浄土複合スクール

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浄土複合スクール関連の情報を発信します。 浄土複合→https://jodofukugoh.com 浄土複合スクール→https://jodofukugoh.com/school/

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    Jodo Journal 4 [2023 SPRING]

    発行:浄土複合本体 1300 円+税A5変形版/並製/176頁刊行:2023年3月31日ISBN:978-4-9911963-2-4--アートとライティングが交差する芸術誌『Jodo Journal』4号。巻頭座談会(岩瀬諒子×松本花音)では京都のパブリックスペースに現れた、人々の流れに変化を与えるような空間的介入をめぐって議論が交わされ、レクチャーシリーズ(千葉雅也、三浦哲哉、星野太)では、執筆の実践をめぐって、とりわけ私たちの身体や生活と結びついた視点から、広く深く論じます。特集「イメージに接近する」では、感覚的な共感としての「映え」が芸術文化をも飲み込む現在において、イメージに深く向き合う方法を探ります。東京・愛知で大規模な回顧展が開催された画家ゲルハルト・リヒターの再検討を起点に、現代美術や建築、写真や映画など広くジャンルを横断しなから、イメージの創造の現在を多角的に紹介しています。小特集「生まれなおす「具体」」では、解散50年をきっかけとして、戦後の関西を拠点とした美術グループの具体美術協会に迫ります。年譜、インタビュー、論考を収録。—目次[巻頭座談会]岩瀬諒子×松本花音「広場=劇場としての庭」|聞き手・文=中西一史[レクチャーシリーズ] 千葉雅也「連想とノンリニアの執筆術」三浦哲哉「言葉が再演する食と映画」星野太「想起としてのライティング」[小特集] 生まれなおす「具体」年譜:「具体」の18年アーカイブを通じて見る「具体」|西宮市大谷記念美術館、宝塚市立文化芸術センター、芦屋市立美術博物館|聞き手・文=懶い、谷川哲哉加藤瑞穂「具体美術協会を歴史的に評価するために」クロスレビュー「すべて未知の世界へ-GUTAI 分化と統合」展[特集] イメージに接近する桝田倫広「展覧会から考えるゲルハルト・リヒター」平倉圭×池田剛介「絵具を真剣に受け止める——ゲルハルト・リヒターをめぐって」大山エンリコイサム「横断するイメージ——整数的な次元を超えて」二次元と三次元を往還する——二・五次元印刷 StareReapの可能性|志村直人、金氏徹平|聞き手・文=吉田理紗建築のマルジナリア|山をおりる、ノーツエディション|聞き手・文=中島亮二教会を視る|聖アグネス教会、京都ハリストス正教会、京都御幸町協会、カトリック河原町協会、加藤磨珠枝|聞き手・文=シラカワタイヨウ写真が在りたいように在らしめる——赤々舎の方法|姫野希美|聞き手・文=瀬戸山友紀カメラをとおして近づくこと|小田香|聞き手・文=よるの木木音楽と落語——実体のないイメージを想起させる音|Avec Avec、月亭太遊|聞き手・文=神田恵理[クロスレビュー]展覧会 岡本太郎BRIAN ENO AMBIENT KYOTOライアン・ガンダー われらの時代のサインアンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO扉写真:qp
    ¥1,430
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    論集『5,17,32,93,203,204』

    浄土複合ライティング・スクール4期生有志による自主制作の論集ZINE収録論考◆外側から「僕」を見つめる ーー努力クラブ 第 16 回公演「世界対僕」をめぐって神田恵理◆まばたき、谺、手紙 ーー小田香『鉱 ARAGANE』、『セノーテ』、『ノイズが言うには』、『あの優しさへ』reviewよるの木木◆リアルを救うことはまだできそうか ーー石川竜一『zk』のための試論懶い◆次元のはざまでーー2.5 次元印刷「StareReap」作品に接近する吉田理紗◆ウォーホル、最後の晩餐シラカワタイヨウ◆絵画でもパフォーマンスでもなく ーー村上三郎のタブローについての試論谷川哲哉◆ メルツバウを見る、聴く、もう一度見る中西一史◆ 脱タテモノ論 ーー谷口吉郎〈藤村記念堂〉について中島亮二
    ¥500
    浄土複合の本棚
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    Jodo Journal 3 [2022 SPRING]

