まつもとまつり│きこえないママの発達凸凹・グレーゾーン子育てアドバイザー

でこぼこコーダ代表/きこえないママ×まちプロジェクト代表/放課後デイサービス勤務。息子…

まつもとまつり│きこえないママの発達凸凹・グレーゾーン子育てアドバイザー

でこぼこコーダ代表/きこえないママ×まちプロジェクト代表/放課後デイサービス勤務。息子4人の子育て中。きこえない私と発達障害のコーダ息子とのエピソード、きょうだい児との関わりなどを書いています。

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最近の記事

今日は9組でやりたいです。

小1の四男が入学する前、国語は支援級で行い、算数は交流級で行う形にすることを決めました。交流級との関わりも大切にしたかったので、興味を持っている数字を扱う算数の時間を活用させていただこうと思ったのです。 入学後は、国語以外は交流級に行って授業を受けてきていたのですが、実は少し気になっていたことがありました。それは、算数も数字を書くようになったらどうなるかなぁ‥・ということ。数字は読めるし、計算もできますが、『書く』ということがまだできないという課題がありました。 4月が終

    • 不登校次男いざ面談に臨むものの…

      ★前回までの記事はこちら 面談に行くと決めて、私と一緒に中学校に行った次男。 職員玄関から入り、担任の先生がいらっしゃるのを待っていたのですが、他の先生がいらっしゃり、「前の生徒の面談がまだ終わっていないようです…」とのことでした。 やむを得ず、玄関の横で待機することになってしまうのですが、ここでまたわたしはハラハラしてきます。 「いつまで待つの?」と言い出したらどうしよう… 「帰る」って言ったらどうしよう… 人目のつくところで待っていて、大丈夫かな… 色々なことが頭の中

      • 面談って僕も行かなきゃダメなの?

        ★前回の記事はこちら 野球部の見学に行った次男でしたが、その後は野球部の練習予定表をもらったものの実際に行くことはありませんでした。部活があるときと母の私が付き添える時間帯が合わなかったという背景もあり、彼の気持ちが温かい内に背中を押すことができませんでした。 部活見学から2週間経過した頃が12月の初旬。冬の三者面談の時期でした。中学校に入学してからの三者面談に次男は出席できず、先生と私の二者面談だったのですが、今回も懲りずに1週間前から予定を伝えて、「○○日は面談なんだ

        • 不登校の兄にきょうだいは影響されるのかどうか…(2024年4月現在)

          小学生になった四男ですが、次男が学校に行かなくなった時は年少でした。保育園の送迎の前の兄のゴタゴタを見ていたり、自分は保育園に行くけれど学校に行かず家にいる兄をずっと見てきています。 元々登園しぶりがあった四男なので、次男がいるなら自分も家にいるということを時々口にしていたのですが、最初の頃は「お兄ちゃんと2人でお留守番するってことだよ」という私の発言に、『それは無理だ…』と素直に保育園に行っていました。 年中や年長になると、次男も少し安定してきたことも絡み、そして、長男

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        • 個別支援級への道のり
          8本
        • グレーゾーンっ子の支援級生活(小1~)
          4本
        • 不登校のキモチ
          12本
        • 就学までの道のり
          7本
        • 執筆記事集
          3本
        • ◆発達凸凹育児の記事掲載情報◆
          3本

        記事

          不登校次男「部活はいつやっているか聞いてくれる?」

          兄から『中学校の部活を見に行ってみたら?』と助言を受けた次男。しばらくしてから、『部活はいつやっているのかな?毎日なのかな?聞いてくれる?』と私にお願いしてきました。 「今なんて言った?」 正直、心の中でびっくりしたわたしですが、その言葉は飲み込み、 『先生に聞いてみるね』と伝えました。 次男が野球に興味を持っていることは以前から先生との面談でお伝えしていたので、野球部の見学に行ってみたいことを先生にご連絡を入れたところ、早速日程合わせをしてくださいました。 「セッティン

          不登校次男『高校に行ったら野球を始めたいかも…』

          小6の夏休み明け、2・3日登校した後に登校することをやめた次男。そこからさまざまなことがありましたが、2024年4月で中3になりました。今もまだ学校に戻っていませんが、ここ半年の間で少しずつ変化がありました。 野球を始めたいかも… 自宅で過ごすようになって、前々から時折見ていた野球をよく見るようになったようです。(昼間わたしは仕事に出ているので、次男がどんなことをしているのかは把握しきれていません)食事の時に野球選手の情報を教えてくれることが多々あり、次男が持っている野球

          支援級でいいのだろうか…と迷う日々

          支援級に決まってから、入学に向けて少しずつ学校との関わりを持ちながら準備を進めてきましたが、「支援級でいいのだろうか」と迷うことが多々ありました。 特総センター(横浜市特別支援総合教育センター)での相談では、専門家による判定はあるものの、最終的に保護者が在籍する場所の結論を出します。わたしは「支援級がいいんだろうな」という考えで相談に行っているので、専門家とも意見が一致したという点では問題はないのです。(余談ですが、次男や三男の時は意見が一致せずに、最後は特総センターの意見

          1年生になりました

          投稿がしばらく空いてしまいましたが、四男が無事小学校に入学しました。 これまでのことは、追々少しずつ書き留めていきたいと思いますが、最近の様子を綴ってみます。 特総センター(横浜市特別支援総合教育センター)にて、「支援級」への判定を頂きました。正直なところ、診断を受けていない四男が最初から支援級判定を受けたことは、次男や三男の時と比べてかなり柔軟な対応をするようになったんだなと驚きと共に少し複雑さも入り混じっていました。どちらかと言うと、次男や三男の時の対応を残念に思う気持

