まつもとまつり│きこえないママの発達凸凹・グレーゾーン子育てアドバイザー

でこぼこコーダ代表/きこえないママ×まちプロジェクト代表/放課後デイサービス勤務。息子4人の子育て中。きこえない私と発達障害のコーダ息子とのエピソード、きょうだい児との関わりなどを書いています。

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クラスメイトと合流できるのか?!

前回の記事はこちら 修学旅行2日目。 当日の朝に、午後の班別行動だけ合流すると決めた次男ですが、待ち合わせ場所に向かう車の中で少し眠ってしまい、若干目覚めが悪かったのです。「やっぱり無理」って言うのかなとハラハラしながらも、「行くよ~」と声をかけながら淡々と準備をして、待ち合わせ場所のホテルに向かいました。学校側から連絡が言っていたようで、「○○学校の方ですね。ロビーでごゆっくりお待ちくださいね♪」と、ホテルの方からもお声がけを頂いたおかけで、気楽に入ることができました。

    • いざ修学旅行へ!

      前回の記事はこちら いよいよ修学旅行当日。 2日目だけの合流ですが、他のみんなと似たようなスケジュールで動くことを決めて、航空会社は違うものの同じ時間に羽田を出発。 羽田でも沖縄でも「どっかにみんないるかな?ばったり会ったら面白いよね」という次男。結果的には鉢合わせはなかったのですが、母と一緒であればみんなにフライングで会ってしまっても平気!という様子でした。 前日から梅雨入りした沖縄。沖縄入りした時からバケツの水をひっくり返すくらいの大雨で、3日間ずっと悪天候の予報。そ

      • 修学旅行に行くと決めてから…

        前回の記事はこちら 修学旅行に行くことを決めてから、担任の先生より提案がありました。 「一部でも参加するなら、事前学習会に参加してみてはどうですか?」と。 教科書を受け取りに行ったときに、学校で使っているタブレットを家庭に持ち出し許可を得る書類にサインをしていたため、学校からオンラインでつなぐから、自宅から参加してみてはどうか?ということでした。 ここで、ちょっとした課題が生じました。 初めてオンラインをつなぐ日は母の私が仕事で不在にする日でした。次男に自分でオンライン

        • 僕、修学旅行に行きたいです

          前回の記事はこちら 教科書の受け取りのために、4月中旬に中学校に行った次男は、担任の先生に伝えたいことをあらかじめ決めていました。 ですが、いざとなると自分では言い出せず、母に「言ってくれない?」と頼んできました。 そこで、『修学旅行のことで伝えたいことがあるそうです。』と切り出し、次男に続きを伝えてみるように促してみると、「修学旅行に行けたらいいと思います。」と自分で伝えることができました。 先生は5月の半ばにある修学旅行には行けたらいいなということは中2の時からおっ

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        • 不登校のキモチ
          18本
        • グレーゾーンっ子の支援級生活(小1~)
          5本
        • 個別支援級への道のり
          8本
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          7本
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          3本
        • ◆発達凸凹育児の記事掲載情報◆
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        記事

          9組にも行くし3組にも行くんだ

          入学して、3ヶ月が経とうとしています。 毎日小6の兄と一緒に元気に登校している四男を玄関先からも見送る生活にもわたしも慣れてきました。 そんなある日のことです。 「ママ~ 僕はね、9組(個別支援級)でも3組でもお勉強しているんだよ」と教えてくれました。敢えて、『そうなのね~9組では何をするの?3組に行くときはどんな時なの?』と聞いてみると、「9組では国語。教科書を読んだり字の練習をしているよ。」「3組で算数をやったり、音楽もやる。図工もやる。国語以外は3組が多いけど、3組に

          柳家花緑さんの講演を聞いて…

          6月12日(水)練馬区にて柳家花緑さんの講演&落語会がありました。 以前、発達凸凹アカデミーで学んだ同期の堀歩美さんから情報を頂き、「手話通訳・要約筆記付き」という表記があったことが嬉しくて参加してきました。 柳家花緑さんは小学校に入って、2年生の時には周囲との違いを感じていたそうです。 「マラソンで一斉にスタートしたのに、頑張っても頑張ってもだんだん遅れをとって1周遅れ、ついには2周遅れになっていく状態。自分の力ではどうにもならない。」そんな例えで説明してくださり、イメー

          えっ?ホントに?会えるのー?

          2024年4月、不登校の次男は中3(9年生)になりました。 ちょうど末っ子四男が1年生になり、小中一貫校に通っている息子たちは、次男三男四男の3人は同じ学校になりました。末っ子と仲がいい次男なので、四男の入学のタイミングで登校へ気持ちが向くかなと思ったのですが、そう簡単にはいきませんでした。 でも、四男からも「一緒に行けるの?」って言われたり、家族からもそんな雰囲気を感じていたのだと思います。始業式の朝はうなっていました。「わかっているけれど無理なんだよー」そんな心の声が漏

          出席にしてくれたの?!