    発行:浄土複合本体 1300 円+税*オンラインストア購入特典として、浄土複合オリジナル140字原稿用紙を差し上げます(2022.5.20-)A5変形版/並製/208頁刊行:2022年4月10日ISBN:978-4-9911963-1-7--アートとライティングが交差する芸術誌『Jodo Journal』第3号。巻頭座談会「書けないお悩み相談室」(千葉雅也、山内朋樹、瀬下翔太)、レクチャーシリーズ 「書くことのプラクティス」(平倉圭、小田原のどか、髙松夕佳、山内朋樹)では、多様な視点でライティングの実践を深く広く考えます。特集「距離と創造性」では、パンデミック下で私たちが直面する「距離」を切り口に、アートや写真から都市やマンガに至るまで、創造の現在地点を多角的に描き出します。小特集では、気鋭の哲学者エリー・デューリングの提起する「プロトタイプ」概念を起点に、アートや社会のありようを深く捉え直すインタビューや対談を掲載。前号から大幅にボリュームアップしてお届けします。—目次[巻頭座談会]千葉雅也、山内朋樹、瀬下翔太「書けないお悩み相談室」[レクチャーシリーズ] 書くことのプラクティス平倉圭「霊をコンポーズする」小田原のどか「書く/書かれるの境界を攪拌する」髙松夕佳「本を形にするために」山内朋樹「フィールドワークを言葉にする」[小特集] プロトタイプとは何か?エリー・デューリング「プロジェクトからプロトタイプへ(あるいは、いかに作品にせずにすますか)」(訳:岡本源太+武田宙也)プロトタイプ――エリー・デューリングへのインタビュー、聞き手:フランク・マドレネール(訳:岡本源太+武田宙也)池田剛介×岡本源太 対談「芸術のプロトタイプとプロジェクトの社会」古谷利裕「桂離宮とバイロケーション (柄沢さんとの思い出とその作品について)」[特集] 距離と創造性作家不在の美術館でつくられた「作品」たち:牧口千夏(ピピロッティ・リスト展)、鎮西芳美(マーク・マンダース展)|文・聞き手=吉田理紗アートの再成を新潟から再生する:濱田真由美(久保田成子展)|文・聞き手=中村紗央里変わりゆく東京の中で、都市を考える:西荻のこと研究所、TOMO都市美術館|文・聞き手=原田遠 「あらわれる」を共に待つ:サトウアヤコ、タカハシ’タカカーン’セイジ|文・聞き手=よるのふね[座談会] 伊藤俊治、松田行正、港千尋「パンデミックとバウハウス一〇〇年」その場での旅――「余白」としての石碑たち|文=川名佑実砂遊びの記憶を集める。|文・聞き手=荒川弘憲武富健治 ロングインタビュー:時流との距離|文・聞き手=橋口亮介[クロスレビュー]ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island -あなたの眼はわたしの島-ニューミューテーション#4 小嶋晶・小林椋パンデミック下で作品を捉えなおすマーク・マンダース —マーク・マンダースの不在イサム・ノグチ 発見の道Viva Video! 久保田成子展[巻末レクチャー]池田剛介「造形としてのライティングに向けて」-写真:qp
    ¥1,430
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    Jodo Journal 4 [2023 SPRING]

