見出し画像

筋トレ、英語、そして書くこと

今から2年前、私は一念発起し、お金をかけて痩せることにした。
身長157cmに対し、体重は当時、6●キロとかなりぽっちゃりしていた。このまま見境なく好きなものを食べて、体型も気にせず年を取っていくのかな、と不安がよぎりながらもおやつタイムは絶対見逃さなかった。
でも、このまま死んでしまったら後悔しそう。そんなの絶対嫌だ。
 
そこで、ライザップではないが、それに近いパーソナルジムに通い、専属トレーナーをつけ、徹底的に食事の管理をした。2か月で30万ちょっとの出費だけれど、意志の弱い私には、「これだけお金を払って痩せなければ、人間失格でしょ」という位追い込まないと効かないと思ったのだ。
 
2か月間、週1回60分パーソナルトレーナーのもと筋トレし、毎日食事の写真を送りチェックしてもらう。朝はサラダ、昼は魚、夜はプロテインドリンクと温野菜。おやつはアーモンド8粒。最初はきつかったけれど、体が軽くなったせいか、気分も爽快になり、頑張り抜いた。その結果、8キロの減量に成功。ジムを辞めてから普通にごはんも食べているけれど、軽い筋トレを続けていたことで、さらに7キロ減った。
 
食事の管理はもちろん重要だけれど、やはり筋トレの効果は大きかったと思う。筋トレせず、脂肪を減らすだけのダイエットだったら、すぐリバウンドしてしまっただろう。
 
そして1年半前、また何かしてみたくなった私は、「1000時間チャレンジ」に取りかかることにした。
『一つの分野で1万時間費やしたらその道で一流になれる。1000時間だと上級者になれる』という研究データを小耳にはさんだことがきっかけ。英語にはある程度自信があったものの、ネイティブではないので、そうだ、英語を徹底的に勉強しよう、と思いたった。
 
平日は帰宅後に1,2時間、週末は6、7時間、英語スピーチを暗唱したり、本を読んだり、イディオムや英単語を覚えたりと繰り返しルーティンを続けた。そうこう続けているうちに、「ああ、これってまさに筋トレと同じだ」と気が付いた。最初は1日でも怠ると、さぼった分を埋めるのに2日かかるけど、ある程度続けていると根底のものがすでに蓄積されているので、何日間かスキップして、勉強に戻ってもすんなり入ってくる。筋トレを1週間しないまま、ちょっと暴飲暴食しても、太ることはない、のと同じかな。
 
ちなみに1000時間はまだ達成していない。というか、そのチャレンジはいったんやめてしまった(もしよければ、『恋愛における人生の皮肉』を読んでください)。

 
そして今、また書くことを始めた。以前新聞社に勤めていた時、休暇から戻ってくるたびに、必ず先輩に「書いていないと書けなくなるよ」と言われた。本当に書き続けることって重要。書き続けることで文章はうまくなるけど、書かなくなると本当に言葉がでてこなくなる。
やはり書くことはやめられない、筋トレと英語学習を通して、改めて決意した。

https://twitter.com/ATF_TOKYO

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?