第二新卒「自分らしく働く」を目指す社員の話。
日本の雇用形態として一般的ともいえる「新卒・一括採用」。しかしながら最初から本当に自分に合う企業に出会うことは、とても難しいことだと思います。
そんななか、新卒の売り手市場や人手不足という状況の後押しもあって、近年注目度が高まってきている「第二新卒*」という存在。
実は日本ベネックスにも、第二新卒で入社した社会人2年生の社員がいます。今回はそのヒト、庄司さんに第二新卒での転職や今の仕事についてお話を伺いました。
(聞き手:社長室 手島)
1.きっかけは健康第一
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簡単に仕事の内容を教えてください。
庄司:
メインは発電所のO&M(オペレーション&メンテナンス)です。各発電所の発電量等の遠隔監視や異常発生時の対応、点検業務の手配などをしています。基本はオフィス内での仕事ですが、不具合の原因を探るため、たまに現場に出ることもあります。
あとは発電所にかける保険への加入など諸々の契約を進めたり、noteを書いたり。最近は仕事の幅が広がってきて、メインの仕事がよく分からなくなってきてます(笑)
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本当にいろいろやってる(笑)。noteの件、お世話になってます!
庄司:
どの仕事もまだ分からないことが多くて、教えてもらいながらやっている状態ですけどね。
庄司さんの担当記事の一部↓↓↓
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庄司さんはいわゆる第二新卒人材として入社したわけですが、今やっている業務って前職でもやっていたんですか?
庄司:
全くやったことないです!すべてが新しい仕事です。
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おお!じゃあ全くゼロからのチャレンジなんですね。
ところで転職しようと思ったきっかけはなんだったんですか?
庄司:
「健康でありたいな」って思ったことですかね。
前職も仕事内容は面白いし、やりがいはあったんですけど、労働時間などの働き方や空気感があまり合わなくて。心身を健康に保つためにも環境を変えたいなと思って、転職しました。
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社会人1年目での転職、不安はなかったですか?
庄司:
なんとなく、辞めても何とかなるかな・・・って(笑)。あまり不安はなかったです。
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辞めても何とかなる、かあ(笑)。確かにそうかも。
庄司:
まず3年やってみて・・・ってよく言われますけど、無理する必要はないのかなって。なんにでも向き不向きはあるし、若い頃の貴重な2~3年を棒に振るくらいなら!という勢いのままの転職でしたね。
もちろん1社目で長く続けられたらそれは良いことだと思うけど、職場環境って、実際入社してみないと本当のところは分からないし。
2. 私らしく働くための活動軸
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転職活動の軸って、ありましたか?
庄司:
「自分でも続けられそう」という軸で仕事を探しました。やりたいこともなく、社会人1年目だからスキルもなかったので・・・。事務系の職種で絞ったのと、残業時間や福利厚生の条件で見ていました。
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前職の知識を生かせる仕事を、とは考えなかったんですか?
庄司:
前職の業界には一切こだわりませんでした。仕事内容も雰囲気も、自分には合わないことは分かったので、いっそ真逆でもいいなと思って(笑)。
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なるほど。
そんななかで日本ベネックスに入社しようと思った決め手は何だったんでしょうか。
庄司:
直観ですね。会社ホームページを見たり、面接で社長の小林さんと話す中で、古くから製造業を続けている地方の会社でありながら柔軟に新しいものを受け入れられる雰囲気を感じたので、ここなら大丈夫そうだと思いました。
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結構偶然の出会いだったんですね。
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地元(宮城県)を出て、東京で働くことに抵抗はなかったですか?
庄司:
ありませんでした。「東京に出るなら若いうちかな、一旦出とくか~」くらいの考えでした。大学も実家から通っていたので1人暮らしをしたことが無く、このままで良いのか?と思ったのも家を出てみようと思ったきっかけです。
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転職に関する事象全てに対して、フットワークが良いですね!
庄司:
最初はうじうじ考えちゃうんですけど、ある一定のラインを超えるとどうでもなれ!と開き直れちゃいます。これまでも何とかなっているので、いいかなって!
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初めての1人暮らし、実際どうですか?楽しい?
庄司:
それなりに楽しくやってます。ご飯作ったり、いっぱい寝たり・・・
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自由を謳歌してますね~
3. 新卒と第二新卒
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第二新卒入社で求められる能力に、新卒とは違うなと思ったことってありますか?
庄司:
社会人としてのマナーやスキルがある程度身についているかどうかは、より見られているのかなと思いました。私自身ができているかは不安ですが・・・(笑)。あと、分からないことが多いのは新卒とそう変わりませんが、人に聞いたり調べたりして自分から情報を取りにいく姿勢は求められると思います。新卒と違って、みっちり研修があるわけではないので。
でも質問内容や失敗への許容度が大きいのは、まだ新卒と一緒ですね。
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全く異なる業界への転職、初めてのこともたくさんあったと思います。仕事していくうえで、気を付けていること・心掛けていることってありますか。
庄司:
「都度調べる、質問する」をやって、わからないことをわからないままにしないように気を付けています。今はまだ質問がしやすい年齢・社歴だと思うので、気軽に質問するようにしています。
みなさん快く教えてくますが、一旦自分で考えたうえで「〇〇だと思いますが、合っていますか?」とか「Aだと~で、Bだと~ですが、どう判断すればいいですか」というふうに聞くようにしています。
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自分で考えたうえで、わからないことを明確にして質問しているんですね。質問される側も仕事や返答がやりやすそう。
他に、質問する上での庄司さん流のコツってありますか?
庄司:
質問はメールですることが多いのですが、なるべく「最初に質問、自分の考えを後ろに」するように気を付けています。
メールを推敲するのに時間がかかっちゃうことも結構あるんですけどね。
4. 当たり前のことを当たり前に
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今後の目標を教えてください。
庄司:
仕事を的確にやる、スピードを速めることで、幅広くいろんなことをできるようになりたいです。
まだ時間がかかる内容が多い一方で、仕事は増えていくので、今はキャパオーバーになりがちです。でも仕事だけが人生ではないので、プライベートの時間も大事にしたいと思っています。
1つ1つの仕事を丁寧だけど素早くやって、自分にとって丁度良いワークライフバランスを取れるようにしていきたいです。
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うん、うん。
庄司:
「出世したい!」とかの野心はあまり無いのですが、任された仕事に対しては妥協したり手を抜いたりはしたくないです。
今は、メールはすぐ返すとか、頼まれたら取り掛かりは早くするとか、そんな当たり前のことをきちんと積み重ねていけるように頑張ろうって思っています。
おわりに
実はあまり向上心とか野心がなくて・・・と言いつつも、やるべきことにしっかり取り組んで仕事の幅を広げ続ける庄司さん。自分の価値観を大事にするために環境を変えつつレベルアップをしていく姿は、第二新卒者はもちろん、多くの若手にとってもお手本になるのではないでしょうか。
私も見習いたいです!
お読みいただき、ありがとうございました!
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