    発行:浄土複合本体 1300 円+税A5変形版/並製/176頁刊行:2023年3月31日ISBN:978-4-9911963-2-4--アートとライティングが交差する芸術誌『Jodo Journal』4号。巻頭座談会(岩瀬諒子×松本花音)では京都のパブリックスペースに現れた、人々の流れに変化を与えるような空間的介入をめぐって議論が交わされ、レクチャーシリーズ(千葉雅也、三浦哲哉、星野太)では、執筆の実践をめぐって、とりわけ私たちの身体や生活と結びついた視点から、広く深く論じます。特集「イメージに接近する」では、感覚的な共感としての「映え」が芸術文化をも飲み込む現在において、イメージに深く向き合う方法を探ります。東京・愛知で大規模な回顧展が開催された画家ゲルハルト・リヒターの再検討を起点に、現代美術や建築、写真や映画など広くジャンルを横断しなから、イメージの創造の現在を多角的に紹介しています。小特集「生まれなおす「具体」」では、解散50年をきっかけとして、戦後の関西を拠点とした美術グループの具体美術協会に迫ります。年譜、インタビュー、論考を収録。—目次[巻頭座談会]岩瀬諒子×松本花音「広場=劇場としての庭」|聞き手・文=中西一史[レクチャーシリーズ] 千葉雅也「連想とノンリニアの執筆術」三浦哲哉「言葉が再演する食と映画」星野太「想起としてのライティング」[小特集] 生まれなおす「具体」年譜:「具体」の18年アーカイブを通じて見る「具体」|西宮市大谷記念美術館、宝塚市立文化芸術センター、芦屋市立美術博物館|聞き手・文=懶い、谷川哲哉加藤瑞穂「具体美術協会を歴史的に評価するために」クロスレビュー「すべて未知の世界へ-GUTAI 分化と統合」展[特集] イメージに接近する桝田倫広「展覧会から考えるゲルハルト・リヒター」平倉圭×池田剛介「絵具を真剣に受け止める——ゲルハルト・リヒターをめぐって」大山エンリコイサム「横断するイメージ——整数的な次元を超えて」二次元と三次元を往還する——二・五次元印刷 StareReapの可能性|志村直人、金氏徹平|聞き手・文=吉田理紗建築のマルジナリア|山をおりる、ノーツエディション|聞き手・文=中島亮二教会を視る|聖アグネス教会、京都ハリストス正教会、京都御幸町協会、カトリック河原町協会、加藤磨珠枝|聞き手・文=シラカワタイヨウ写真が在りたいように在らしめる——赤々舎の方法|姫野希美|聞き手・文=瀬戸山友紀カメラをとおして近づくこと|小田香|聞き手・文=よるの木木音楽と落語——実体のないイメージを想起させる音|Avec Avec、月亭太遊|聞き手・文=神田恵理[クロスレビュー]展覧会 岡本太郎BRIAN ENO AMBIENT KYOTOライアン・ガンダー われらの時代のサインアンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO扉写真:qp
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    論集『5,17,32,93,203,204』

    浄土複合ライティング・スクール4期生有志による自主制作の論集ZINE収録論考◆外側から「僕」を見つめる ーー努力クラブ 第 16 回公演「世界対僕」をめぐって神田恵理◆まばたき、谺、手紙 ーー小田香『鉱 ARAGANE』、『セノーテ』、『ノイズが言うには』、『あの優しさへ』reviewよるの木木◆リアルを救うことはまだできそうか ーー石川竜一『zk』のための試論懶い◆次元のはざまでーー2.5 次元印刷「StareReap」作品に接近する吉田理紗◆ウォーホル、最後の晩餐シラカワタイヨウ◆絵画でもパフォーマンスでもなく ーー村上三郎のタブローについての試論谷川哲哉◆ メルツバウを見る、聴く、もう一度見る中西一史◆ 脱タテモノ論 ーー谷口吉郎〈藤村記念堂〉について中島亮二
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    Jodo Journal 3 [2022 SPRING]

    発行:浄土複合本体 1300 円+税*オンラインストア購入特典として、浄土複合オリジナル140字原稿用紙を差し上げます(2022.5.20-)A5変形版/並製/208頁刊行:2022年4月10日ISBN:978-4-9911963-1-7--アートとライティングが交差する芸術誌『Jodo Journal』第3号。巻頭座談会「書けないお悩み相談室」(千葉雅也、山内朋樹、瀬下翔太)、レクチャーシリーズ 「書くことのプラクティス」(平倉圭、小田原のどか、髙松夕佳、山内朋樹)では、多様な視点でライティングの実践を深く広く考えます。特集「距離と創造性」では、パンデミック下で私たちが直面する「距離」を切り口に、アートや写真から都市やマンガに至るまで、創造の現在地点を多角的に描き出します。小特集では、気鋭の哲学者エリー・デューリングの提起する「プロトタイプ」概念を起点に、アートや社会のありようを深く捉え直すインタビューや対談を掲載。前号から大幅にボリュームアップしてお届けします。—目次[巻頭座談会]千葉雅也、山内朋樹、瀬下翔太「書けないお悩み相談室」[レクチャーシリーズ] 書くことのプラクティス平倉圭「霊をコンポーズする」小田原のどか「書く/書かれるの境界を攪拌する」髙松夕佳「本を形にするために」山内朋樹「フィールドワークを言葉にする」[小特集] プロトタイプとは何か?エリー・デューリング「プロジェクトからプロトタイプへ(あるいは、いかに作品にせずにすますか)」(訳:岡本源太+武田宙也)プロトタイプ――エリー・デューリングへのインタビュー、聞き手:フランク・マドレネール(訳:岡本源太+武田宙也)池田剛介×岡本源太 対談「芸術のプロトタイプとプロジェクトの社会」古谷利裕「桂離宮とバイロケーション (柄沢さんとの思い出とその作品について)」[特集] 距離と創造性作家不在の美術館でつくられた「作品」たち:牧口千夏(ピピロッティ・リスト展)、鎮西芳美(マーク・マンダース展)|文・聞き手=吉田理紗アートの再成を新潟から再生する:濱田真由美(久保田成子展)|文・聞き手=中村紗央里変わりゆく東京の中で、都市を考える:西荻のこと研究所、TOMO都市美術館|文・聞き手=原田遠 「あらわれる」を共に待つ:サトウアヤコ、タカハシ’タカカーン’セイジ|文・聞き手=よるのふね[座談会] 伊藤俊治、松田行正、港千尋「パンデミックとバウハウス一〇〇年」その場での旅――「余白」としての石碑たち|文=川名佑実砂遊びの記憶を集める。|文・聞き手=荒川弘憲武富健治 ロングインタビュー:時流との距離|文・聞き手=橋口亮介[クロスレビュー]ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island -あなたの眼はわたしの島-ニューミューテーション#4 小嶋晶・小林椋パンデミック下で作品を捉えなおすマーク・マンダース —マーク・マンダースの不在イサム・ノグチ 発見の道Viva Video! 久保田成子展[巻末レクチャー]池田剛介「造形としてのライティングに向けて」-写真:qp
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最近の記事

