見出し画像

会社員兼週末ミュージシャン、双子育児奮闘中!の同級生のモヤモヤを聴く!

軸ラボリフレッシュは、「自分を知って楽しく生きよう!」をモットーに目の前のもやもやを話して整理するサービスです。

さて、シモムラソウシくん(40代)からのご相談。

この相談内容は、ご本人の許可を得て、フェイクを交えずに!ご紹介しています。


▼相談内容と背景

シモムラくんは学生時代から音楽を続けていて、弾き語りやバンドでのライブ活動なども行っています。同時に3歳の双子のパパでもあり、育児と仕事にも励まれています。シモムラくんと私は中学の同級生のため、卒業後も交流があったのですが、こんな話がありました。

自分は今の職場で初めて正社員として働き出して今年で9年目やけど、仕事は「楽しい」というよりは「忍耐」の2文字でやってきた感じ。
別に愚痴りたいわけではなく、音楽活動だけで見れば、人生を棒に振ってやった分の恩恵は今も全然ある。育児も大変だけどやりがいは感じるし、プライベートも充実してると思う。ただ、「仕事をする」ってことに関しては、あまりにも適当に生きてきたからな~。

音楽活動を優先してきた結果、自分にとって「仕事」というものの位置づけが、いまいちモヤモヤしている様子。軸ラボリフレッシュのモニター募集中だったこともあり、一度話してみない?と提案したところ、おもしろそうなのでやる!と快諾してもらえました。

▼お話を聴いてみた

軸ラボ開始前に、自分のことをいろいろと振り返って、自問自答していたそう。新卒での仕事、プロのミュージシャンを目指して活動を始めたとき、その夢に区切りをつけたとき、結婚したとき、子供が生まれたときなど、詳しく話を聞く機会があったわけではないですが、私も時々彼のライブを観に行っていたので、人生の選択が色々とあったんだろうなと感じます。

その時々にでき得る最適の選択をしてきたし、すべてはつながってるなぁと思う。

過去の色々な選択に後悔をしているわけではなく、現在の状況はその時々の最適な選択の結果だと感じているとのこと。プライベートは子育ても含めて楽しいし、やりがいがある。頑張らないといけないな~と感じるそうで、プライベートは事前に聞いていた通り、充実しているとのことです。モヤモヤしているという仕事について聞いてみました。愚痴が言いたいわけじゃないねんけどね、と笑いながらも話してくれました。

今の職場からの転職を考えるのは現実的ではなくて。給与UPを目指して自分なりにがんばってはいるけど、自分の職務遂行能力とか、自分よりも年上の人たちを見ていて、定年までの天井が見えてきた感じ。自分は35歳から社会人始めたから、これが社会か~~って思う。週5そういう心持ちで働いてると、もうちょっと前向きでいたいな、と思うねんよな。

会社の制度や社風に思うことはあれど、上層部にも事情や都合があることもわかる。子育て中の現状を考えると転職も現実的ではない。めっちゃわかります。そうなんですよね。転職しても状況が良くなるとは限らないし、会社の上層部の状況を考えられるようになってくるのも、年齢を重ねてきた結果でもあります。「現状のまま定年まで働くとこのラインまでか」とある意味無力感を感じるのは、シモムラくんだけでなく40代の私たちが感じ始めるひとつの「キャリア危機」だと思います。

子供たちが成人するとき、自分は60歳前後。子供のことを考えると、少しでもいい人生を歩んでほしい、と話題は子供のことに移ります。自分の同級生の現状を振り返ると育ってきた環境は大事だと思う、例えば英語とか…。と将来のために英語に触れさせることや、家族で一緒に楽しめる工夫をすることなどを話します。

そして音楽の話へ。来年にレコーディングをしたい、と考えているとのこと。ふと思い出したように、ここ最近の忘れられない出来事について話してくれました。

去年の11月にFacebook経由で知らない人からのライブ予約が入ってん。ここ最近は常連の知ってるお客様ばっかりやったから、誰やろう、と思いつつ予約を受けたら、東京でプロシンガーをされている人で。話してみたら「10年前からファンなんです」って言ってくれてびっくりして…。自分が活動休止してる時も待ってくれてて、アメブロで情報を見つけてくれて、ライブを見るために関西に来てくれた。「一生懸命やってたことが、伝わってたんやな」ってめちゃくちゃうれしくて。刺さる人には刺さるなら、あと何人の人に届けられるんだろう、自分の今の歌をきちんとパッケージングして届けたいって思ったのが、レコーディングしたいと思ったきっかけやねん。

