mariko

千葉在住。海外の町並みや地元の海を撮ることがライフワーク。たまに行くひとり旅の思い出や…

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千葉在住。海外の町並みや地元の海を撮ることがライフワーク。たまに行くひとり旅の思い出やふとした出来事をコツコツ書いています。

マガジン

  • 日々の出来事

  • ベトナム旅行記

    大好きになったベトナムという国。できれば住んでみたい。なぜこんなにも惹かれるのかの答えを、まだ探しています。

  • カフェ

    車を走らせ、地元のカフェを巡ることが多くなりました。どのお店も、本当に素敵です。

最近の記事

「雑貨屋さんみたいな感じ」

詳しくはあとで書かないとと思っていますが、興奮覚めやらぬこの勢いのままひとまず紹介だけしたいのです! SNSで知り合った、お互いの写真が好きだと言って話すようになった美容師さんが教えてくれたSUZURIというグッズ製作サービス。 はじめてみました! コンセプトは結構考え抜いたので、名前とかがこれで良いのか(ベトナム語として正しいのか等)気になりますが、なんというか、自分がデザインしたものが形になるかも!というのがとても面白い!デザイン考えるだけでも楽しい! ので、是非覗

    • 有楽町での出来事

      有楽町。 転職活動になかなか力が入らず、でもまずは行動してから考えようと、色んな企業の人事担当者と直接会える説明会的なものに行ってみた。 先週から胃痛がひどく、この日も朝から白湯だけで臨んだ。こんな日に限ってとんでもなく寒い。温度計の数字は4。ふと目に入った自動販売機の温度表示は6。自動販売機の中に入りたい…と思った。 勝手がわからないまま会場入りしてしまったのでどうしようかとうろうろしていると、係の人がどんどん声をかけてくれ、どんどん企業ブースに連れていってくれる。今

      • 冬が好きになった日

        最近、毎日散歩に出掛ける。歩けばものの数分で海に着く距離に住んでいるから、行き先はもちろん海。 夕方、一度父と散歩に出た。老いた父と歩ける距離はわずかだ。その分、実は昼過ぎにも一人で歩いているのだが、今日は体が言うことを聞かず出られなかった。そのせいか、父との散歩では歩き足りなくて、コーヒーを淹れてから私だけ一人海に戻った。 さっきより空気が冷たい。歩を進めるたびに空気の冷たさが変わる。徐々に頬が冷えてくる。その冷えた頬を、まだほんのり温かい手で触ると気持ちが良い。 日

        • 成人の日に思ったこと

          私が成人式のときに着た振袖は姉のお下がり。「こういう振袖が着たい!」とか「髪型やメイクはこんな感じが良い!」とか全くなくて、むしろ興味なかったからなんでもよかったというのが本当のところ。母親の友人が美容室を経営していて、母親自身もある程度着付が出来る人だったので、当日はなすがままのマネキンになっていた。 振袖は、祖父が買ってくれたものらしい。東北から関東の呉服屋にご奉公しに来たのが祖父の歴史の始まりで、その呉服屋の店主に見立ててもらったものとのことだった。私は柄とか色とかよ

        「雑貨屋さんみたいな感じ」

        マガジン

        • 日々の出来事
          9本
        • ベトナム旅行記
          13本
        • カフェ
          3本

        記事

          美容室での出来事

          ここ数年、年を越す前に美容室に行き、身なりを整えて新年を迎える、ということを続けていた。そうしないと気が済まない、ルーティンというやつを私も多少は持っているようだ。 仕事を辞めて半年。今日が何曜日なのか?というところまでいってはいないが、たった四日間しかないことが多かった年末年始休みを有意義に使おうという頭はなくなっていて(無限に休みだから、である)、美容室の予約をとろうとした日には画面の予約表はすべて✕印で埋め尽くされていた。地元でも人気も美容師だったことを忘れていた。仕

          美容室での出来事

          アラフォー真夏の大冒険⑩サイゴン

          2023.7.21 サイゴン ベトナム最後の1日をどう過ごそうか。全然決めてなくて、とにかくこの趣あるホテルの滞在時間をギリギリまでにして、ここにいれる心地を味わって。さぁ、チェックアウトの時間よ!行くのよ!と言われた気持ちでリュック背負って飛び出した。 戦争証跡博物館を見て、改めてロシア早くやめてくれここに来れば誰も戦争しようと思わないぞ、と思い、気分を変えてのハイティー。バイオリンの旋律はなぜああもジーンと染みるんだろう。揚げ春巻きも食べれたし、さぁまた行くのよ!

          アラフォー真夏の大冒険⑩サイゴン

          アラフォー真夏の大冒険⑨ニャチャン、「オーイ」の精神

          2023.7.19 ニャチャン 今までの疲れが出てきたのか、ツアーの道中も、帰ってきてからも気がついたら眠っていた。スマホのネックストラップをどこかに落としたことに気づかないくらいだった。 朝方、まだ薄暗い時間に目が覚めて、今朝のプランを確認する。まだまだ眠りたい。でも窓の外の奥の方を見ると海が少しだけ見える。 海に行こう。 ニャチャンは海の街。といっても、我が町のように田舎ではなく、どちらかというとハワイのような、海岸沿いには軒並みホテルが立っていて、交通

          アラフォー真夏の大冒険⑨ニャチャン、「オーイ」の精神

          アラフォー真夏の大冒険⑧花の街ダラット

          2023.7.18 ダラット ダラットという山の上の街の、とあるお寺に行ってきた。 陶器を埋め込んで作られている建物は重厚感と華やかさであふれてて、中の観音様には圧倒された。三階建ての全てに黄金の観音様がいて、近くを通ってみると微笑んでくれているように見えた。 一番大きい観音様の裏手に小さな観音様がいて、ベトナムの人が熱心に拝み、僧侶の置物の手を握る。こちらの人はとても信心深いらしい。 私がそれを眺めていると、ベトナムのおばさんが何か話しかけてくれる。でも何言ってるか

