京大院からJBAのコンサルタントへ!大手コンサルへ内定を獲得したあとにJBAで長期インターンを始めた理由
「 “圧巻の人財“ を育てあげ、なくてはならない存在であり続ける」
これがJBAのモットーです。JBAでは、“圧巻の人財” を目指し、年齢も専攻もさまざまなインターン生たちが日々奮闘しています。インタビューを通じて、仕事や目標だけでなく、その裏にある想いまで率直にお話しし、 “圧巻の人財“ を紐解きます。
今回取材したのは事業コンサルとしてJBAに入社されたIさん。中高時代のある経験から建築学専攻に進んだIさんは、そこから進路を変えてコンサルタントの道を目指すようになりました。建築学科からコンサル職へ転換してJBAに入られたIさんのストーリーをお届けします。
01 / 就活後にJBAのインターンに参加、そして新規事業の立ち上げへ
ーーIさんは大学卒業後コンサルタントとして働くことが決まっていて、JBAにも事業コンサルタントとして応募されたということで、建築学を学んでいたところからコンサルタントの道に進むことにしたのには、何かきっかけがあったんですか?
私は大学で建築に関して深く学んでいくうちに、建築業界の抱える深刻な課題を知りました。最も深刻なものは「重層下請け構造」というものなのですが、他にも現状の建築業界には一建築士としては解決できない課題が山積していることが分かりました。
日本の建築技術は素晴らしいのに、伝統的な建築技術を引きづく若い世代がいなかったり、海外で建築設計の案件を取ろうとした場合は、経営戦略的な観点から外国の企業に負けたりすることが多いんです。
私は、これらの課題を根本から変えていくには、ビジネス、経営の世界で変えていかないといけないと感じ始めて、若いうちから経営に関して深く考え、経営戦略に関わっていくことができるコンサルタントになりたいと考えるようになりました。
私は日本の建築技術を学んでいく中で、日本の建築は世界に誇れるものであると自負していますし、何より建築が好きなので、日本の建築業界をもっと盛り上げていきたいんです。そのために、私はトップコンサルタントにならなければならないと感じています。
ーーJBAのインターンにはどのような経緯で応募したのですか?
自分は就活を終えた後にJBAでインターンすることを決めました。就活をしているときに東京の人たちと交流した際、長期インターン経験のある人たちが、すごく円滑に議論を進めていたり、ツールをうまく使いこなしたりしているのを見て衝撃を受け、入社するまでに絶対にこの差を埋めておかなくては、と強く感じてインターンを探し始めました。
建築業界の課題を解決するうえでは、必ず対面で生身の人と相対する必要があります。その点を考慮して、私はオンラインでの業務はしたくなかったので、関西でできるようなインターンを探していました。
すると、JBAが出していた「学生のうちから新規事業に参加できる」という募集を見つけたんです。
僕は将来、建築業界の課題を解決する、もしくは将来的に何かやりたいことを見つけた際に、「起業」という選択肢を取ることも視野に入れています。
ただ、起業することと、コンサルタントの業務って大きく違うイメージがあって。コンサルタントの業務は、1から10,10から100を作るイメージなんですけど、それに対して起業は0から1を作る行為だと思うんです。
なので、新規事業に携わることで、0から1を生み出す経験を学生のうちにしておいて、将来起業するときにそれを活かしたいと感じてその募集に応募することにしました。
——JBAに入って、何か新規事業の立ち上げに関わることはありましたか?
ありました。JBAでは近年「採用エンゲージメント事業」というものを立ち上げ、企業の採用を支援する事業を始めることにしました。その前座として、JBAは現在自社の採用を積極的に行っています。どのような人材が会社の文化に馴染んだり、求めている能力を持っていたりして、活躍できるハイパフォーマーが入ってくるのか、徹底的な仮説検証を踏んでいるところです。私はそこで、採用業務で動画のことに関わったり、SNS周りのことに関わったりと、様々な業務に携わらせていただいています。
枠にとらわれずに、必要なことはすべて考え、必要なリソースを割いて実行する。これを自由にできるのはJBAという環境だからこそだと思います。
——枠にとらわれずに、あらゆる業務に携わることができることが、JBAの魅力なのですね。
その通りです。私がJBAで一番魅力的だと感じているのは、学生を信じて裁量権を持たせてくれるところですね。入ってきて直ぐの長期インターン生に新規事業の立ち上げを任せてくれる点にも表れていますが、JBAには本当に学生が主体的に活躍できる環境があると感じます。学生に裁量権があるとうたっている企業はたくさんありますけど、いきなり入ってきた学生にこんなにポンポン仕事を任せてくれる環境は日本中探しても他にはないんじゃないかと思います。時間に対する経験密度は、どこよりも高いと思います。
02 / 真面目に、真摯に。中高時代の経験が僕を強くした。サッカーを通して会得した戦略的思考力。
——それでは、JBAに入る以前のIさんについてくわしく聞かせてください。中高生時代はIさんはどんな学生でしたか?