…これはめちゃくちゃうれしいですよね。お話を聴きながら、鳥肌が立ちました。自分がやってきたことが、誰かに届いている。プロのミュージシャンというものではなくても、やってきたことが報われる瞬間だと思います。

ただ、レコーディングをするにも現在はお小遣い制のため、レコーディング費用の捻出が難しい。ちょうど弾き語り20周年記念のライブを年末にチキンジョージでするので、グッズなども作り、そこで費用を捻出できたらなと思っている、とのこと。生き生きと音楽について語り、音楽にかかわるやりたいこと、アイデアは色々と出てくるようでした。

コロナ禍で一般的になったクラウドファンディングなどを利用するのは?と質問したところ、予想通りあまり気が進まないらしく。自分の中での音楽での「稼ぎ」はライブハウスなどその場所での売り上げや、物販などのイメージが強かったようです。わかります。自分にとって大切にしていることやものほど、お金に換えていくことに抵抗感は感じやすいと思います。ライブハウスなど自分を支えてくれる場所への還元もしたい、それもシモムラくんの良さだと思います。

ただ、昨今のアイドルのライブや、配信をメインとするミュージシャンの話をする中で、「応援してくれる人に喜んでもらえるサービス」は何か考えてみてもいいのかも、と気づきがありました。長く音楽を続けてきて、ありがたいことに応援してくれている人は何人かいる。その人たちに協力してもらったり、巻き込んだりしながら、また新しい音楽を生み出していくことは、ファンの人たちにとってもうれしいことなのでは?とお伝えしました。(私自身が幅広く推し活をしているので、応援したい、という気持ちがとてもよくわかるので力説してしまいました(笑))

確かに、仕事へのモヤモヤというより、「仕事の収入で音楽活動をする動きづらさ」にモヤモヤしてたのかも。プライベートで使えるお金がそれなりに自由になれば、モヤモヤは減るかも、と思えた。音楽活動で使うお金は、音楽活動で稼ぐ。例えば趣味はお金が出ていって当然だけど、音楽で多少なりとも稼ぐ手段があるわけなので、いろいろ工夫して考えてみたらいいんかもやな…。

話すうちに、自分のモヤモヤの核心に気づかれたようで、何か動き出すきっかけになるといいなぁと感じました。

▼軸ラボリフレッシュを終えて

人に話すのっておもしろいなと感じた。音楽をしてる仲間内に話すわけじゃなく、説明しながら話すので、自分たちでは見えないところが客観的だからこそ見える感じ。腰が重いところがあるけど、動き出せるかも、と思えた。モヤモヤの原因がわかれば、動くにしても、あきらめるにしても、自分の行動を考えることができる。自分がモヤモヤの原因だと考えていた事とは違う部分にモヤモヤ解消のヒントがあった。自分のやってきたことに、自分が気付いていない角度からの発展的な意見をもらえた。

アンケート回答と面談内の感想より抜粋

当初は仕事についてのモヤモヤを話してみない?というお誘いでしたが、自分がなぜモヤモヤしているのかに話す中で気づき、「人に話すっておもしろい」と感じてもらえて、とても良かったです。こうやって自分がモヤモヤしていることに、別の角度の気づきがあるのって、自分が大切にしている「軸」に気づくからだと思います。軸ラボ冥利につきます。

▼軸ラボを人に紹介するとしたら?

軸ラボのブログの自分のカウンセリング記事をSNSでシェアする。

アンケート回答より抜粋

ありがとうございます!実名モニターだからこその紹介方法で、ありがたいなと感じます。軸ラボは本当にSNSが下手で(本当に…)体験してくれた方が直接紹介してくださることが多く、とても助かっています。いつもみなさま、ありがとうございます!ご自身のブログやSNSで紹介してもらうモニターは考えたことがなかったのですが、今後需要があれば考えてみたいです!(良かったらコメントや公式LINE、インスタDMなどから「モニター応募の件」についてご意見ください)

今回モニターご協力いただいたシモムラくん、ありがとう!
↓↓↓シモムラくんのチキンジョージライブの詳細はこちら↓↓↓
12月28日(土)
三宮・CHICKEN GEORGE
シモムラソウシ弾き語りワンマンライブ
『弾き語る人生2024•師走
〜20年目の自作自演〜』
OPEN-14:30 START-15:00
Ticket-¥3,000-(別途1D代)


軸ラボリフレッシュは1時間5,000円、オンライン相談を承っています。
公式LINEからお問い合わせください!https://lin.ee/OWd3qyn


「自分を知って、楽しく生きよう」をモットーに、自己分析や、就活、婚活、終活に役立つ記事を書いていきたいと思います。