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2024年都知事選、都議補選総括と今後の衆院選戦略について
都知事選・都議補選は都民ファの大勝利都知事選結果は小池氏が3選し、都議補選は都民3勝、自民2勝、立憲1勝、無所属3勝(都民系1勝、立憲系1勝、自由を守る会1勝)の結果となりました。投票率は60%を超え、平成以降で2番目に高い数字です。
全体的に見ると都民ファーストの会は都知事選で勝利、都議補選で3勝1敗と数字的には1人勝ち状態となりました。自民は裏金の逆風で2勝6敗、野党共闘系は善戦したものの、
2024年東京都知事選、都議会議員補選(9選挙区ごとの解説付き)の情勢と当選予想(6/28現在・随時更新)
東京都知事選は小池・蓮舫・石丸・田母神氏などが参戦。都議補選は都知事選より政局に影響あり2024年7月7日に行われる東京都知事選挙と都議会補選です。東京都知事選挙では現職の小池百合子都知事が3期目に向けて出馬を表明しました。
東京都議会では自民と都民が議席数で拮抗しており、自民、公明、都民の三者が協力しないと都政が進まない状態です。一方で立憲などの野党共闘勢力が地方議会選挙や東京15区補選などで
2024年沖縄県議会議員選挙の情勢と議席獲得予想
オール沖縄長期政権vs裏金自民沖縄県では元々米軍基地による問題がある影響でオール沖縄と呼ばれる普天間基地から辺野古基地への移設に反対するオール沖縄と呼ばれる勢力が強く、議会でも過半数を握っています。しかし、各地域の首長選ではオール沖縄の敗北が目立っており、参院選沖縄選挙区や沖縄県知事選ではオール沖縄が勝利するものの、維新票が自民候補へ一部流出するなど圧倒的優位ではなくなりつつあります。
ただ、自
政策提言(2024年版)
国会・衆議院定数は500(選挙区250比例区250)、参議院は250とする
・衆議院は小選挙区単記移譲式比例代表並立制、参議院は全国での非拘束方式比例制度とする
・企業、団体献金を禁止する
・供託金の減額
・被選挙年齢をすべて18歳へ下げる
・閣僚などの国会出席を大幅緩和させる
統治機構・公務員給料を全産業全労働者基準で連動させる
・天下りを完全禁止
・防災治安庁、歳入庁、地方自治含めた予算監視
2024年衆院選九州ブロック内の選挙区・比例情勢と当選予想
衆院選九州選挙区・比例の情勢九州では地域事情の影響があり、熊本では自民、佐賀では立憲、沖縄ではオール沖縄勢力が強かったりします。
自民は選挙区では特段大きく変動は起きないでしょう。比例では自民6議席、公明3議席予想です。
野党共闘陣営では選挙区で都市部中心の選挙戦となるのでしょうか。一方で沖縄では2021年衆院選で与野党一騎打ちの構図で3区と4区を落としており、維新や参政の状況次第では有利にな
2024年衆院選四国ブロック内の選挙区・比例情勢と当選予想
衆院選四国選挙区・比例の情勢四国で全体は自民と公明が強いです。野党では徳島は維新、香川は国民、高知は共産が得票数で野党第一党という感じです。
自公は2021年衆院選で選挙区は都市部中心に苦戦しました。今回も選挙区当選者はほぼ変わらない可能性が高く、選挙区選出議員比例復活はできるでしょう。一方で比例枠では維新と国民との争いが予想され、自民は2〜3議席、公明1議席の予想です。
野党共闘勢力は選挙区
2024年衆院選中国ブロック内の選挙区・比例情勢と当選予想
衆院選中国選挙区・比例の情勢
中国地方では長年自民と公明の力が強く、選挙区で大抵与党有利です。都市部でも自民が強い傾向です。
自民・公明はこれといって選挙区で大きく議席を減らすことはなく、堅調な戦いをしそうです。比例は自民が4〜5議席、公明が1議席獲得予想です。一方で広島3区2人と山口4区の現職が単独比例へ移ることで単独比例候補者が当選する確率は下がります。
野党共闘陣営では選挙区当選を増や
2024年衆院選近畿ブロック内の選挙区・比例情勢と当選予想
衆院選近畿選挙区・比例の情勢近畿では大阪含む関西圏で維新が勢力拡大傾向です。大阪都市圏である京都や西宮などでは維新が既に得票数で第一党になってたりします。そのため関西では事実上、自民と維新の二大政党制での選挙戦となります。
