社会・政治を知り続けるためにオススメな4つのメディア

2021年8月7日 14:36

私たちの生活に大きく関わる政治。コロナ禍になり、政治がより身近に感じる機会も増えたのではないでしょうか。一方で「そんな政策いつ決まったの？」「今ってどんな政策が進んでいるの？」「テレビだけじゃ内容が薄くて、もっと知りたい」と思った方もいると思います。

でも忙しい日々の中で新聞を読んだり、ニュースに張り付いたりすることは難しいものです。

今回は、私自身が社会や政治の状況をキャッチアップするのに活用しているニュースメディアをご紹介します。

社会・政治がわかりやすい音声メディア4選

今回は、働きながら・家事をしながら社会や政治についてキャッチアップしていくために、音声メディアを中心にご紹介します。

『NHK RADIO NEWS』は、ニュースを淡々と読み上げていく番組です。

1時間〜2時間に1回、5分〜20分程度でその時の最新ニュースを読み上げているので、通勤やスキマ時間にざっと情報を頭にいれることができます。

朝7時、正午、夜22時は20分程度の深堀ニュースも発信されています。『NHK RADIO NEWS』はPodcastほか、ラジオアプリ「rajiko」でもライブ放送されています。

TBSラジオ『荻上チキ・Session』は、評論家・編集者としても著名な荻上チキさんとアナウンサー南部広美さんが、ニュースや社会・政治に関することを発信する「発信型ニュース」。

テレビではあまり取り上げられない、外国人問題や性的マイノリティ、障害差別などのセンシティブな問題を丁寧に紹介してくれます。

1コンテンツは7分〜40分程度で、Podcastではアーカイブをセクションごとに再生することが可能です。まとまった時間がとれるときに、情報の補完や深堀りをするのに向いています。

TBSラジオもPodcast他、ラジオアプリ「radiko」でも視聴することができます。

『Radio Dialog』は、NPO法人Dialog for peopleが発信するYouTube番組です。NPO法人Dialog for peopleは国内外の社会問題と取り上げ、発信し続ける活動を行っている団体です。

フォトジャーナリストの安田菜津紀さんと佐藤慧さんがパーソナリティを努め、身近なニュースとその日のトピックスについて取り上げています。『Radio Dialog』は国内のニュースだけでなく、海外の情勢や問題についても発信しているので、世界で起こっていることに触れることができます。

言葉の紡ぎ方がとても丁寧で、かつ心を突き刺してくるものが多いので、ぜひ1度聴いてほしい番組です。発信元団体であるNPO法人Dialog for peopleではマンスリーサポーターも募集しているので、『Radio Dialog』が素敵だと感じたらぜひこちらもチェックしてみてください！（突然の宣伝）

社会派芸人として人気の高い『せやろがいおじさん』が沖縄芸人たちや、ゲストを招いて、社会問題について面白く・わかりやすく・真面目に考えるYou Tubeチャンネル。

せやろがいおじさんが社会でスルーされそうになっている問題を取り上げて、面白く例えていきながら解説してくれるので、一見難しそうな問題を「こういうことだったのか」と腹落ちさせることができます。

ワラしがみチャンネルは、平日18:30からのライブ配信のほか、有料のメンバー登録でアーカイブも観ることができます。また、スーパーチャットでの番組参加もできるので、せやろがいおじさんやゲストの方に質問を投げかけることが可能です。

本記事では主に、音声のみでも理解できるものを中心にご紹介しています。音声の良いところは、通勤中や家事をしながら「聴いて」情報を数多に入れることができる点です。

また、PodcastやYou Tubeの番組はアーカイブが残っているので、過去の気になるニュースを遡ってチェックすることもできます。

情報を耳に入れておいて、必要に応じて深堀りしていくことで、流されがちな重要な社会問題に反応できるアンテナを貼ることができるのです。

社会や政治に関心を持つ必要性は、政治が私たちの収めている税金をもとに運用されているから。これまでは、無関心によって富裕層優遇やシニア優勢に作られてしまった社会に対し、私たち自身が監視することで自分たちが生きやすい社会に変えていくことも可能なのです。

この記事を通し、忙しい人でも社会や政治について関心を持つことができれば幸いです。

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