2023年に公開された受講者による文章一覧

浄土複合ライティング・スクールでは、今年も一年、受講者がライティングに取り組んできました。特に今年度から一年間の基礎コースの修了者を対象として、継続的に文章の執筆と発表を行っていく「実践コース」を開講しました。実践コースの受講者を中心に、外部メディアとも連携しながら、選抜した文章を公開しています。 今年2023年に外部メディアで公開された批評や記事を以下にまとめておきます。 -- AMeeTでの掲載 https://www.ameet.jp/ ■懶い「アリーナの時間、そ

    • 展覧会レビュー「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」(京都国立近代美術館)

      陶芸をめぐるかたちの攻防  松村大地 皿と壺は同じ形をしている。ろくろの上で回る土の上端を絞れば壺に、開いてゆけば皿になると言えるだろう。陶芸制作の要であるろくろは、必然的に円筒の形を作り出す。その形は、器物としての「用」を陶芸作品にもたらしている。 「走泥社再考」展は、1948年に京都を中心に若手陶芸家たちによって結成された走泥社の半世紀にわたる活動のうち、その前半期25年の活動の全貌を紹介する。本展は走泥社そのものに加えて四耕会や生け花など、周囲との繋がりにも言及す

      • 作品評|佐々木健《授乳室のためのドローイング》

        授乳室という庭 羽渕徹 キクイモ、アヤメ、ホトトギス、マツバギク、ヒメツルソバ。さらに奥に進むと、アサガオ、ウメ、ナンテン、サルビア、ハナビシソウ、ツバキ、レンギョウ、ハナトラノオ、アガパンサス、センダンと、多様な植物が壁面に直接描かれている──佐々木健の《授乳室のためのドローイング》(豊田市美術館 授乳室、2023年)である。授乳室は、使用中でなければ誰でも入室自由だ。 佐々木と同じく、ウィリアム・モリスもまた壁に植物を描いた。いや、正確には直接壁に描くことはなかった

        • クロスレビュー「ダンスダンスレボリューションズ」(京都芸術センター)2/2

          矢印はダンスを踊らない 文:各務文歌 京都の街の中心を流れる鴨川は、両岸に整備された遊歩道や平地を持つ水辺として、人々の憩いの場になっている。景色を楽しみながら歩く人、楽器を演奏する若者たち、疾走する自転車、手を繋ぎ散歩するカップル……穏やかな川べりに人は集い、日々ささやかなドラマが繰り広げられている。 今作「ダンスダンスレボリューションズ」の主な舞台として登場する「いつもの場所」も川のほとりだ。かつて発泡スチロール製の大きな「矢印」を宇治川に浮かべ中之島まで下るという前

        2023年に公開された受講者による文章一覧

          クロスレビュー「ダンスダンスレボリューションズ」(京都芸術センター)1/2

          踊る言葉、場が呼び起こすダンス 文:神田恵理 スワンはディディが好き、ディディもスワンのことがきっと好き。それでもふたりは不意にワープしたり、ループしたり、ない過去や不確定なこれからを考えたり……空間も時間も超越するほどすれ違いながらも、言葉とダンスで不器用なコミュニケーションを続ける——。『ダンスダンスレボリューションズ』がどのような公演であったのかをできるだけ正確に描写するために、公演前に二度行われたオープンリハーサルの様子をふまえながら公演の詳細に迫ってみたい。 中

