就活生の悩みをオトナに伝えたいと思ってこの記事を書きます。
就活生の悩みってどれもこれもフワッとしているし,分類分けするのも難しい.さらには,それを言語化できないことも多々ある.だけど,そんな就活の界隈だからこそ
就活生は,「就活でなにをすればいいのかわからない」
人事やオトナの方々は,「学生の悩みを知りたい」
と言い続ける.僕はこれに結構疑問を持つことが多い.果たしてそれは,そもそも悩みなのでしょうか?
だけど,就活生の悩みをちょっとした聞き取りも含めて,僕はnoteで伝えてみたい.これを活用してくれる大人がいること,若者と寄り添ってくれる大人がいることがいればいいなぁと思って.
ちょっとした聞き取り
僕自身で簡単な聞き取りをしてみたら,想定内の解答が多く返答されてきました *.
(*回答者数:10人程度)
当たり前のように,志望動機や面接,自己分析などです.
ただ,そこから何が根本的なのか?を聞いてみると
社会人と学生の差
である.どうしようもないのでは?,そうどうしようもないのです.
もっと聞いてみると,
正解がわからない
なのです.わからなくて当たり前なのに,なんで正解を求めるんだろう?という疑問を持ちます.でも,それは結局のところ,「不安」でしかないのです.
就活生は"不安"なのです
ここまで当たり前だし,わかってるけど,どうしようもないじゃないか.という意見・感情を持つのは当たり前で,僕自身もそれは理解しています.
どうすればいいと思いますか?
この質問は酷ですね.やれることもやれないこともたくさんあると思います.では,ひとこと.
「不安」というものに対して,「安心」をぶつけることをやめる.
は?だと思います.
逆に一言でして欲しいことを言うのであれば,
アクションをみせて欲しい
のです.
ここでのアクションはものすごい広義で使っています.
・自分の会社が好きな姿勢(笑顔で良いところ,悪いところを語る)
・親身に学生との交流をする(質問ではなく,問いかけ)
・憧れの存在になる(自信のある姿をみたい)
・働くということはどういうことかを教えて欲しい(辛いこととかも)
などが挙げられるかもしれません.
就活生の悩みの"タネ"
じゃあ,「不安」は結局,なんなのか?
僕にもわかりません.でも,一つ言語化するのであれば,
夢を語って否定されるのが怖い
ということです.
「それは本当にやりたいことなの?」も「それはどうなの?」もちょっと将来のことを深堀することも学生にとってはきついのです.なぜなら,将来に本気で考えることの初心者でしかないからです.
だから,僕自身が関わっている学生たちは,
「おいしいものを食べて暮らしたい」
「お金持ちになりたい」
「美女に囲まれていきたい」
「生涯,イケメンと暮らしたい」
と言うような野望を口に出せないのです.
正直なところ,どの業界になっても叶う夢を持つことはできます.ブライダルでもエンジニアでも,営業でも,「美味しいものを食べて暮らしたい」という人生の目的(理想論)に近づくことはできるはずなのです.
だから,夢を語るお手伝いをしてあげてください.
人は,夢を語ることは脳に負担がかかるのです.逆に昔のことを語ると脳は楽してしまうのです.でも時系列は繋がっています.
でも,ガクチカとかによって,就活生は「過去思考」に陥ってしまい,そこで留まってしまいます.もったいない.
就活生の悩みの"タネ"は「過去」から来るものなのかもしれません.
オトナにして欲しいこと
こんなことは,おこがましくて,言うことは普段できませんが,多分,就活生の心の底には,「憧れ」と「輝き」が欲しいんでしょう.
だから,オトナにして欲しいことは,
「憧れ」と「輝き」になって欲しい
のです.ただこれは,努力や暗いところ,裏話も含めた上での憧れと輝きです.そこから,オトナの夢も語って欲しいというのが本音かもしれません.
社会人と学生には差は存在しますし,学生感ですら差は存在します.その中でも目標が近くにある,その存在がいるだけで,人は変わります.
お願いします.オトナのあなたの生き様を聞かせてください.
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