見出し画像

朝風(ちょうふう)


かの文豪たちは、こうした表現をする言葉を喫茶店でこぞって議論し、創造してきたのでしょう。

サムネイルは前回のトビズのマクロの写真を貼り忘れたので使っただけです。どうかお気になさらず。


どうもこんにちは。本日も当ブログにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

本日のタイトルである「朝風」。
てんきごじてんにによれば「朝吹く風。日の出後、気圧の関係で陸地から海上へ、山間で山頂から谷へ吹く風。また、はやぶさの別称でもある。ちょうふう。」と書いてありました。
まるで北欧の広い草原で、大気圏から深い谷底まで一気に降っていく景色が美しい走馬灯のように見えた気分になってしまう解説ですね。

日本語の表現ではありますが、インターネットとやらは便利なやつで、脳みその補正とこれがあれば世界中どこへでも行けるわけです。


さぁさ、与太話は置いておいて。久米島の森に向かいましょう。

トビズムカデ Scolopendra mutilans


迂闊に森も歩けたもんじゃありません。10cm強はあるムカデたちがそこら中で息を潜めてるではありませんか。

古い古い、振り子時計の振り子のようにゆっくりと葉上で横たわっています。

こんな調子じゃハブに咬まれるよりも先にムカデに一発お見舞いされてしまう。そうなってはとてもかなわん!と、道を進めるのでした。


クメトカゲモドキ Goniurosaurus kuroiwae yamashinae 

時間が一瞬だけ間伸びする瞬間ってあると思うんですが、生き物たちと出会ってる時はそれを非常に強く感じますね、殊更、です。
昨日の読書とはまた異なる時間の延び方です。時間の伸び方に於いて、野生動物と読書は和室と洋室くらい違うものです。

おそらく大変集中が高まってるのでしょうが、偉く冷静な自分もいますので混乱には至らないわけです。



別の個体も近くでじっとしておりました。

環境問題やら何やらで数を減らし続ける動物たち。
親しい友人の無事を祈るように、彼ら彼女ら野生動物たちにそれと同じものを向ければいいだけのはずです。どうして聖書に「隣人を愛せ」と書いているのだろう・
私は別段敬虔(けいけん)なクリスチャンでは無いから、読んでるあなたにキリストの教えを強要するわけでは断じて無いのだけども、隣人の笑顔を見れればそれだけで幸せだと思える心は皆等しく持っているはずです。

思い出すだけです、それを。たったそれだけで何もかも解決できそうなもんですがねぇ。

話がそれました。

やたらムカデを見かける夜ですね。何かの前兆(しらせ)なのかしら。



キリがいいのでこの辺で!
それでは皆様、ごきげんよう。



お楽しみいただけましたら幸いです^^