まつもとまつり

でこぼこコーダ代表。きこえない4男児の私と発達障害の聴者息子とのエピソード、きょうだい…

まつもとまつり

でこぼこコーダ代表。きこえない4男児の私と発達障害の聴者息子とのエピソード、きょうだい児との関わりなどを書いています。【おまけ】きこえないママ×まちプロジェクト代表。「きこえない」立場で、まちに向けてアプローチ中。https://lit.link/matsumotomatsuri

マガジン

  • 不登校のキモチ

    不登校になるまで&不登校になってからの歩みや兄弟の関わり方を母目線で描いています。

  • 就学までの道のり

    発達障害?HPC?就学後に生活する場所はどこがいいのだろうか? 支援級でもないような・・・ でも大人数になる一般級での生活もあやふや… 就学を前に悩み、相談をし、就学までの道のりを記録しています。

  • 執筆記事集

    発達凸凹アカデミーのサイト(発達凸凹のお子さんやボーダーのお子さんを育てている親御さんや支援者の方が読んでくださっています)で、記事を執筆中。 その記事をこちらにまとめておきます。

  • ◆発達凸凹育児の記事掲載情報◆

    発達凸凹育児について、別のサイトにて投稿している記事をご紹介しています。

  • 個別支援級への道のり

    一般級から個別支援級に移籍するまでの道のりです。母目線での心境を描いています。

最近の記事

不登校次男『高校に行ったら野球を始めたいかも…』

小6の夏休み明け、2・3日登校した後に登校することをやめた次男。そこからさまざまなことがありましたが、2024年4月で中3になりました。今もまだ学校に戻っていませんが、ここ半年の間で少しずつ変化がありました。 野球を始めたいかも… 自宅で過ごすようになって、前々から時折見ていた野球をよく見るようになったようです。(昼間わたしは仕事に出ているので、次男がどんなことをしているのかは把握しきれていません)食事の時に野球選手の情報を教えてくれることが多々あり、次男が持っている野球

    • 支援級でいいのだろうか…と迷う日々

      支援級に決まってから、入学に向けて少しずつ学校との関わりを持ちながら準備を進めてきましたが、「支援級でいいのだろうか」と迷うことが多々ありました。 特総センター(横浜市特別支援総合教育センター)での相談では、専門家による判定はあるものの、最終的に保護者が在籍する場所の結論を出します。わたしは「支援級がいいんだろうな」という考えで相談に行っているので、専門家とも意見が一致したという点では問題はないのです。(余談ですが、次男や三男の時は意見が一致せずに、最後は特総センターの意見

      • 1年生になりました

        投稿がしばらく空いてしまいましたが、四男が無事小学校に入学しました。 これまでのことは、追々少しずつ書き留めていきたいと思いますが、最近の様子を綴ってみます。 特総センター(横浜市特別支援総合教育センター)にて、「支援級」への判定を頂きました。正直なところ、診断を受けていない四男が最初から支援級判定を受けたことは、次男や三男の時と比べてかなり柔軟な対応をするようになったんだなと驚きと共に少し複雑さも入り混じっていました。どちらかと言うと、次男や三男の時の対応を残念に思う気持

        • 【記事投稿】グレーゾーンの中学生の学校生活を充実させるサポート方法(2023年6月)

          過去に発達凸凹アカデミーに投稿した記事の紹介です。 診断はあるものの、ほぼグレーゾーンにいる次男の中学校生活を意識し始めたのは、2歳上の長男の中学校生活を垣間見た頃でしょうか。 わたしも通ってきた道ではあるものの、やはり中学校生活は学習面でも対人面でも環境の変化が大きいと感じました。(実際、私も中学校で環境の変化に戸惑いました。)何よりも先生が教科制になることで、我が子の特性について、共有がされるかどうかが心配でした。 そして、 ・親としてどういうサポートをしていけばよ

