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スタートアップ起業家お役立ちネタ

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2022年8月の記事一覧

BOTANIST、YOLU、DROAS。一発屋で終わらない。ヒット率を高める仕組み「IPTOS」

BOTANIST、YOLU、DROAS。一発屋で終わらない。ヒット率を高める仕組み「IPTOS」

noteを書いてみて本当に目まぐるしく消費者動向は変わっていきますし、日々無数にブランドは生まれています。なので創業から今でも、やっと安定した、これで安泰なんて思たことは一度もなく、変わらず競合データや自社のデータを見ながら日々ビビりながら経営しています。そして当然ながら誰かに何かを教える立場にあるなんて微塵も感じていませんでした。

しかしnote1回目、多くの方々から大変ご好評いただいたことで

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創業者が上場前に自分の保有株式を一部売却することの是非や方法について

創業者が上場前に自分の保有株式を一部売却することの是非や方法について

欲しがりません、上場するまでは!!という根性論一本で、創業者が上場前に自分の保有株式を一部売却するのは、病気や経営の交代などの特殊事情以外ではもってのほか!!というのが10年前のVCでは当たり前でした。

ただ、最近では、公開されないことが多いですが、水面下ではシリーズB, C, Dあたりで増資時に創業者が自分の持分のうち数%を売却した、という事例は増えています。

全体としては、こうした起業家の

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スタートアップM&Aの規模化と質の向上、事例から考察(その3)「買い手の多様化」

スタートアップM&Aの規模化と質の向上、事例から考察(その3)「買い手の多様化」

スタートアップM&Aの規模化と質の向上について、前回は、スタートアップM&Aの規模化と質の向上を、事例から考察(その2)としてPaidy(PayPal)以外の様々な事例をご紹介しました。

今回は、近年少しずつ進んできた「買い手の多様化」について事例などから考察してみます。

従来は、日本のスタートアップを規模感ある金額で買収するのはヤフーやKDDIくらい、と言われてきましたが、近年、ようやく買い

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