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旬のたらをメインにつかうといろいろとコスパのいい献立がうかんでくる


はじめに

 さむさがつづいている。あたたかい食事をのねだんのてごろないまが旬のさかなでつくりたい。けっこうわが家でつかうさかなの話。

さかなをえらぶ

 はくさいのねだんと何種類かのさかなの価格が安定している。冬のやさいとさかなたちが主役になりつつある。この両者をいかせるといい。

さかなの豊富な店にたちよる。さしみのコーナーにはまず目をむけない。たいていまるごとのほうがやすい。にわにふたのしまるコンポスト容器があるので、さばいたさかなの内臓などをすぐにいれられる。

しんせんでてごろなさかなをみつけたらちいさくてもさばく。海が荒れぎみのときには漁業にたずさわるかたがたに感謝しつつ、解凍したさかなたちのなかからさがす。

いまならばたら。いわしはまるまるふとっている。ことしはなぜかぶりもおちついている。白身のさかなたちもふえてきた。脂がのってきて身がやわらか。

このところわが家はたらをよくつかう。このところ、このさかなのよさを再認識したかんじ。

たらときのこのグラタン

 切り身のたら。しかも尾のそばや腹身、背びれのそばなどのアラにちかい部分をあつめたもの。この部分はたらをさばくとかならずでてくる。きれいな切り身よりもやすくていいだしやあぶらが出てくる。たくさんはいっていて風味もいい。多少の骨がまじるのはさばいてみるとわかるがしかたない。骨をさけたいならばきれいな切り身を買い、ひとくちサイズに。

そこでグラタン。こちらもねだんのおちついているたまねぎ、じゃがいもをスライスして、きのことともにバター(バター風味のマーガリンでも)でいため、タラをくわえ小麦粉をふる。かきまぜたのち、あたためた牛乳をくわながらかきまぜる。コンソメ、しお、こしょうであじをととのえる。

とろりとしたらグラタン皿へ。パン粉、シュレッドチーズ、ミツバをきざんだものをふりかけ、オーブントースター(もしくはオーブンレンジ)で加熱。

あつあつをたべる。

たらとはくさいのミルク煮

 こちらはもっとかんたん。ひたすらはくさいのやわらかいところをおおきめに切ってなべにぎっしりいれる。そのうえにしょうがをきざんだもの。きのこ、たらの切り身をのせ、火にかける。沸騰したら、牛乳、コンソメ、しお、こしょうであじをととのえる。

わが家ではとちゅうではくさいがどんどんへるので、つぎの食事までにたしてふたたび煮てたべる。そころになると全体にまろやかになり、あじがまとまってよりおいしくなる。

おわりに

 さむくなりよりからだをあたためようとしょうがをきかせる。先日の記事にも登場した新しょうががかかせない。ことしは格安で手にいれられたのでたんまりある。

 ぐつぐつ煮たものをこうしてたべているかぎりは元気でいられる。しんからあたたまるしおいしい。からだがほっしているのがよくわかる。

たらのなべをしようかな。
 

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