          クロスレビュー「ダンスダンスレボリューションズ」(京都芸術センター)1/2

          Review:「すべて未知の世界へーGUTAI 分化と統合」(大阪中之島美術館、国立国際美術館)

          切り裂いてなお、戸惑う──白髪富士子と具体 文:懶い 早くも1955年に制作されていた田中敦子の《作品(ベル)》で大阪中之島美術館の展示は幕を開ける。来場者がスイッチを押しているあいだ、高らかなベルが鳴り響く。同年の第1回具体美術展でも展示され、1階、2階にまたがる会場を音で駆け巡ったこの作品の持つ性質を、白髪富士子はメンバー間の相互批評において次のように的確に言い当てている。 「やかましいベルの音は、すきなだけ、むさぼりたいだけのものをむさぼらせてくれる。いくらとっても

          Review:「すべて未知の世界へーGUTAI 分化と統合」(大阪中之島美術館、国立国際美術館)

          新年のご挨拶&「すべて未知の世界へ ー GUTAI 分化と統合」展レビュー寄稿のお知らせ

          2023年、明けましておめでとうございます。 浄土複合は今年5年目を迎えます。 このnoteでは引き続き浄土複合ライティング・スクール関連の文章やお知らせを発信していければと思います。今年はより活発に更新したいですね… -- さて大阪のアートを伝えるウェブサイト「PaparC」に、「すべて未知の世界へ ー GUTAI 分化と統合」展(大阪中之島美術館、国立国際美術館)のレビューを寄稿しました。田中敦子、正延正俊、白髪富士子、村上三郎に注目しながら、アクションや物質性とは異な

          新年のご挨拶&「すべて未知の世界へ ー GUTAI 分化と統合」展レビュー寄稿のお知らせ

          クロスレビュー「アンディ・ウォーホル・キョウト」(京都市京セラ美術館) 3/3

          セルフィ以降のアンディ ── 《ギャングの葬式》と匿名映え 文:中島亮二 ひかえめな鍵盤の小気味よいリズムに複数の声が反響する。高木正勝による楽曲「Andy」(*1)は、大衆に埋もれながら楽天的に居振るまう狂言廻しを思い起こさせる。いわゆる「自撮り」が一般化して久しい私たちにとって、セルフポートレイトを多く残したアンディ・ウォーホルはずいぶんと身近な存在と認識されるのだろう。その意味において、私たちはみなすでにウォーホル、というよりもアンディに近い。「だれでも15分だけ有名

          クロスレビュー「アンディ・ウォーホル・キョウト」(京都市京セラ美術館) 3/3

          クロスレビュー「アンディ・ウォーホル・キョウト」(京都市京セラ美術館) 2/3

          引き延ばされる同一性、ドッペルゲンガーとしての「影」 文:よるの木木 黒地に赤、青地に紺、黒地に黄色、右手に葉っぱのような形が浮かぶ、「ANDY WARHOL KYOTO」展で横並びに展示された三作は、どれも「影」と題される。著名人から商品ロゴや事件まで、何を示すのか一見わかりやすいアンディ・ウォーホルの作品のなかでは、ぱっと見なんだかわからない「影」シリーズは異色に見える。 光の角度や場所によって、伸縮し、濃淡を変え、形がゆがむ影という存在は、自分の写しであるはずなのに

          クロスレビュー「アンディ・ウォーホル・キョウト」(京都市京セラ美術館) 2/3

          クロスレビュー「アンディ・ウォーホル・キョウト」(京都市京セラ美術館) 1/3

          フラットな顔変換——アンディ・ウォーホル《三つのマリリン》 文:中村昌平 まるで観光地やアミューズメントパークで目にする顔はめパネルのような絵だ。「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」展の顔ともいうべきこの作品がそんなふうに見えてしまうのは、スマートフォンカメラのシャッター音がパシャパシャと鳴り響くこの会場の雰囲気がどこかの観光スポットを想わせるという、ただそれだけの理由によるのだろうか? たぶん、それもある。でも、きっとそれだけではない

          クロスレビュー「アンディ・ウォーホル・キョウト」(京都市京セラ美術館) 1/3

          クロスレビュー「展覧会 岡本太郎」(大阪中之島美術館)

