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20歳の大学生が大手企業の採用支援を手掛ける——採用エンゲージメント事業の最年少の軌跡

「 “圧巻の人財”を育てあげ、なくてはならない存在であり続ける」
これがJBAのモットーです。

JBAでは、“圧巻の人財” を目指し、年齢も専攻もさまざまなインターン生たちが日々奮闘しています。インタビューを通じて、仕事や目標だけでなく、その裏にある率直な想いまでご紹介し“圧巻の人財“ を紐解きます。

今回取材したのは、事業コンサルとしてJBAで活躍する佐藤友熙さん。JBAとの出会いから約1年。大手建設会社への採用支援などを手掛け、JBAの採用も行っている佐藤さんが、採用に熱を注ぎ続ける理由に迫ります。(ライター:中田)

佐藤友熙/事業コンサルタント
北海道大学農学部生物環境工学科2年生。2023年3月にJBAに入社。入社当初から札幌拠点で多くの採用案件を担当し、現在は採用エンゲージメント事業で活躍している。趣味は読書とポーカー。

100%では通用しない社会。

——佐藤さんがJBAに入社した経緯を教えてください。

大学1年生のときは居酒屋で普通の大学生らしくアルバイトをしていました。ふと残りの大学生活を考えた時に、居酒屋のアルバイトをやっているだけだと全然成長もないし、刺激もないし、社会に出て役立つこともないと思って。あとは北海道というのもあり、時間の流れがのんびりしていたので、プレッシャーがかかる環境に身を置きたかったんです。
そこで、大学生のうちから社会で役立つスキルや考え方を身に付けたくてインターンを始めようと思いました。それで札幌で長期インターンを調べていて、偶然見つけたのがJBAでした。

——農学部からコンサルタントを目指したきっかけは何だったのでしょうか?

元々僕、ゲームがすごく好きだったんですよね。なので将来はゲーム開発に携わろうかなと思って、エンジニアを目指していたんですよ。ただ、エンジニアって「こういう方針になったので、こういうコードを書いてください」って言われた仕事をこなしていくじゃないですか。僕の性格的に人から言われた仕事をやる、っていうのが合わなくて、方針を作る側になりたいと思っていたんです。ITを活用して課題解決をしてみたいともずっと考えていたので、IT×○○で進路を考えてみました。そんな中、たまたま農業が人手不足で困っている話を聞いて、「確かに...」みたいな。ITの力で農業の効率化とか、何か助けてあげられることを学生時代からやっておけば、その思考って働き始めた後も活かせるんじゃないかなと思ったんです。そこから、自分が持っている力を社会に活かす方法を考えていくうちにコンサルタントという仕事に広く興味を持つようになりました。

——入社してから印象に残っている仕事はありますか?

印象に残った案件で言うと、僕1回案件受注して失注したことがあるんですよ。コンペでの採用サイトの提案だったんですけど、企画書もリサーチも大学生の僕が全部1人でやらせてもらった案件で。それでコンペで1回受注の連絡が来たんです。多分その1、2週間後、今からサイト作ろうかって動き出したぐらいで、他社さんにしますって連絡が来たことがあって。他社さんのデザインとコンセプトの方が、伝えたいメッセージに合致しているという理由でした。ガクッて気持ちが落ちた時期もあったんですけど、僕にとってはいい経験だったと思っています。ある程度できるようになったら満足する性格なので、最初の案件で受注してOKだったら多分JBAを辞めちゃってたなって思っています。あそこで1回折られたことは自分にとって大きかったですね。

——この案件を経て、コンサルタントに対する意識は変化しましたか?

これまで受験とかゲームとか、何をやってもできちゃう人生だったので、どうせインターンでもなんとかなるよみたいな感じではあったんですけど、やっぱり社会の厳しさを思い知ったというか...。言われた課題だけではなくて、自ら新たな課題を見つけてそれに対する提案も行う。100%の提案では足りなくて、120%150%の提案を出さないと通用しないんだ、と思い知らされました。


仲間とだから突き進むことができた、採用コンサルの道。

——佐藤さんは現在、どのような仕事をされているんですか?

現在は、大手警備会社の高校生採用に携わっていて、職場見学会で使用する動画を提案中です。戦略策定から商談の出席、資料作成まで行っています。
あとは、採用エンゲージメント事業の自社サービスを企業に紹介するための資料を作っています。「JBAのサービスはこのようなものです、このような課題をこのように解決します」ということを自ら定義して資料を作っています。

——このような案件に携わるにあたって、採用に関する知識がかなり必要になってくると思うのですが、知識はどこで身につけましたか?