        不登校次男『高校に行ったら野球を始めたいかも…』

        マガジン

        • 不登校のキモチ
          9本
        • 就学までの道のり
          7本
        • 執筆記事集
          3本
        • ◆発達凸凹育児の記事掲載情報◆
          3本
        • 個別支援級への道のり
          7本

        記事

          【記事投稿】発達障害児と兄弟姉妹の関わり方~ママたちの工夫とアイデア事例集~(2023年9月)

          発達凸凹アカデミーに投稿した記事の紹介です。 私の身近では一家でグレーゾーンも含む発達障害のお子さんが2人以上いるケースがあまりなく、常に試行錯誤しながらの日々でした。 ・何でそこで喧嘩になる? ・気づいたら喧嘩になっていた… ・次男に合わせたら三男の対応に反して、三男が癇癪を起した‥‥ ・障害の軽い次男がいつも我慢しているような気がする… 我が家は、喧嘩が多発したり、片方の行動にもう片方が加担してことが大きくなってしまったりすることが多く、一時は夫婦で手分けして、次男

          【記事投稿】発達障害児と兄弟姉妹の関わり方~ママたちの工夫とアイデア事例集~(2023年9月)

          【記事投稿】1人で余暇時間を過ごす工夫(2023年12月)

          発達凸凹アカデミーのHPに記事を投稿しました。 今回は、余暇時間の過ごし方に悩むお子さんへの対応について、まとめています。 我が家の三男が小学校低学年の頃、ちょっと暇になると、「暇…」とよく言っていました。ゲームが好きなので、基本的にゲームをするのですが、そのゲームにも飽きることがあります。そうすると、何をしたらよいのかわからなくなるようで、「つまるものが欲しい」と言ってくるのでした。 ※つまるもの=つまらないの反対で「つまる」という表現をしていました。 あれは?これは

          【記事投稿】1人で余暇時間を過ごす工夫(2023年12月)

          就学前の面談(保育園編)

          ■就学までの道のり(第5弾) これまでの記事はこちら 親子であそぼう会が終わってから数日後、就学に向けて、担任の先生との面談が始まりました。 特総センターでの就学前面談も療育センターでの医師診察もこれから・・・という時期で、何を根拠に考えたらいいのか悩むときでした。それは、保育園の先生も同様で、「四男が居心地よく生活できる環境で生活できたらいいよね」という願いは共通していました。 上の子が通っていた保育園と四男が通っていた保育園。比較するわけではありませんが、四男の保育

          就学前の面談(保育園編)

          運動会(親子であそぼう会)での成長

          ■就学までの道のり(第4弾) これまでの記事はこちら 日々の遊びの中で、秋の運動会(親子であそぼう会)の種目の中にある「タッチリレー」をやったり、荒馬踊りをやったりしていることはありましたが、秋の運動会(親子であそぼう会)に向けた取り組みが本格的に始まったのは、8月の終わりだったと思います。 四男は、小さい時からクラス全体で何かに取り組むということがあまり好きではなく、活動に参加せずに見学していることが多々あったようです。「失敗への恐怖」がとても大きく、『自分ができない』

          運動会(親子であそぼう会)での成長

          就学前面談までの変化

          2023年7月上旬に療育センターの心理士さんとの面談を終えて、横浜市特別支援教育総合センター(通称:特総センター)へ書類を送付完了したのが7月末。〆切ギリギリでしたが、短期間で完了できたのは、次男三男の時にも提出した書類の控えを参考にしながら記入し、就学先の小学校の校長先生との面談も済ませられたのは、これまでの経験があったからだと思います。 ■校長先生との面談 さて、ここで校長先生との面談について、触れておきます。 通常は小学校に連絡をして、校長先生への面談をお願いする流れ

          就学前面談までの変化

          心理士さんとの面談(2023年5月)

          医師診察は早くて半年後ということで、心理士さんと四男が面談をしてみることになりました。 ■ひらがなが読めず… 心理士さんがホワイトボードを使って、四男に面談の流れを説明しました。 1.あいさつ 2.クイズ 3. おえかき 4.あそぶ こんな風に書いてありました。 「読んでみましょう」と言われて、早々と四男は固まりました。 なぜなら、四男はひらがながまだ読めないからです。 ここ最近、数字に興味を持ち始めて、1~10まで数えられるようになり、読めるようになったところでした