          【記事投稿】グレーゾーンの中学生の学校生活を充実させるサポート方法(2023年6月)

          過去に発達凸凹アカデミーに投稿した記事の紹介です。 診断はあるものの、ほぼグレーゾーンにいる次男の中学校生活を意識し始めたのは、2歳上の長男の中学校生活を垣間見た頃でしょうか。 わたしも通ってきた道ではあるものの、やはり中学校生活は学習面でも対人面でも環境の変化が大きいと感じました。(実際、私も中学校で環境の変化に戸惑いました。)何よりも先生が教科制になることで、我が子の特性について、共有がされるかどうかが心配でした。 そして、 ・親としてどういうサポートをしていけばよ

          【記事投稿】グレーゾーンの中学生の学校生活を充実させるサポート方法(2023年6月)

          【記事投稿】発達障害児と兄弟姉妹の関わり方~ママたちの工夫とアイデア事例集~(2023年9月)

          発達凸凹アカデミーに投稿した記事の紹介です。 私の身近では一家でグレーゾーンも含む発達障害のお子さんが2人以上いるケースがあまりなく、常に試行錯誤しながらの日々でした。 ・何でそこで喧嘩になる? ・気づいたら喧嘩になっていた… ・次男に合わせたら三男の対応に反して、三男が癇癪を起した‥‥ ・障害の軽い次男がいつも我慢しているような気がする… 我が家は、喧嘩が多発したり、片方の行動にもう片方が加担してことが大きくなってしまったりすることが多く、一時は夫婦で手分けして、次男

          【記事投稿】発達障害児と兄弟姉妹の関わり方~ママたちの工夫とアイデア事例集~(2023年9月)

          【記事投稿】1人で余暇時間を過ごす工夫(2023年12月)

          発達凸凹アカデミーのHPに記事を投稿しました。 今回は、余暇時間の過ごし方に悩むお子さんへの対応について、まとめています。 我が家の三男が小学校低学年の頃、ちょっと暇になると、「暇…」とよく言っていました。ゲームが好きなので、基本的にゲームをするのですが、そのゲームにも飽きることがあります。そうすると、何をしたらよいのかわからなくなるようで、「つまるものが欲しい」と言ってくるのでした。 ※つまるもの=つまらないの反対で「つまる」という表現をしていました。 あれは?これは

          就学前の面談(保育園編)

          ■就学までの道のり(第5弾) これまでの記事はこちら 親子であそぼう会が終わってから数日後、就学に向けて、担任の先生との面談が始まりました。 特総センターでの就学前面談も療育センターでの医師診察もこれから・・・という時期で、何を根拠に考えたらいいのか悩むときでした。それは、保育園の先生も同様で、「四男が居心地よく生活できる環境で生活できたらいいよね」という願いは共通していました。 上の子が通っていた保育園と四男が通っていた保育園。比較するわけではありませんが、四男の保育

          運動会(親子であそぼう会)での成長

          ■就学までの道のり(第4弾) これまでの記事はこちら 日々の遊びの中で、秋の運動会(親子であそぼう会)の種目の中にある「タッチリレー」をやったり、荒馬踊りをやったりしていることはありましたが、秋の運動会(親子であそぼう会)に向けた取り組みが本格的に始まったのは、8月の終わりだったと思います。 四男は、小さい時からクラス全体で何かに取り組むということがあまり好きではなく、活動に参加せずに見学していることが多々あったようです。「失敗への恐怖」がとても大きく、『自分ができない』

          就学前面談までの変化

          2023年7月上旬に療育センターの心理士さんとの面談を終えて、横浜市特別支援教育総合センター(通称:特総センター)へ書類を送付完了したのが7月末。〆切ギリギリでしたが、短期間で完了できたのは、次男三男の時にも提出した書類の控えを参考にしながら記入し、就学先の小学校の校長先生との面談も済ませられたのは、これまでの経験があったからだと思います。 ■校長先生との面談 さて、ここで校長先生との面談について、触れておきます。 通常は小学校に連絡をして、校長先生への面談をお願いする流れ

          心理士さんとの面談(2023年5月)

          医師診察は早くて半年後ということで、心理士さんと四男が面談をしてみることになりました。 ■ひらがなが読めず… 心理士さんがホワイトボードを使って、四男に面談の流れを説明しました。 1.あいさつ 2.クイズ 3. おえかき 4.あそぶ こんな風に書いてありました。 「読んでみましょう」と言われて、早々と四男は固まりました。 なぜなら、四男はひらがながまだ読めないからです。 ここ最近、数字に興味を持ち始めて、1~10まで数えられるようになり、読めるようになったところでした

          就学を前に迷う

          四男の卒園まで残り半年。 「やはり特性があるのだろうか…」 そんなことをなんとなく感じたのは3歳くらいだったと思う。 その前からも時々アレ?!と微妙な違和感が脳裏をかすめたことはあったのですが、許容範囲?!気のせい?…と、何となくスルーしてきました。 何よりもASDの兄たちとは違ったから。 もしかしたら、私自身が受け入れたくなかったから目をつむっていたのかもしれない。 かなりの人見知り。 場見知り。 何をやるにも慎重。 自分が大丈夫だと思えばやるけど、そこまでが長い