見出し画像

いつかの出来事

朝からぐるぐる目が回るめまいで起き上がれなかった。視界が回りに回って、トイレにすら這って行った。一年に一回くらい起こる現象。Google先生に聞くと

  • 寝返りを打たずに眠ってしまう人

  • 三半規管に耳石が転がってしまった人

など色々原因があるようだとわかった。友人もめまいがひどすぎて病院に運ばれたときに「やるしか方法ないよ~頑張れ~!」って励まされながら頭を振って石の位置を戻したときいたことがあったから、私も気持ち悪さと闘いながら頭を振り、しばらくすると再び眠りに落ちていた。二度目の目覚めは回転していない。気持ち悪さが少し残るくらい。良しとしよう。

新しい生活は、とても心地が良く、気持ちも晴れている。小さなことに感謝できるようになり、名前で呼ばれることなく機械的に労働力を提供するだけ。人間関係なんて何もないし、仕事に対する責任すらない。こんなに気楽な人生があったのかと目から鱗だった。もちろん経済的には安定しないから、長くは続けないと思うけど、いざとなれば世界にはまだ私が納得すれば腰を下ろして良い場所があるとわかっただけでも、この生活を始めて良かったと思う点だ。

富山に住む、いつも応援してくれるインスタのフォロワーさんや、共通の知り合いを介して出会った年下の女の子が「書くことを仕事にしたらどうですか?仕事にしないまでも、どこかで書いた方がいい」と言ってくれ、離れていたnoteに戻ってきてみた。書き始めると添削し出したり、言葉一つ一つにこだわりすぎてなかなか公開できないことがネックだったが、少し短いスパンで日々のことを書いてみようと思う。

続くかどうかはわからないけど、どんな形であれ自由でいいはずだ。

誰かの元に届くといいな。

タイトルに遡ってみたら、中身と全く一致していなかったことはご愛嬌。しいてあげれば、このタイトルは、今これを書いているのは地元の海の、誰かが作ったであろう木製のベンチで、「そういえば一ヶ月前くらいに、サンシンを弾きながら歌う青年がいたなぁ。それに合わせて隣で踊る青年も良かった」と思い出したことに起因する。

さぁそろそろ家に帰って、草刈りでもしよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?