2024年衆院選北海道ブロック内の選挙区・比例情勢と当選予想

2024年衆院選北海道選挙区比例の情勢と予想

北海道では伝統的に社会党が強く、その地盤が立憲へ引き継がれています。

しかし、2019年北海道知事選挙で自民系の鈴木直道氏の当選、地域政党である新党大地支持層の自民流出が起きてからは自民に勢いがでてきており、21年衆院選では本来立憲が優勢だった選挙区で他野党支持層一部を確保して自民候補が当選ということがありました。そのため、自民と立憲は拮抗という感じとなっています。また、札幌圏では維新が台頭しつつあります。


自公は札幌圏では接戦、それ以外の選挙区は相手の実力次第では有利に戦えるでしょう。比例では自民は3議席、公明は1議席予想です。

立憲は21年衆院選で北海道6区を落とすなど伸び悩みました。さらに維新と共産の刺客擁立による票流出は脅威でどうなるかは読めず、情勢が変動しやすいです。とはいえ立憲の得票率自体は自民と公明の支持率低下で一定の力は示せるでしょう。

維新は23年統一地方選で札幌を中心に地方議員を誕生させています。衆院選でも札幌中心に擁立し、2014年以来の比例で1議席獲得となるでしょうか。擁立に積極的なら2議席も不可能ではありません。


比例北海道議席予想

定数8
自民2~3~4
立憲2~3~3
維新0〜1〜2
公明0〜1〜1
共産0~0~1
国民0~0~1


選挙区予想

◎優勢
○やや優勢
□接戦(先行)
■接戦(追う)
△やや不利
▲不利
◆かなり不利
☆比例復活の可能性あり


選挙区獲得議席予想
自民3〜5〜12
立憲0〜6〜9
公明0〜1〜1


北海道

1区
道下大樹(立憲)□
加藤貴弘(自民)■
小林悟(維新)▲

2区
松木謙公(立憲)○
高橋祐介(自民)△
山崎泉(維新)▲☆

3区
荒井聡(立憲)□
高橋宏嘉(自民)■☆
鳥越良孝(維新)▲

4区
中村裕之(自民)□
大築紅葉(立憲)■☆

5区
和田義昭(自民)○
池田真紀(立憲)△

6区
東国幹(自民)□
西川将人(立憲)■☆

7区
鈴木貴子(自民)○
篠田真保子(立憲)△


8区
逢坂誠司(立憲)□
向山淳(自民)■

9区
山岡竜丸(立憲)□
堀井学(自民)■☆

10区
稲津久(公明)□
神谷裕(立憲)■☆

11区
石川香織(立憲)□
中川郁子(自民)■☆

12区
武部真(自民)○
川原田英世(立憲)△

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