          アラフォー真夏の大冒険⑧花の街ダラット

          アラフォー真夏の大冒険⑦ダナンからニャチャンへ

          2023.7.18 ベトナム統一鉄道 せっかくの旅なのだから、旅らしいことをしたい。では、その旅らしいこととは?まずは鉄道旅である。まずは、と言ったが、今回の旅のメインイベントと言っても良い。ベトナムを南北1700 キロ走るうちの1/3。約12時間の旅である。 既に四回訪れたことがあるダナンからクイニョン(ディエウトリ駅)までは超豪華車両を選んだ。日中の移動、そして旅の半分を豪華車両に乗ることで安心を買った。そしてクイニョンからニャチャンまでは一般車両で。ネットで調べる限

          アラフォー真夏の大冒険⑦ダナンからニャチャンへ

          アラフォー真夏の大冒険⑥ホイアンへ

          2023.7.15 ホイアン ホイアンには以前にも来たことがある。ベトナムにハマってからというもの、ダナンを起点にホイアンやフエなどの観光名所を回った。今回はそのホイアンに泊まるという、憧れていたことをできるチャンスが訪れた。といっても、泊まると決めたのは自分だけれども。 1日半しかいれない、という焦りもあったから、ホイアン一日目の午後2時頃にホテルへ到着し、急いで街を散策しに出掛けると、とんでもない暑さで顔面が真っ赤になり、頭からは湯気が出てると思うほどに熱を持ってしま

          アラフォー真夏の大冒険⑥ホイアンへ

          アラフォー真夏の大冒険⑤ベトナムへ

          2023.7.13 ハノイ ハノイのホテルの条件はベランダとルーフトップバーがあること。間違いない選択だった。蒸し暑く、クラクションの鳴り止まないハノイの夜を見下ろしながら、私はモヒートを飲んでいる。 半年前、一年前に、こんな光景を想像しただろうか。 行きたくても行けない理由を見つけては、ベトナムが舞台の 本を読んで自分を満足させていた。 でも今は違う。私はハノイにいる。 自分を自分で満足させている。本の力は借りてない。 信頼できる人たちの力は借りたけどね。 少し離

          アラフォー真夏の大冒険⑤ベトナムへ

          写真展を開催してます

          タイトル、突然すぎですね。写真展のことを話す前に、少し書きますね。 プロフィールに少し触れていますが、私は写真を撮っています。前職(団体職員)時代に、業務の都合で一眼レフカメラを持たされたことがきっかけで、写真を始めることになりました。 予算のある大企業であれば、PRなどに使う写真は代理店などを通じてプロに撮ってもらうのでしょうが、地方の中小企業でしたから、写真も文章もすべて自分でやるしかない、という方針でした。一眼レフカメラなんて家電量販店で見かけたことくらいしかないの

          写真展を開催してます

          出発前の出来事

          田舎とは言え、夜中の方がしんと静まり返り集中できるから、最近は開き直って夜型人間になっている。会社員時代は一秒でも早く寝たくてあんなにも急いでいたのが嘘のよう。 静まり返る夜。風向きによっては怒涛の音が聞こえる。決してさざ波じゃない。ハワイの波打ち際でもない、怖いほどに激しく波が打ち付ける音。 出雲国へ行くと決めた夜もそんなに早くには眠れず、むしろ、しっかり眠れたのは朝方だった。そんなだから、まさかスマホに着信があるとも思わず、目覚ましのアラームだと思って無視していた。

          出発前の出来事

          飛行機での出来事

          国家試験が終わり、予想以上に試験の出来が悪く腐り始めていた。なめていた、としか言えない自分になんともやりきれない気持ち。試験が終わったら○○するぞー!と思ってたことすらも、なんだか気持ちが失せてしまってやらずに過ごすこと2週間。 やっぱり行こう! 行き先は出雲国。日本人なら一度は行ってみたいところだと思う。私もその一人だったわけで、ただ、なかなか行く気持ちになれなかった。地図を見るとさ…遠いなぁ~と思うわけです。本州の端のはしにあるようだし、夜行バスでも新幹線でも飛行機で

          飛行機での出来事

          カフェでの出来事

          おばさんみたいなことやめてよ!と笑い合うお姉さんたち 働いているときから、時間を見つけてはカフェを探して車を走らせていた。私の住む町にはスタバすらないので、隣町、またその隣の町と探し歩いては、そこでの心地良い時間に浸っていた。 国家試験の受験も終わり(内容はまた別の機会に)、図書館に通う日々も一旦やめ。独学で頑張ると決めたは良いもののうまくいかず、自分で決めたことなのに自分を苦しめていることに気付いたときにはストレスになっていて、家の中ははちゃめちゃ。「試験終わったし散髪

          カフェでの出来事

          有難い出来事

          サイゴンで香ったジャスミンを思い出して 私の名前はジャスミンの花の漢字表記を使ってる。母親が「昔の女優さんの名前なのよ。字の見た目が華やかでしょ。見た目で決めたの」と命名の理由を教えてくれた。もちろん、父親の意見どおり子どもの子が付くのは昭和生まれの常。茉と莉の画数が多くて、小さい頃、テストの度に名前を書き終えるのがクラスで一番最後な気がして、解答に取りかかるまでの時間はいつもハラハラしてた。 その頃はジャスミンの花のことすら知らなくて、花の名前を使っていると改めて自覚し

          有難い出来事