採用に関する本をめちゃめちゃ読んだのと外部の採用セミナーを聞きまくりました。本に関しては多分20冊以上読んでいます。ただ、単純に本だけ読んでいるとただの勉強になっちゃうんですよね。ちゃんと仕事に必要な採用のインプットをして、仕事に反映させていく。セミナーに関してもこれは同じで。このインプットとアウトプットを繰り返すことで、実践から定着、応用までできるようになるので、インプットとアウトプットの両方を心がけています。

——なるほど。勉強になります!そこまで仕事に注力できる理由は何でしょうか?

やっぱりJBAの仲間ですね。JBAのインターン生ってみんな変なんですよ(笑)。大学を休学してインターンにコミットしていたり、海外の大学にオンラインで通いながら働いていたり。なので、1つの物事に対してベクトルの異なるアイデアが溢れるように出てくるんです。自分1人では思いつかない色々な切り口を知ることができるのが非常に面白いんです。あとは、みんな地方創生とか、それぞれやりたいことやビジョンを考えていて、それを一緒に叶えたいっていうのがありますね。

(多様な経歴を持つJBAのインターン生についてもっと知りたい方はこちらの記事もおすすめです。)

——入社から約1年、実際に仕事をして感じる採用の面白さを教えてください。

そうですね、これ話すと5時間ぐらいかかるんですけど(笑)。採用って実は企業活動の中心になるんですよね。結局会社っていうのは、人が動いて成り立ってるわけじゃないですか。人が話し合ってサービスが出来上がって、それを売るのも買うのも人ですし、企業活動の中で人がかなり重要で。いわゆる経営のセンターピンって言われるところに携われるのがすごく面白いんです。
今の採用市場の動きって良くないんですよ。会社の理念、やりたいこと、この先向かっていく方向に共感するより、福利厚生、給料とかの待遇や学歴が重視されてて。会社がどんな理念で、方向性で動いているのか、どんなビジョンを持っているのかに共感しないと、やりがいやモチベーションに繋がらない。だから理念に共感した仲間を集める採用にしたいってのが1つあって。
あとは人事担当者の立ち位置。社内でも「直接的にお金を生み出さない採用活動をなぜ手伝わなければならないのか」という考えがあるのが現状で。企業は採用の重要性を理解していないんです。自分の将来と共に、会社の将来、組織の将来を考えられるような人財、つまり長期的に会社を支えてくれるを会社全体で集める必要があるんですよ。それなのに、人事部は採用目標を達成するだけで、それ以外の人間は「なんか毎年新しい人入ってくるな」ってなるだけ。なので、採用した人間に対して持つべき「自分が採用した」っていう当事者意識が低いんです。これを改善するには、採用は自分が責任を持つっていう意識が必要不可欠です。だからこそ、会社全体で採用に関わるのが重要なんです。企業が採用の重要性を理解して、理念に共感して入社してもらうという採用のパラダイムを創っていきたいですね。


大学生だけど、大学生じゃない。

——佐藤さんが実際に働いてみて感じたJBAの魅力を教えてください。

2つあって、1つ目は圧倒的な裁量の大きさですね。
自社採用の方になるんですけど、元々JBAの採用において、公式LINEっていうものがなかったんです。そこで、LINEサービスの導入を担当させていただいたことがあるんです。LINEのサービスを提供している会社って世の中にたくさんあるんですよ。その中から5社くらいをピックアップして、僕が商談して、上司の人と相談して導入するサービス会社を決めますと。決めた後も、LINEで提供するコンテンツを考案したり。全体の採用フローの決定、構築までを全部やり切りました。おかしいじゃないですか。サービスの契約から導入と実行、運用まで全部僕がやるっていう。僕一応インターン生ですからね(笑)

——JBAでは学生でも前線で働くことができるのですね。それでは、2つ目の魅力も教えてください。

年齢は一切関係ない、というところですね。普段の人間関係からものすごく感じます。僕、大学2年生でJBAの大阪拠点の中で最年少なんですよ。長く採用に携わっているのもあって、一応僕が採用に一番詳しいっていう自負はあるんですけれど。ただ、おそらく一般的な企業だったら年で上下関係があって、なかなか言いたいことが言えないとか、自分の提案が通らない、なんてことがあると思うんですよ。JBAだと、僕が言ってることや提案したことに対して、「その発想はなかった」とか「めちゃくちゃ解像度高いね」とか言ってもらえて。むしろ、年上の人が僕に対してアドバイスを聞きに来てくれることもあります。

——なるほど。そんなJBAに入ったからこそ学べたことってありますか?