維新は大阪の選挙区に加えて兵庫などで選挙区当選するなど議席が大幅に増えるでしょう。これに伴い、京都や滋賀などでも維新比例復活議員が誕生する勢いです。比例では10〜15議席予想
2024年衆院選東海ブロック内の選挙区・比例情勢と当選予想
衆院選東海選挙区・比例の情勢東海地域では長年連合の力が強く、民主系(立憲・国民)が一定の力を持ちました。しかし、2021年衆院選で野党共闘したのにも関わらず、共産に対する反発で連合票が自民へ流れてしまった影響で愛知や三重では接戦の末、自民候補が選挙区当選したところが多発しました。今回は連合と関係が親しい国民民主党が擁立に積極的になることが考えられるため、前回みたいに連合票が自民へ流れることはないと
もっとみる2024年衆院選北陸信越ブロック内の選挙区・比例情勢と当選予想
衆院選北陸信越の選挙区・比例の情勢北陸信越地域は2021年衆院選では長野で自民が勢いを伸長させました。また、北陸地域では維新が得票を増やしました。自民が強いことには変わりありませんが、野党では新潟と長野は立憲、富山が維新、長野中部と石川、福井では立憲と維新の力が拮抗という感じです。
自民は選挙区でどうなるかは情勢次第で維新擁立見送りが自民が有利になったりする場合があるなど、読めません。また、石川
2024年衆院選東京ブロック内の選挙区・比例情勢と当選予想
衆院選東京選挙区・比例の情勢東京都は2023年統一地方選で多くの自民・公明議員の落選が相次ぐ一方で、立憲・維新・都民ファ・国民・れいわの議席数が増えました。特に都心部では政党勢力の三極化が近づいていることとなります。
自公は支持率低下に加え、特に東京では統一地方選での得票率下落が深刻です。実際に京都でも起きており、選挙区は都心部で立憲と維新に苦戦し、比例でも自民5議席、公明が1議席予想されます。
2024年衆院選南関東ブロック内の選挙区・比例情勢と当選予想
衆院選南関東の選挙区・比例情勢南関東では自民や立憲、維新などが選挙区で擁立しまくっているため、争いが激化します。選挙区では都市部中心に激戦となりそうです。比例定数は23と少数政党が議席獲得や躍進しやすい地域です。
自民は選挙区で現状維持前後ですが、比例枠争いで他野党と激しく争うと思います。前回は8議席獲得でしたが、今回は伸び悩むでしょう。公明は2議席です。
野党共闘勢力は選挙区で大勝するために
2024年衆院選北関東ブロック内の選挙区・比例情勢と当選予想
衆院選北関東の情勢北関東地域では埼玉県では野党共闘勢力が強く、それ以外は与党が強い傾向です。一方で日立地域では国民が強く、都市部全体的には維新が勢力拡大しています。
自民は選挙区でそこそこ善戦しますが、比例で維新と国民との枠争いで今回は苦戦し、伸び悩むでしょう。比例では自民は5〜6議席、公明は2議席と見ています。
立憲は維新と共産からの刺客擁立で選挙区当選は伸び悩むでしょう。比例でも国民への得
2024年衆院選東北ブロック内の選挙区・比例情勢と当選予想
衆院選東北選挙区比例の情勢について東北地方では近年は自民が強く、21年衆院選では小沢王国と呼ばれた岩手3区で小沢一郎氏が選挙区落選するなどの番狂わせが起きました。しかし、直近の傾向では自民支持率低下や他政党の台頭などで都市部中心に与野党拮抗の勢いだと推測しています。
与党陣営では自民が比例単独候補最大2人の予定のため、選挙区で落選が相次ぐと自民現職議員の落選が出ることが考えられます。また、山形を
2024年衆院選北海道ブロック内の選挙区・比例情勢と当選予想
2024年衆院選北海道選挙区比例の情勢と予想北海道では伝統的に社会党が強く、その地盤が立憲へ引き継がれています。
しかし、2019年北海道知事選挙で自民系の鈴木直道氏の当選、地域政党である新党大地支持層の自民流出が起きてからは自民に勢いがでてきており、21年衆院選では本来立憲が優勢だった選挙区で他野党支持層一部を確保して自民候補が当選ということがありました。そのため、自民と立憲は拮抗という感じと