社会を変える【イチミクロン。】

社会をイチミクロンずつ変えていくために発信し、声をあげるマガジン【イチミクロン。】 ジ…

社会を変える【イチミクロン。】

社会をイチミクロンずつ変えていくために発信し、声をあげるマガジン【イチミクロン。】 ジェンダーをはじめとして、差別や環境保全などの社会問題をひとつずつ取り上げていきます。

最近の記事

【4.19-4.21】東京レインボープライド2024

4月19日〜4月21日は代々木公園で東京レインボープライドが開催されますよ!! レインボープライドとは、性的少数者とされているLGBTQ+の方たちの権利について考える祭典。東京レインボープライドでは、パレード行進や企業ブース、ステージなどを通して、多様性を認め合い、より自分らしく生きることのできる社会の実現を目指します。 「LGBTQ+の人」って特別?LBGTQ+という言葉を聞いて、どんなイメージを持ちますか? 特殊な人、ちょっと変わった人など…『自分たちとはどこか違う存

    • 素敵なニュースが舞い込んできましたね! 【同性婚認められていないのは「違憲状態」と指摘 東京地裁】 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240314/k10014390381000.html

      • 民主主義が崩れる音

        日本は民主国家だといわれています。多くの人が、そう、信じて疑わないでしょう。でもここ数年で行われてきたことの多くは、民主主義とは言い難いものばかりです。あまり耳慣れないけれど、実は恐ろしい『代執行』。 本当にこのままでいいのか、ぜひ一緒に考えてください。 代執行とは 代執行とは、正式には行政代執行という手続きで、都道府県が怠った事務や管理を国が代行して行うことです。 たとえば、民家の植栽が公道に大きくはみ出てしまい、都道府県で指導しても所有者が対応を怠って通行が阻害さ

        • 【3.11】あの日と今日と

          3月11日、あなたは何を思いますか? 2011年3月11日14時46分、東日本大震災がありました。13年前のことです。もしかしたら、記憶にあまりない年齢の方もいるかもしれません。 あの日は多くの方が亡くなりました。あの日は多くの方が家を失い、故郷を失いました。 だから、繰り返さないように私たちは毎年『あの日』を唱えながら、今日を生きています。 「3.11を忘れない」ということ 東日本大震災を振り返るとき、「3.11を忘れない」という言葉が使われます。 東日本大震災

        【4.19-4.21】東京レインボープライド2024

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        • 【更新記事】イチミクロン。
          78本
        • 【購入品】じゃすもんの買いログ
          6本
        • #じゃす飯 毎日ごはんと優しい世界
          5本
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        • 【記事改善】リライト・コンテンツ制作全部見せます
          5本
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        記事

          【国際女性デー】 15歳の私へ

          今日は国際女性デー。社会は少しずつ変わってきていますが、日本は先進国でも類を見ないジェンダーギャップがあります。 国際女性デーに、30歳になった私から15歳の私に伝えたいことを書き連ねてみました。 社会は思ったより生きづらい 学校教育では男女雇用機会均等法やら、男女平等を習うよね。 …嘘ではないけど、そもそも性別は男女だけでもないし、機会は均等だけど昇給は保証されていない。 だから、キャリア形成は「その通りにいかない」を前提に早め早めに行動すべし。男性と同じ温度感で

          【国際女性デー】 15歳の私へ

          悲しいニュースと寄り添い、向き合う

          2024年は元旦から能登半島地震があり、ガザ・パレスチナ問題が深刻化し、目を背けたくなるような悲しいニュースが飛び交っています。 毎日流れてくるニュースを見ていると心が辛くなることもあるでしょう。 でも、どうにかしたい という気持ちも…。今日は辛く悲しいニュースをどう受け止め、また自分のペースで行動を起こすことについてかんがえてみました。 自分の心の状態が最優先はじめに、凄惨なニュースを見聞きしたとき、何よりも大切なのはあなた自身の心を守ることです。 自分に起こったこ

          悲しいニュースと寄り添い、向き合う

          難民・移民フェスに行きました

          11月4日に開催された難民・移民フェスに出掛けてきました。日本は難民条約 加入国で、世界に難民の受け入れを表明しています。一方で、難民認定率は0.3% …。この異常な認定率の低さと、入国管理局での非人道的な長期収容は世界的に問題視されています。 今回参加したイベント『難民・移民フェス』は、そんな難民問題への問いかけや、支援、そして日本では軽視されがちな『人権』について考えるイベントです。 この日だけは国籍を気にせずに交流できる。食べ物や音楽、交流を楽しみ、人と人同士のつな

          難民・移民フェスに行きました

          今日生きているのだから

          今日は職場で初めて会った人とあっという間に打ち解けてることができて、映画やアイドルの話なんかしてみんなでキャーキャー言いながらご飯を食べて楽しかった。次会ったときはその人が特に好きな作品について聞いてみたいな。 仕事も思ったより進んだし、素敵な1日だった。 78年前… 祖父は数学が得意で敵国のミサイルを迎撃して落とす役割を担っていた。そして8月18日、特攻隊として飛ぶ予定だった。 戦争の話は全くしない人。でも「国のために飛ぶことこそが誇りだと思っていた」と言っていた。と

          配偶者や恋人を『パートナー』と呼んでみる

          最近日常会話やメディアで、配偶者や恋人のことを『パートナー』と呼んでいるのを耳にしたことはないでしょうか。 この他に、旦那さん/お嫁さん、ご主人/奥さんといった呼び名をなるべくやめたり、配偶者や恋人の性別を問わないようにしたりといった配慮が見られますよね。 なぜこのような呼び方に変わってきているのでしょうか。 今回は、呼び方から見えてくるアンコンシャス・バイアス(無意識の差別)や、呼び方ひとつで変えることのできる認識についてお伝えできればと思います。 呼び方を変えて見

          配偶者や恋人を『パートナー』と呼んでみる

          【2023年】どんな社会にしたいですか?

          あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします!! この時期、今年の抱負や目標を考える人も多いですよね。そこで、今回は「どんな社会にしたいか」を考えてみました。まだまだ先が見えないこの時期だからこそ、希望を口に出していくことは大切だと思います。 ぜひ、あなたが思い描く社会や未来も教えていただければ幸いです。 同性婚が実現した社会 日本は同性愛を法律で規制したり、否定したりしていません。 でもなぜか婚姻に対しては「両性の合意のみに基いて成立し」という部分の『

          【2023年】どんな社会にしたいですか?

          ジェンダーギャップ指数116位と肌感覚

          7月13日に世界経済フォーラムが発表したジェンダーギャップ指数で、日本は116位。G7のなかで最下位なのはもちろん、対象さんカ国が146カ国なので、他国と比べて低い順位なのは明らかでした。 ジェンダーギャップ指数は一見、国の政策や社会など大きな括りの中の話で、私たち市民には関係ないように思えます。しかし、日々 仕事をする私たちにとって大きく関わる『暮らしのこと』でした。 ジェンダーギャップ指数と社会生活 ジェンダーギャップ指数は、経済活動・教育・健康と生存・政治への参加

          ジェンダーギャップ指数116位と肌感覚

          ミニコラム | 「女性の」社会進出

          会社で『ジェンダーギャップ』のアンケートがあった。 「あなたがジェンダーギャップを感じずに働ける環境とは、どんな環境ですか?」 その選択肢のなかに「女性が働きやすい環境」というのがあって、なぜか少し絶望した。 「女性が」働きやすいのではなく、 「性別に関わらず」働きやすい社会で生きたい。 ジェンダーの問題になると、なぜか女性の社会進出にスポットが当てられてしまいがちだけど、「女性の」という頭言葉は何かモヤモヤする。 まるで女性として生まれてきたことに問題があるかのよ

          ミニコラム | 「女性の」社会進出

          「いいと思うことはやったらいい」Social Goodのはじめの一歩。

          4月1日発売の『THE BIG ISSUE VOL.428』。今回のスペシャルインタビューは歌手のAI さんでした。そのなかにあった「きれいごと」に対する姿勢に感銘を受けたのでご紹介します。 ネガティブなニュースばかり目についてしまう今、自分たちが『生きていきてきたい』と思える社会にするためのイチミクロンを考えてみませんか? Social Goodは簡単なようで難しい 社会にとって良いアクションをとる #socialgood の動きは、Z世代を中心に世界各地で広まってい

          「いいと思うことはやったらいい」Social Goodのはじめの一歩。

          紅白歌合戦をナナイロに染めていきたい

          大晦日。年末恒例の紅白歌合戦がはじまりますね。男性と女性で紅白に分かれて、音楽のチカラで競い合いながら今年を締めくくる…。でも誰が紅組で、白組かを決めるのは、もうアーティスト自身でいいのかもしれません。もしくは、どちらにも所属しないというのも面白いかも。 どっちが勝ってもいい 紅白歌合戦は女性アーティストが紅組、男性アーティストが白組に組み分けされて競い合う歌番組。 でも競い合うと言っても、紅組が勝ったからといって音楽において女性が優れているわけではありません。白組が勝

          紅白歌合戦をナナイロに染めていきたい

          偏見を裏返すと見えてくるモノ

          「こんな時間に出歩いているなんて、仕事しているだろうか」「男(女)同士であんな距離で話してるのってひょっとして・・・」日常で思ってしまう小さな偏見。考えているだけなら問題はないのですが、声に出し、近くにいる人にその考えを共有しはじめたら、あなたは偏見や差別の発信源となり得ます。 ダイバーシティや多様性が叫ばれているなか、そうはいっても気になってしまう人もいるでしょう。でもなぜ気になってしまうのでしょうか・・・? 今回は偏見や差別を裏返すと見えてくるものについて考えてみまし

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          アライ(Ally)の『あり方』 と多様性の「ある」社会

          オリパラ大会(TOKYO2020)から、注目が集まったジェンダー問題。女性蔑視反対、LGBT理解増進法案…また今年は多くのレインボープライドがオンラインで行われたこともあり、SNSやライブ配信を通してこの問題に触れる機会が多かったのではないでしょうか。 同時に、アライ(ALLY)という言葉の認知も加速しているように感じます。 一方で、アライ(ALLY)が何かのブームや、形骸化することへの懸念もあります。当事者・非当事者の構造になりがちなアライ(ALLY)について、『あり方

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