大手企業や各種業界の現状を知ることができたのが大きかったです。大学生も一応成人したとはいえ、所詮学生じゃないですか。社会のことを何も知らないし、企業で働くっていうことも知らないし。実際に企業が活動していく中でどんな人がどんな思いで働いているのか、何を考えているのかって全然想像がつかないと思うんです。JBAでは、ヒアリングや商談の場に出させてもらう機会が多くて、企業が何を課題としているか、企業で働いている人が何を考えているかを、大学生のうちから知ることができますね。普通に大学生活を送っているだけだと、知ることができないものばかりだと思います。


圧巻≠No.1。目指す場所は...

——今後の目標をズバリお願いします!

目下の目標としては、まずは採用に最も詳しい20代になること。これまでJBAで大手企業や自社の採用に携わってきて、これはもう100%なれるっていうふうに思ってるので、なります。大学生で仕事して、給料、福利厚生などの待遇や学歴を重視する採用と人事担当者の立ち位置の低さを知っちゃったので。理念に共感してくれる仲間を集める採用、人事担当者の地位向上は実現したいですね。
自分の人生全般の目標でいうと、最強の右腕人財、その人のNo.2になりたいです。

——どうしてNo.1ではなくて、No.2なのですか?

僕結構飽き症なので、自分が掲げた目標だとある程度のところで満足してしまって、自分の100%を出し切れないと思っていて。人が見せてくれたものだったら面白いなって共感できるし、人のためにやろうってなったら、絶対終わりがないんです。JBAでビジョンを持つ仲間に出会って、熱い目標を持つ人のそばで自分の100%以上を発揮したいって思って。JBAは、社長ラウンジっていう食事会みたいな場で、社長に事業・クライアントワークについての相談や人生観などについて質問する機会があって、このことを社長にも相談したんです。「その人のビジョンを叶えたいっていうビジョンは、ビジョンになりますか」っていう質問をしたときに、「それは素晴らしいね」と。「人間は人のために動いたときに、本来の力を大いに発揮できる」と言われたので、No.2でもいいんだと思い、目指すようになりました。

——最強の右腕人財になって、どのような人の願いを叶えたいですか?

そもそも、人って2種類いると思っています。俺か俺以外かじゃなくて(笑)。物事を考えていくときに、やりたいことから考えていく人と、今やっていることの延長線上で考えていく人がいて、僕は前者を助けたいと思っていて。やりたいことだけ語っていても誰も共感してくれないし、やりたいことはわかってるのにどうやればいいのかわからないまま。これって世の中にとってもったいないことだし、その人にとってもかわいそうなことかなっていうふうに思っていて。
人は2種類しかいないって言ったんだけれど、僕は夢を追う人と現実を見る人の間に立つ、3種類目の人間で。夢と現実をうまく織り交ぜて、より多くの人のビジョンを形にできるようになりたいですね。

——では、最強の右腕人財になるために日々の仕事で意識していることはありますか?

課題の本質を見ることですかね。こういうアウトプットが欲しいとか、こういうことをやって欲しいって言われたときに、何でそれが欲しいんだろうっていう理由まで考えて、そこに対して100%、いや120%、150%の答えを返せるような仕事をしていきたいなって思っています。

——採用のプロフェッショナル、JBAの長期インターンとして、JBA長期インターンに興味を持っている方にメッセージをお願いします!

僕が求めてるのは能力とかそういうものではなくて、本当にやる気のある人がいいと思ってます。やる気はあるけれど、そのやる気をどこにあてるか迷ってる人に来てほしいです。JBAは、もちろん仕事もそうですけど、キャリアや人生について考える機会が多くて、それらを考える材料として実際に社会に触れてみるっていう経験ができて。多くの経験を積み重ねた先に、何か自分の中の熱とかを注ぎ込めるものとか、自分のキャリアプランを見つけて欲しいなって思ってますね。

もし迷っているとしたら、まずは応募して欲しいです。JBAの選考は、こちら側が判断するだけじゃなくて、皆さんが自分が身を置く場として合ってるかっていう、双方向でジャッジをできるように組んでいます。書類選考通過後の体験会で、働いてる人と会ったり、面談をしたりする場があるので、実際に自分の目で人や雰囲気を見て判断して欲しいかなって思います。

——最後に、佐藤さんにとって「圧巻の人財」とは何でしょうか?

そうですね、僕がなりたい圧巻の人財でいうと、誰かが事業を興したいとか、事業を進めたいなっていうふうに思ったときに、一番最初に相談に来る人。簡単に言えば最強の右腕人財ですね。この先、自分が触れた事業は全て成功させたいです。

Interviewer: Nakata(Consulting Writer)


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