慶良間ブルーへ。
どうもこんにちは。サムネイルはアマサギです。まぁどこでも見れるんですがなんか気に入ってたので。
ドビュッシーもびっくりな亜麻色。美しい。
お久しぶりの更新は、2019年の梅雨前に、福岡の友人と行った渡嘉敷島で撮影した作品をつらつらと。
滞在日数は合計で六日間くらいだったかな。
前の機材なのでPENTAX K3ⅱ に広角写真は純正の14mm、マクロ写真はTamron 90mm macroでの写真になります。
アカマタ Lycodon semicarinatum
まぁーー本当にこの蛇の多いこと多いこと。「そこら中」という表現がぴったりかも。
オオゲジ Thereuopoda clunifera
こちらは昨年8月に開催された個展「やんばるの生 知られざる美」にも出展した作品。
山ではよく見かける種ですね。ゴキブリを走って追っかけて捕まえることができる数少ない節足動物(笑)
仰々しい見た目から敬遠されがちですが、スラッと伸びた脚と表情のある複眼はとても魅力的。
ケラマトカゲモドキ Goniurosaurus kuroiwae sengokui
目的の一つであった「ケラマトカゲモドキ」。
沖縄県指定天然記念物、国内希少野生動植物種、加えて渡嘉敷島、阿嘉島固有亜種であるというかなりの希少動物・・・なのですが、一晩で少なくとも15匹以上は見かけます。
生息場所が非常に限られるという意味合いでの「希少」でしょうね。
開発なんて迂闊にしようものなら一瞬でいなくなるでしょうねぇ。渡嘉敷狭いし。
後になって見返すとなんかこの写真、変に浮遊感あって。
騙し絵で有名なマウリッツ・エッシャーの絵みたいでお気に入りです(笑)
全く同じ強さの光をトカゲモドキの左右から当てたんだったかな。トカゲモドキの体勢も相まってこんな感じになりました。
オオゴマダラ Idea leuconoe
の、蛹です。時々見かけますがこのサナギ、金属光沢のような質感なので撮影が非常に難儀・・・。
ケラマトカゲモドキ Goniurosaurus kuroiwae sengokui
っと、よそ見をしてたら踏みつけてしまうのでお気をつけて。
真っ赤な虹彩と体の薄い紅色がこれまた素敵ですねぇ。
トカシキオオサワガニ Geothelphusa levicervix
これもまた国内希少野生動植物種で渡嘉敷島固有種。記憶が正しければ国内では確か最大になるサワガニかな。
これも目的の一つです!
実は山の中で何匹も(しかももっとでかい個体とか)見かけてるんですがあまり雨が降らなかったのもあって。。。
皆、ライトを照らすと即座に巣穴に入り込んでしまい、まるで撮影になりませんでしたとさ。
なのでまともな写真はたまたま帰り道に出てきてくれてたこの個体だけ、、、ありがとう、、、
続く。