僕の恩師 Yコーチ ~理想の指導のお話~
こんばんは!ジャパニーズネルソンです。
本日は、僕の恩師のお話をできたらと思います。
僕は小学生のころから高校生まで日本とアメリカ、両方で野球をしてきました。
中学生のころの監督さんは、日本の全国大会にも出場したことのある名将で、決して若くはないのですが今でも監督を任されています。
高校時代の監督もアメリカの大学の最高峰、"College World Series" (写真上)で選手として優勝経験のある方で、監督としては高校トップリーグにあたるトーナメントの州制覇を4度 成し遂げている名将でした。
経歴からお分かりいただけるように、お二方とも人生で尊敬する人の一人なのですが、今日紹介する恩師は小学生のころまでさかのぼった「Yコーチ」のお話です。
この方は元プロ野球選手の古田敦也さんをイメージしていただければ、みなさんでも想像しやすいかと思います。(以下Yコーチ)
このYコーチが恩師である理由なのですが、小学生時代、僕は野球があまり上手ではなく、スタメンでもあまり活躍できない選手でした。
野球をやる以上は勝ちを目指して練習することが当たり前なので、下手な僕は他の選手に比べて「質のいい練習」をできないでいました。
しかしYコーチは僕の為に、毎週個別で練習を手伝っていれました。
先ほど言ったように Yコーチは古田さんのような方で、いわゆる「野球IQ」が高い方でした。
それにも関わらず Yコーチは下手な小学生の練習に手伝ってくれ、練習が終わったら毎回一緒にグランド整備までしてくれました。
また、練習で失敗しても「自分で考えさせる指導」をされる方だったので、自分のミスを自分で考えることができました。
今となっては、Yコーチの指導なしでは高校まで野球を続けていなかったとよく思います。
大学に入ってから野球は引退してしまったのですが、野球以外の分野でも、Yコーチの指導方法や考え方は今でも参考にしている部分があります。
で、最近気づいたのが
「人を変える指導は人生を変える」
と言うことです。
何が言いたいかわかってもらえたでしょうか?
つまり人を指導する際には、「その人の人生」を見据えて指導しなければならないということです。
例えば野球でミスをしたとしましょう。ここでコーチが「ここがダメだ。だからこうしろ!」といえば、野球はうまくなるかもしれません。
しかし、「ここはよかったけど、どこがいけなかったと思う?」と聞いた方が、その子にとっての主体性が生まれます。
だから目の先の問題を叱るのではなく、その問題を使って人として成長させてあげる、そんな指導が必要とされているのだと思います。
時にはイラっとして感情に任せ、怒ってしまうことがあるかもしれません。
しかし本当に相手のことを想う教育をしたいなら、相手にまず考えさせる。
そうすることで長い目で見た時、成長できる一番の過程なのかな、なんて思いました。
偉そうに申し訳ありません!
でもこういう考え方もあるんだな、と感じてくれれば幸いです!
ではまた明日!おやすみなさい。
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