フリースクールで働いて思ったこと ―自分に合う学びを―
バレンタイン、だいぶ過ぎてしまいましたが、
バレンタイン当日、学校で生徒の子から可愛くラッピングしてくれたチョコを貰いました🌹
私が教えているフリースクールでは、ラッピング講座等の季節のいろんなイベントがあり、
そこでラッピングしてくれたみたいです。
ピンクがいっぱいでリボンにお花がついていて、
とても可愛らしく私の好みすぎて、
嬉しくて勿体なくて、
未だに開封できていません笑
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私は中高の勉強も嫌いで(大学の勉強は楽しかった)、
人と関わることも苦手で(特に雑談苦手)、
子供の時、自分の中の絶対なりたくない職業ランキング第1位が先生だったのに(学校が大嫌いだった)、
なんで今先生をやってるんだろう...
といつも思うのですが...
フリースクールに通っている生徒の子達は、
全日制の学校が合わなかったり、
私と同じような生きづらさだったり、繊細さを抱えている子が多いです。
私自身も学校が大嫌いで、不登校だった時期もあるので、気持ちや辛さが分かる気がします。
社会に出たら、大人たちは自分の居場所はいくらでも自分で選べるのに、
学校は似たようなところばかりでほとんど選択肢がないということは、
子供たちの問題ではなく、社会や大人世代の怠慢だと思っています。
本当は、子供たちも自分が心地よく思える場所や、学び方を選んでいいはずなのに...
不登校になった子たちは、
環境に適応できなかった自分を責めてしまって、
自分はだめだと思い込んでいる子がとても多いのが現状です。
内向的だから、集団行動できないから、だめだと言うのは本当でしょうか?
実際、内向的な人の方が知的活動が得意でIQが高いといった研究結果もありますし、
集団行動は苦手でも、単独行動で活躍している人も社会にはたくさんいます。
自分に合う環境で、
自分の適性を知った上で、
苦手なことは無理にやらず、
得意なことや好きなことをやる方が、
本人にとっても、社会にとっても、好循環が生まれるのではないかと思います。
私の経験上、苦手なことをして働くことほど辛いことはないです(それでうつになり一年以上寝たきりになりました)。
自分自身も、親や周りの人も、
その子の個性や適性を受け入れて、
無理に変えようとせず、
カバーすべきことはカバーし、
生かす方向で考えた方がお互い幸せになれると思います。
最近では、
2021年の不登校者数が過去最多になったことを受け、
岸田総理は、2023年からオンラインで教室の授業を受けても登校扱いになる制度を新設しました。
https://www.kyobun.co.jp/article/20230331-06
学びの多様化に向けて、まずは大きな第一歩ですよね。
これからますます自分に合う居場所や学び方を、
生徒自身が見つけられるような教育制度になっていくことを願っています。
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