          心理士さんとの面談(2023年5月)

          就学を前に迷う

          四男の卒園まで残り半年。 「やはり特性があるのだろうか…」 そんなことをなんとなく感じたのは3歳くらいだったと思う。 その前からも時々アレ?!と微妙な違和感が脳裏をかすめたことはあったのですが、許容範囲?!気のせい?…と、何となくスルーしてきました。 何よりもASDの兄たちとは違ったから。 もしかしたら、私自身が受け入れたくなかったから目をつむっていたのかもしれない。 かなりの人見知り。 場見知り。 何をやるにも慎重。 自分が大丈夫だと思えばやるけど、そこまでが長い

          就学を前に迷う

          点つなぎから思うこと

          次男が不登校になってから、丸2年経過しました。とうとう3年目突入です。 この2年であったことを書き留めておきたいなと思いますが、それはまたの機会にまとめてみたいです。 正直なところ、明るい不登校児だと思っています。彼は色々な葛藤を乗り越えて今に至っているはずなので、彼の本当の気持ちはわからないですが、はたから見守っているわたし(親)の感覚です。 板書が苦手だった次男 ところで、次男は板書が苦手でした。ワーキングメモリが少なかったため、一度に覚えて書くということ、書いた後

          点つなぎから思うこと

          遅ればせながら「リエゾン」のドラマを視聴。 小児精神科医の言葉、研修医の言葉、臨床心理士の言葉…どれもいい意味で心に刺さり、とても勉強になります。 『誰でも、その人にしかできないことがある。それを生かせればいい。探しましょう』という言葉は、救われます。

          遅ればせながら「リエゾン」のドラマを視聴。 小児精神科医の言葉、研修医の言葉、臨床心理士の言葉…どれもいい意味で心に刺さり、とても勉強になります。 『誰でも、その人にしかできないことがある。それを生かせればいい。探しましょう』という言葉は、救われます。

          何で手話で話したの?と聞かれたとき

          ★前回の記事はこちら 「できるけど疲れる」という言葉に出会って|まつもとまつり|note 8月にNHKスタジオで収録をするという貴重な体験をしました。7月末から職場や自宅でも撮影やインタビューを受けており、わたしから話すときは全て手話でした。手話通訳士がわたしの手話を読み取ってくださったので、わたしの話は皆さんに伝わっています。 職場での撮影の時は、職場の人とのやり取りのシーンはわたしも音声でした。普段から音声のみでコミュニケーションをとっているので、普段通りの振る舞いと

          何で手話で話したの?と聞かれたとき

          「できるけど疲れる」という言葉に出会って

          先日、ツイッターで目にしたコメント。 今まで言葉にできないモヤモヤから視界が開けたような内容でした。 https://twitter.com/tep_kikuchi/status/1564931206910984192?t=aVBZJDvaTQozTfNVtYSmxQ&s=19 その言葉を目にしたとき… 次男に当てははまるケースだと思いました。 問題なくできることも多々ある中で、頑張ってもできないということも彼の中ではあったと思います。 例えば、板書を時間内に終えること

          「できるけど疲れる」という言葉に出会って

          登校しぶりだったわたし

          ★今までの記事はこちら 実は、中学生の頃のわたしには登校しぶりがありました。 新年度に弱かった 小学校に入学した時から新しい環境に弱く、新年度が始まって2週間くらい経つと、体調を崩していました。小1の時は3週間くらいずっと休んでいた記憶がありますが、学年が上がるにつれて、学校を休む日数も減ってきましたが、不調な身体をおして登校していたことを覚えています。 体調不良で休んでも、気持ちが休まらないのです。休んだことで遅れが出てしまうという気持ちが強かったからです。耳が聞こえ

          登校しぶりだったわたし