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のこりの時間をどう使う:しごととプライベートへの割りふりとバランス


はじめに

 いきものであるかぎり寿命がある。しかもうごけるあいだをどうすごしていくか。これはなやましい。さいわいにもどこも人手不足。声があちらこちらからかかってくる。じつはきのうも。ちょこちょこはたらいて極力むだづかいせずにいれば地方ではなんとかやっていけそうだが。

かといって時間ばかりとられるのもしゃく。せっかくならばやりたいことをしごとにできればやりがいにもなる。そう空想して後ろ髪をひかれる感触と現実を思い知る。

これはけっこう切実なことかもしれない。

きょうはそんな話。

はたらく時間と寝る時間

 このところ6~7時間の睡眠。もうすこし寝たいが、そうもいかない。起きてから寝るまでほとんどからだはうごいている。まだくふうの余地はありそう。

ものを減らす作業で身軽になろうと、本業のしごとのあいまを縫って、家全体から「もの」をへらしていく。最初は4分の1も減らせればいいとのんびりかまえて、わりとはやくそれを達成。しごとからもどりさっぱりした室内をみわたすと、「これもいらなそう」「使ってないよそれ」がまだまだある。つぎつぎ処分。こうして全体の5分の2を処分もしくはゆずった。

まだまだ多い…ときりがない。ひとつの作業をとってもこんな調子。したがって仕事もいきあたりばったりで、ながれに身をまかすばかり。まあ、さきはどうにかなるさのなかばなげやりな世界。

それにしても時間のすぎるのが早すぎる。

再度考える

 昨夜のこと。べつのしごとにさそわれた。大都会でのこどもに接する実績のある組織。ほんとうにこの年齢でいいの?いまの収入よりもずっといい条件とこれまでの経験を活かせてやりがいのある内容。ちょっとだけその場にじぶんの身を置き、はたらくようすを想像してみた。うん、わるくないかも。

そこから現実に舞いもどる。支援の必要な家族やいまの生徒たちをどうするの?ワークライフバランスをなんとかたもつために、自宅をはなれてやっとつぎの居場所へと移動すると決めたばかりじゃないか。

けっきょく、さまざまなしがらみを微調整しながら生きているんだなと、うごけそうでそんなに大きく動けない身だと自覚する。

それでも声をかけてもらえるだけ光栄。もしもなりふりかまわず行けばどんな生活が待っているのか想像するだけで楽しい。

それにしても

 みずからのためにどれだけ時間をつかっているのかとじぶんに問う。そろそろそんな生活もだいじなんじゃないかと。人生のさいごになって働きづめの人生だったなあというのはどうかとか、この年齢になってひとりでたのしむと言っても果たして…

考えているだけできりがない。


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