くは店での処分品。そんなにふところはいたまない。きょうはわれながら意外な組み合わせでアレンジしてパスタをつくった。予想以上においしい。 きょうはそんな話。 処分品の数々 この近くのスーパーの処分品を陳列する時間をつかめたのは大きい。しかもふだんの買いもの時間としてちょうどいい。そんな時間帯このコーナーにけっこう選べるほど品物がならぶ。今回はきのこ類にしようか

        ジャン=バティスト・カミーユ・コロー の緑色のつくりかたを参考にして油絵を描くのに使ってみた

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        記事

          純品の酵素そのものをとりあつかいこの目で見た経験のある生化学者のひとりとして

          (2024.11.1加筆) はじめに  もはや時代は1分子のタンパク質やひとつの細胞の内外の小器官などの挙動をつぶさに探ろうというところまできた。特殊な顕微鏡、高性能の装置や手法を駆使してなんとか(ごく一部ではあるが)情報を得つつある。そんななかグラム単位もの純品の酵素の固体をこの目で見たことのある「古い世代」のひとりとして経験したことを記しておきたい。 きょうはそんな話。 身近な酵素の例 酵素といえば洗剤の容器のおもて面に「酵素入り」との表示を目にする機会をおもちで

          純品の酵素そのものをとりあつかいこの目で見た経験のある生化学者のひとりとして

          かならずしもホテルの歯ブラシが使い捨てとはかぎらないと知った

          はじめに 先日、災害を回避するために両親とともに家をはなれて災害を避けられそうな地域まで移動し、そこそこのホテルへ避難した。そこはほぼおなじ境遇の方々であふれかえっていた。 両親のためと選んだそれなりのホテル利用で知ったこと。かたやしごとで専ら利用するのはビジネスホテル。そんなホテルで部屋のアメニティとしての歯ブラシは、わたしが格安な宿を選びがちだったこともあり、たいていその日使うのがやっとのものが多かった。ところが、今回は…。 きょうはそんな話。 5年あまりつづける

          かならずしもホテルの歯ブラシが使い捨てとはかぎらないと知った

          食料の支出と体重を変えずに米を2倍ながもちできて考えたこと

          はじめに やればできるものと思った。生活と家計を破綻させるわけにはいかない。ここは農家の方々にはやむなく目をつぶってもらう。家計簿をみると支出はほぼ増えていない。日頃の増減の範疇でおさまっている。 なにがちがうかというと米の消費。なんと先月から今月にかけて米を買わずにすごせた。つまり消費量を半分におとせたということ。もちろん体重や栄養は確保できている。 きょうはそんな話。 2週間後がピーク? 米に関しては生協を利用している。2週間後に届く商品の注文カタログをながめてあ

          食料の支出と体重を変えずに米を2倍ながもちできて考えたこと

          風の音からは秋の気配をようやく感じるのだけど、そのあとが…

          はじめに 11月を前にしてなかなか秋を感じられない。先週はそれについて触れた。 きのうの室内も30℃越え。扇風機を横にたてつづけに記事にしている。 ちょっとしつこいかなと思いつつも…。 いまだにそれを見つけられないまま。おそらくきまった場所を行き来するばかりで外出の機会が多くないからかもしれない。仕事さきの大きな木々のうち、イチョウの葉がほのかに黄色みを帯びてきたかなという程度。そこに目を向けないとわからない程度。目を引くという段階には至っていない。 きょうはそんな

          風の音からは秋の気配をようやく感じるのだけど、そのあとが…

          朝の明るさでなく夜の暗いさなかに起きる時季になってきた

          (2024.10.28加筆) はじめに いつのまにか季節がすすみ10月はのこり数日のみ。さすがに日はみじかくなり、夏以来の生活習慣のまま寝起きすると起床時間ではまだ外は暗く、つい寝過ごしてしまいがち。そのため枕もとには時計が必需品。 きょうはそんな話。 数日前は ついうっかり寝過ごしてしまった。二度寝がよくないことはわかっているのに、夜中にトイレで起きてしまうとどうしてもそのあともう一度寝床につくと寝過ごしてしまいがち。 それもそのはず。このところ日々夜明けの時間が遅

          朝の明るさでなく夜の暗いさなかに起きる時季になってきた

          暑さとともにまたまた台風による避難の準備をはじめないとならない11月はじめ

          はじめに どうも気候がおかしい。きのう記したばかり。 暑さだけでも変なのに、週末の11月はじめには西日本に台風が影響しそう。世のなかは南海上の台風の進路にまだそんなに注意が払われていないようで、ネット上で気象予報士の情報がようやく出はじめた程度。 まぎれもなく「夏台風」のような進路をとりそうで、離れていても西日本の広範囲に大雨の影響が出てきそう。よりによってまたもや週末。しごとの疲れをとりにくい。 きょうはそんな話。 ホテル避難を このところ老いた両親を連れてホテル