          前回までの記事はこちら 中学2年生が終わったので、あゆみを代わりに受け取ってきました。 毎年担任の先生が変わるので、年度末のあゆみは自分で受け取ってきてほしいという気持ちはあったのですが、「行かない」という選択意思を示してきたので、受け止めることにしました。 それでもわたしの気持ちは複雑でした。中1の時は全く行かなかったので、私が代わりに受け取りに行くことに対してもあまり抵抗はなかったのですが、中2の時は2回先生と会ったのになぁ‥という気持ちがあったからです。 帰宅後、

          今日は9組でやりたいです。

          小1の四男が入学する前、国語は支援級で行い、算数は交流級で行う形にすることを決めました。交流級との関わりも大切にしたかったので、興味を持っている数字を扱う算数の時間を活用させていただこうと思ったのです。 入学後は、国語以外は交流級に行って授業を受けてきていたのですが、実は少し気になっていたことがありました。それは、算数も数字を書くようになったらどうなるかなぁ‥・ということ。数字は読めるし、計算もできますが、『書く』ということがまだできないという課題がありました。 4月が終

          不登校次男いざ面談に臨むものの…

          ★前回までの記事はこちら 面談に行くと決めて、私と一緒に中学校に行った次男。 職員玄関から入り、担任の先生がいらっしゃるのを待っていたのですが、他の先生がいらっしゃり、「前の生徒の面談がまだ終わっていないようです…」とのことでした。 やむを得ず、玄関の横で待機することになってしまうのですが、ここでまたわたしはハラハラしてきます。 「いつまで待つの?」と言い出したらどうしよう… 「帰る」って言ったらどうしよう… 人目のつくところで待っていて、大丈夫かな… 色々なことが頭の中

          面談って僕も行かなきゃダメなの?

          ★前回の記事はこちら 野球部の見学に行った次男でしたが、その後は野球部の練習予定表をもらったものの実際に行くことはありませんでした。部活があるときと母の私が付き添える時間帯が合わなかったという背景もあり、彼の気持ちが温かい内に背中を押すことができませんでした。 部活見学から2週間経過した頃が12月の初旬。冬の三者面談の時期でした。中学校に入学してからの三者面談に次男は出席できず、先生と私の二者面談だったのですが、今回も懲りずに1週間前から予定を伝えて、「○○日は面談なんだ

          不登校の兄にきょうだいは影響されるのかどうか…(2024年4月現在)

          小学生になった四男ですが、次男が学校に行かなくなった時は年少でした。保育園の送迎の前の兄のゴタゴタを見ていたり、自分は保育園に行くけれど学校に行かず家にいる兄をずっと見てきています。 元々登園しぶりがあった四男なので、次男がいるなら自分も家にいるということを時々口にしていたのですが、最初の頃は「お兄ちゃんと2人でお留守番するってことだよ」という私の発言に、『それは無理だ…』と素直に保育園に行っていました。 年中や年長になると、次男も少し安定してきたことも絡み、そして、長男

          不登校の兄にきょうだいは影響されるのかどうか…(2024年4月現在)

          不登校次男「部活はいつやっているか聞いてくれる?」

          兄から『中学校の部活を見に行ってみたら?』と助言を受けた次男。しばらくしてから、『部活はいつやっているのかな?毎日なのかな?聞いてくれる?』と私にお願いしてきました。 「今なんて言った?」 正直、心の中でびっくりしたわたしですが、その言葉は飲み込み、 『先生に聞いてみるね』と伝えました。 次男が野球に興味を持っていることは以前から先生との面談でお伝えしていたので、野球部の見学に行ってみたいことを先生にご連絡を入れたところ、早速日程合わせをしてくださいました。 「セッティン

          不登校次男『高校に行ったら野球を始めたいかも…』

          小6の夏休み明け、2・3日登校した後に登校することをやめた次男。そこからさまざまなことがありましたが、2024年4月で中3になりました。今もまだ学校に戻っていませんが、ここ半年の間で少しずつ変化がありました。 野球を始めたいかも… 自宅で過ごすようになって、前々から時折見ていた野球をよく見るようになったようです。(昼間わたしは仕事に出ているので、次男がどんなことをしているのかは把握しきれていません)食事の時に野球選手の情報を教えてくれることが多々あり、次男が持っている野球

          支援級でいいのだろうか…と迷う日々

          支援級に決まってから、入学に向けて少しずつ学校との関わりを持ちながら準備を進めてきましたが、「支援級でいいのだろうか」と迷うことが多々ありました。 特総センター(横浜市特別支援総合教育センター)での相談では、専門家による判定はあるものの、最終的に保護者が在籍する場所の結論を出します。わたしは「支援級がいいんだろうな」という考えで相談に行っているので、専門家とも意見が一致したという点では問題はないのです。(余談ですが、次男や三男の時は意見が一致せずに、最後は特総センターの意見

          1年生になりました

          投稿がしばらく空いてしまいましたが、四男が無事小学校に入学しました。 これまでのことは、追々少しずつ書き留めていきたいと思いますが、最近の様子を綴ってみます。 特総センター(横浜市特別支援総合教育センター)にて、「支援級」への判定を頂きました。正直なところ、診断を受けていない四男が最初から支援級判定を受けたことは、次男や三男の時と比べてかなり柔軟な対応をするようになったんだなと驚きと共に少し複雑さも入り混じっていました。どちらかと言うと、次男や三男の時の対応を残念に思う気持