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社員の定着率・採用率を向上させる方法!

エンジニア向け転職サイト「エンジニアtype」が、現役エンジニアに対して、キャリアについてアンケートを行った調査結果がありましたので、ご紹介させていただきます。

調査結果には、社員の方の定着率や採用率を向上させることができそうなヒントが多くありましたので、ぜひご覧ください。

― 今後もエンジニアとして働き続けたいか? ―

技術派は71%が「はい」と回答。
一方、マネジメント派は50%が「いいえ・分からない」と答えた。
技術派・マネジメント派共通して「分からない」を選んだ人の中には「ほかにもやりたいことがあるから」「ほかにいい仕事があればエンジニアにこだわる必要はないと思う」といったポジティブな理由を挙げる人がいる一方、技術のキャッチアップに対する不安を語る意見が多く見られた。

「わからない」を選んだ人の理由

  • 年齢が高くなると、どこまで追いつけるか考えてしまう(50代/システム保守・運用)

  • 年々、拘束される勤務時間や技術的にもついていけなくなっている(40代/パッケージソフト開発SE)

  • 年齢的に新たなものを学習していく事が、辛くなってきている(40代/オープンweb系SE)

  • 知識習得の限界を感じているから(50代/システム保守・運用)

  • 習得したことがすぐに陳腐化して追い続けるのが厳しい(40代/オープンwebアプリ開発)

― キャリアパスを描く際に感じる障壁や課題は何か? ―

技術派は半数近くが「技術トレンドをキャッチアップする難しさ」「専門的スキルや経験を獲得する機会の不足」を選択。
一方、マネジメント派の方は「技術トレンドをキャッチアップする難しさ」(20%)、「ワークライフバランスの維持が困難」(19%)の順で多かった。
技術志向の方がキャリアに対する不安を感じていると言えそうだ。

※後編に続きます。


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~後編~

― エンジニアとしての成長の妨げになっている要因は何か? ―

「忙しすぎて学習する時間が取れない」と感じている人は技術派が46%、マネジメント派も23%で最多だった。
年代別で見ると、技術派・マネジメント派ともに、年齢が上がるに従って「忙しすぎて学習する時間が取れない」を選ぶ人が多くなる傾向が見てとれた。
また、マネジメント派は「明確なキャリアパスや昇進のガイドラインがない」を障壁だと感じている人が19%いた(技術派だと9%)。
マネジメント志向があり昇進を意識している層だからこそ、評価制度や仕組みに対して何らかの課題や不満を抱えていそうだ。

― エンジニアとしてのキャリア成長に関して、企業から求めることや期待するサポートは何か? ―

技術派は「技術的トレーニングや研修の提供」を求めている人が41%と最も多く、マネジメント派は「仕事とプライベートのバランスを取りやすい環境」を求めている人が21%と最も多かった。

― 定年までエンジニアとして働き続けていられると思か? ―

技術派、マネジメント派のどちらも40%が「はい」と回答。
マネジメント派の方が「いいえ」と回答している割合が高い(30%)ことから、技術派とマネジメント派は明確に違うキャリアを思い描いていると言える。
また、技術派、マネジメント派ともに、年齢が上がるほど「働きたいが不安」と答えた人が増える傾向にあった。
特に、技術派の50代で「分からない」と答える人が58%と高いのは、年齢を重ねるほどに技術力向上への意欲低下や不安感が増すことと関係していそうだ。

「働きたいが不安に思っている」を選んだ人の理由

  • 将来的にはだいたいの仕事が機械になっていそうだから(20代/オープンweb系SE)

  • いつまで強みが活かせるのか見通しが立たない (40代/制御組込系SE)

  • 自分の手持ちの技術で付いていけるのか不安(50代/システムコンサルタント)

  • より専門性が問われる中、知見習得には限界があるため(40代/パッケージソフト開発PG)

  • 老齢になってエンジニアができるイメージがない(40代/オープンwebアプリ開発)

  • 現状のままだと時間にゆとりがないので体力的に厳しい(50代/汎用機系PM)

  • 人が育たないから(20代/オープンweb系SE)

いかがでしょうか???

エンジニアの方々は、キャリアを形成していくうえで調査結果にある不安を抱えています。

もしこの不安を解消できれば、社員の方の定着率を向上させ、社外にアピールすることにより採用率も上げていけると思います。

ぜひ参考にしてみてください。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。

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by事務SOLマン


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