そうですね。一言でいえば、真面目な学生だったな、と思います。ただ、ずっと最初から真面目だったというわけではなくて、小学校の頃は田舎の小学校にいて、周りよりも勉強も運動もできたので少し天狗になっている部分があったんですよね。でも中高に入ってみたら勉強も自分よりできる人がたくさんいたし、スポーツに関しても全国大会に出ている人とかもいて、自分よりできる人間がたくさんいるということを知りました。
そこで自分の実力がまだまだなんだなっていうのを実感して、そこからは謙虚になっていろいろなことに真面目に打ち込むようになりましたね。
ーーすごいですね。Iさんは建築業界の課題を解決するためにコンサルへと路線変更したり、入社までに実力を付けておくために長期インターンを探してJBAに飛び込んできたり、凄く行動力の高さを感じます。なにか行動を起こすうえでモチベーションになっているものがあるんですか?
それでいうと知的好奇心が大きなモチベーションになっています。その源泉となっているのは、先ほども述べた中高時代の経験だと思います。小学校ではトップクラスにできると思っていた勉強やスポーツが、中高に上がってみると全然そんなことがなかった、という経験をしたことで、今自分が見てる世界が、本当の世界とくらべてめちゃくちゃ小さいものだ、っていう感覚が芽生えたんです。この感覚が自分の中にずっとあるんですよ。
自分が知っている情報は世界の情報の中のほんの一部で、知っている情報の量が増えれば増えるほど有利に生きられるだろうなと。それが原動力になって、新しいことを知りたい、もっと新しいことに挑戦したいという姿勢につながっていると思います。
——Iさんが学生時代に経験していたもので、コンサルとして役に立っているなと感じるものはありますか?
サッカーだと思います。私は中高時代にずっとサッカーに没頭していました。大学生の現在も続けているのですが、僕はもともとチームの戦略分析をする役目をいつも担っていました。相手チームの特性に合わせてどのように戦略を変えていくかであったり、攻撃守備のどちらに軸を置くかであったり、そういったことをとことん考えるのが好きでしたね。
よく海外サッカーの試合や、サッカーの戦術に関することをまとめているブログを見あさっていました。戦略を立てたり、考えることは今でもかなり好きですね。物事を進めるとき、一本大筋の戦略を持って進め、何か不確定要素が入ってきたとしても、その戦略をブラさないように進める、ということは意識しています。
03 / 大手企業の案件を通してコンサル職として手に入れたもの
——戦略を立てて、それをブラさないように戦うというサッカーで積んでいた経験は、JBAでの仕事に活きていますか?
もちろん活きています。サッカーはチーム戦で個々それぞれの特徴を基に、相手チームがどんな攻撃を仕掛けてくるのか、試合の残り時間を考えたりして、戦術を組んでいきます。コンサルタントとしての仕事も、中長期的な案件でクライアントについて徹底的に理解して、課題の本質を抽出し、仲間とともに解決に取り組まなければならないので大変です。
——実際に戦略思考が活きた事例は、JBAでの仕事の中でありますか?
一番自身の戦略思考が活きたと感じるのは、大手リゾート会社さまの採用支援をさせて頂いたときです。数百名規模の採用を火急に行わなければ施設の運営が回らなくなるという危機に陥っているクライアントに、定められた期間で300名程の従業員を集めることができました。
ただ、採用をするということは、無作為に人を既定の人数分集めて来れば良いわけではなくて、その会社の仕事や文化に親しみを持ちやすい、ハイパフォーマンスを出してくれる可能性が高い人を集めてくる必要があります。
私はその案件で、まずは人事部の人たちが仕事をしているオフィスに寝泊まりし、働く従業員に徹底的なヒアリング調査を行いました。現状採用が上手くいっていない理由は何なのか、何をすれば良い人材が集まって来るのか、課題の重心を捉えに行ったんです。
そこで採用を担当している人事部の組織構成に問題があることを発見し、新しい組織編成を提案、採用に関する知識を定着させるワークショップなどを開催し、採用を成功させることができました。既定の人数が集まったのはもちろんのこと、リゾート施設の各部署から「以前よりも積極的な提案を行ってくれる優秀な人が入ってきた」という声を頂いています。
——大手企業のリアルな案件をこなして、コンサルタントとしてどのような能力が身に付いたと思いますか?
やはり、学生の内からここまで企業の課題を解決するために前線で働かせてもらえる企業は、JBA以外になかなかないのではないかと感じています。私は当初、京都大学の大学院1年生の頃に大手コンサルティング会社への内定が決まって、周囲との差を埋めておくためにJBAのインターンに申し込んできたわけですが、その差は埋まっている、もしくは実践レベルの案件を通じて即戦力になるレベルにまで達しているのではないかと感じています。
04 / 仲間とともに、社会に影響を与えたい
ーーIさん個人として、今後の展望をお聞かせください。
自分は短期、中期、長期で目標を立てることにしていて、まず短期目標としては英語の習得をしたいと考えています。私は日本の建築技術を世界に負けないように広める仕事もしたいと考えているため、英語は必須であると考えています。
また、直近5,6年の中期の目標としては、コンサル会社で成果を出し続け、同期の中でもある特定の分野ならだれにも負けない、という状態をつくりたいと考えています。特に建築の分野での仕事を積極的に引き受け、建築分野なら誰よりも詳しいという状態を目指します。ビジネスという領域の中での専門性を磨いていきたいです。
そして最後に長期目標ですが、これに関してはやはり、自分が一番ポテンシャルを発揮できる場所で、社会に対して価値を還元していくことですね。中高時代からの他者への貢献に対する意識を、これからもずっと大事にしていきたいと思っています。
Interviewer: Yoshimura (Consulting Writer)
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