          ダンシング with/as タロウ・オカモト(文:中村昌平) 太刀のように絵筆をたずさえ、そこからぐぅっと右脚に重心をかけ、撫で斬りにするように描く。手首をひねるような動きとともに絵筆を離し、体勢を起こし、ぎょろぎょろとした目つきでキャンバス全体を見回す。 展覧会場の一角に設置されたビデオに映し出されていた、制作中の岡本太郎の姿である。どの作品に取り組んでいるのかは定かでなかったものの、この映像を見た瞬間、思った。岡本の絵画に描かれたストロークは、こうして実際に彼がとった

          クロスレビュー「展覧会 岡本太郎」(大阪中之島美術館)

          オンラインレクチャー「ゲルハルト・リヒター展ができるまで」を開催します

          9/17(土)19:00- 桝田倫広さん(東京国立近代美術館主任研究員)によるオンラインレクチャー「ゲルハルト・リヒター展ができるまで」を開催します。パンデミックやウクライナ情勢のさなかに展示はいかにつくられたのでしょうか。リヒター展を深く知る機会となるでしょう。ご参加をお待ちしています。 ゲルハルト・リヒター展ができるまで 講師:桝田 倫広 日 時 2022年9月17日(土) 19:00-21:00 オンライン視聴|1000円 オンライン視聴+『Jodo Journal

          オンラインレクチャー「ゲルハルト・リヒター展ができるまで」を開催します

          ロームシアター京都のウェブメディア「Spin-Off」での掲載テキストをまとめました(2021.9-2022.8)

          浄土複合ライティング・スクールでは、ロームシアターのウェブメディアSpin-Offにて、修了生がレビューやレポートを執筆・発表するプログラムを継続中です。昨年から一年間で6本の文章が公開されています。以下でこれまでの掲載テキストをまとめました。いずれも力作となっていますので、この機会にぜひご一読いただければ幸いです。 「Sound Around 001」公演評 楽器としての身体|文:足利大輔 「妖精の問題 デラックス」公演評 「多様でガチャガチャした生/性」を見つめる |

          ロームシアター京都のウェブメディア「Spin-Off」での掲載テキストをまとめました(2021.9-2022.8)

          クロスレビュー「京芸 transmit program 2022」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)

          展示空間を散歩する(文:八坂百恵) 巨大な土塊が縦に長い部屋の真ん中に陣取って我々を迎えた。土塊の周辺には土がばらばらと散らばっており、作品の展示領域を広げている。我々は展示領域を侵犯しながら土を踏んで通る以外なく、するとカーペットに絡みついた土をさらに擦りつけることになる。ここで我々は、美術館でお行儀よく作品と対峙する態度から解放され、散歩をするように土塊の周りを歩き、作品を眺めることになる。この作品は野村由香《池のかめが顔をだして潜る》で、張り子の要領で成形した球体に、

          クロスレビュー「京芸 transmit program 2022」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)

          夢と記憶の迷宮——森村泰昌 「ワタシの迷宮劇場」展レビュー

          吉田理紗 5つの門からひとつを選ぶ。門の横幅は人がひとり、やっと通れるほどしかない。「だぶらかしの門」から、足を踏み入れる。展示室全体は無数の水色のカーテンで仕切られ、ポラロイド作品が掛かっている。どこからか物語の朗読と電車が走る音が聞こえてきて、その音の正体を探しにゆくが、道に迷ってしまう。通常、美術館で展覧会を見るときは、鑑賞の順路が設けられ、鑑賞者は企画側の意図に沿って視線も動きも誘導される。しかし「森村泰昌:ワタシの迷宮劇場」展には順路がなく、5つある「門」のうち任

          夢と記憶の迷宮——森村泰昌 「ワタシの迷宮劇場」展レビュー

          サイドストーリーから見る「ミニマル/コンセプチュアル」展

          八坂百恵 「ミニマル/コンセプチュアル:ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術」展では、造形やコンセプト等から語られる抽象的なメインテーマに対して、「労働」や「生活」といった、より身近で具体的なテーマが各所に浮かび上がる。さらに展示構成により、それらをひとつの流れとして読むことができる。本レビューでは、これをサイドストーリーと呼ぶ。 本展はあくまでもフィッシャー・ギャラリーで展示された作品や、フィッシャー夫妻と作家のやりとりを経て制作された作品にまつわる

          サイドストーリーから見る「ミニマル/コンセプチュアル」展