          暑さとともにまたまた台風による避難の準備をはじめないとならない11月はじめ

          10月下旬の教室でクーラーを入れつづける日々に思うこと

          はじめに このところ暑い日がつづく。外の気温はそれほど暑くはないようだが陽射しはまだまだ強い。このマンションの最上階は屋根や屋上部分が熱せられるためか、昼過ぎはいまだに30度超え。地元の気象台の観測点の値とちがう。 さすがに夕刻に訪れる生徒たちのためにクーラーを入れつづけている。6月からずっとおなじ。夜でも窓を閉めたままの状態で帰宅すると室温は28度から下がらずじまい。 きょうはそんな話。 最長記録 こんな年もめずらしい。すでに学習サポートの教室としているわが住処。暑

          10月下旬の教室でクーラーを入れつづける日々に思うこと

          栗の実がついているはずなのに収穫に行かないままに何年も放置している

          はじめに 店でここよりも北の地域で収穫された栗の実を目にして、そういえば畑の大きなくりの木々を思い出した。昨今の状況以降でこの地域の畑に出歩いていない。つまり収穫に向かっていない。すでになかば放置状態。 きょうはそんな話。 畑に向かわない 引っ越して以降はこの谷間の集落には週2度だけ両親のようすを伺いつつ、すぐそばのもとの家で学習サポートの教室を開く時間以外に向かわない。すでにくり畑には3年行っていない。歩いて数分なのに足が遠のくと意外とこんなもの。以前にはわたしが1か

          栗の実がついているはずなのに収穫に行かないままに何年も放置している

          ふと、そうめんの端っこはおいしいとわかったことを思い出した

          はじめに なんでもない、とりとめのないことがぽんとあたまに浮かんだ。以前noteに記した続編。どういうわけかすみっこのほうを食べるのが好き。食材が何でもそう。なかにはこんなものも。 きょうはそんな話。 そうめんの端 すでに10数年前のできごと。ふと思いたち明日香村を訪れた。歩くよりも巡れると貸自転車で一帯をめぐる。高松塚や石舞台古墳、亀石などをみてまわる。 ついでに、そういえば今晩のおかずをと思い至った。 このまま帰るのも何なのでこの地の産品を買って帰ろうとめずらし

          ふと、そうめんの端っこはおいしいとわかったことを思い出した

          いま吸っている空気のちがいにあらためて思いを寄せるとすれば

          はじめに 18歳までくらした北九州。列車をおりるとあきらかに人工的な「におい」がして、ここちよいものでなかった。そう感じるのはひと息だけでかなしいかなすぐあとはすっかりわすれてしまう。その土地ごとに最初のひと息にはちがいが。ロンドンの降りたった駅はなんと灯油の燃える(ヒーターだろうか)においだったし、その土地の印象をなかば決めかねない。 きょうはそんな話。 くらした街 当時の八幡はにぎわっていた典型的な企業城下町。わたしはこの街で生まれ18までくらした。黒崎駅にほどちか

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          斑点の出た食べごろのバナナを半額で入手できるのはべんりな場所の賃貸住まいのおかげ

          はじめに 平日の昼間。夕方から仕事なので午前中は家事やしごとの予習。それに買い物。なかなかわからなかった近所のスーパーの商品の入れ替えのタイミングをようやくつかめた。ぴったりはまる時間に合わせて家事や早めの昼食を済ませて5分かけずに出向く。処分品がそれこそ待ってましたとばかりにならぶ。 きょうはそんな話。 わずかに環境への配慮 車づかいのわたしは環境へダメージを大きく与えてしまう。とても心苦しい。多少なりとも買いもので償おうと実行。その日のうちに売らないとならない生鮮食

          斑点の出た食べごろのバナナを半額で入手できるのはべんりな場所の賃貸住まいのおかげ

          10月下旬であいかわらず昼に30℃を超す室内ですごす休日と暑さ回避でつくる弁当

          (2024.10.21加筆) はじめに 6~10月。じつに長い夏をすごした感覚。そのため衣がえを途中で中断したまま。ふたたびけさはTシャツ1枚で出かけようかととまどうほど。朝の室温はあまり下がらず28.4℃。まったく7月ごろとなんら変わらない。 きょうはそんな話。 扇風機のスイッチを入れる  4時すぎにめざめた。さきほどご飯は炊けた。きょうは2食分の弁当がいる。ひとつはごはんで1食。もうひとつはパン(サンドイッチ)にした。このパターンが多い。その理由は昼間がまだまだ暑い

          10月下旬であいかわらず昼に30℃を超す室内ですごす休日と暑さ回避でつくる弁当